「PTAの歌」っていう曲があるのを初めて知りました。
気になってYouTubeで聴いてみましたが、
かなり地味な曲調で
歌いたくなるような曲ではありませんでした。
ですがシンボルマークはなんだか可愛いです。
貴重な3連休中に、PTA広報委員会の取材の仕事があり
小樽まで行ってきました。
2日間に渡って
PTA北海道ブロック大会という大きな研究会が開かれており、
教育関係のどっかの偉いお爺さんが記念講演をしたり、
テーマごとにグループに分かれて
ディスカッションをしたりする大会です。
会場の市民会館は小樽らしく坂の上にあって、
古いけど良く手入れがされているステキな洋館風の建物でした。
今回の私の仕事は「子どもと読書 本のある家庭教育」
がテーマの研究会を取材すること。
区のPTA会報誌の一部に載せる250字程度の小さな記事。
被写体はおじさんばっかりだし…と、適当に写真を撮っていたら
途中からグループディスカッションに強制参加させられることに!!
しかも私が入れられたのは
札幌・小樽近郊の小中学の教頭先生や教師が
ズラッといらっしゃるグループではないですか…。
紺のスーツにネクタイ姿で
まじめに教育問題を語り合う男の先生たちの輪に投入された、
《黄色いコーデュロイのポッテリとしたパンツに
白鳥柄の紫の靴下》というふざけた格好の私…。
そんな私にも平等に話をふってくる先生たち。
仕方なく子育てと本について思うことを話すと、
みなさん真顔で「ほぉ〜」と感心しながら頷いてくれました。
さすが先生たち、聞き上手でもあるのです。
しかし、絵本=好きな分野とはいえ
(何を真面目に語ってるんだ、私!)と思ったら
途中から笑いが込み上げてきて困りました。
そんなわけで約3時間半(!)の会が終わりました。
任務終了。先生たちからの「このあとの懇親会は出られないんですか?」
の社交辞令をうまくかわし、ダッシュで向かいましたよ、
南樽市場へ。
札幌への帰り道にあるので、美味しい魚を買おうと
ディスカッション中に考えていたのです。
夕方だったので、市場では値下げが始まっていました。
身がふっくらおいしそうなホッケや刺身用の大きなイカを買ったら、
「もう店じまいだから」と
おばちゃんがイカのゲソをいっぱいくれました。
楽に済ませるつもりだった取材は思いのほか疲れたので、
網の上でゲソを炙りながらビールを飲み、
ささっと簡単な夕食を作ってゆっくり過ごしました。