先日、息子の高校の進路説明会がありました。
この間入学したばっかりなのにもう進路の話?とは思いましたが、
2021年から大学入試制度が大きく変わるとのことで
「情報を収集して早めに対策するのは大事なのだな。」
でもそう思うのは私ばかりで、
当の本人にはそんな意識は全くありませんでした。
ドッと疲れて帰りは甘いものを食べたくなり
アフタヌーンティールームに寄り道。
夕方5時過ぎだったけど、季節限定の
「渋皮栗と焼きぶどうのモンブランパフェ」を食らってやったわ!
そんな息子と最近はよく一緒に映画を観ています。
公開初日に4DXでアニメ・ワンピースの新作「スタンピード」を。
今回はテレビアニメ化20年記念の作品だったので
オールスター勢揃いのお祭りストーリーでした。
それにしても4DXのシステムというものは
椅子が動くのはもちろん、
風が吹いてきたり匂いや水しぶきが出てきて、
映画を身体ごと楽しめるのが最高です。
映画がアトラクションになるなんて
すごい時代になったものだなぁ。
松坂桃李の出演した作品で映画館で見逃したものは
全部潰していこうと思っていて、
ミステリーやサスペンスものが好きな息子も楽しめるよう
「不能犯」のDVDをレンタルしてきました。
マインドコントロールで人を死に追いやる不能犯と、
彼に翻弄される警察との戦いを描いたサスペンススリラー。
ストーリーはまぁまぁ面白かったし
不気味で邪悪な桃李くんの存在感は光っていたけど、
刑事役の沢尻エリカの台詞回しが大げさで芝居じみていて興ざめ。
この作品はDVDでちょうど良かったかな。
「打ち上げ花火 下から見るか?横から見るか?」は
中学生男女のタイムリープもの。
大ヒットした「君の名は。」が公開されたあとに上映されたため
二番煎じと酷評されたらしい。(息子情報)
米津玄師とDAOKOの挿入曲「打上花火」が好きだし
気になっていたから、という理由で息子が借りてきました。
ふんふん。
映像はすごくきれいだったし
プールで泳ぐ女の子の美しさや
それにドキドキする思春期の男の子の心情を
瑞々しく描いていたと思うけど、
女子への妄想を圧倒的な映像美で表現した
壮大な中二病的物語と言ってしまうこともできる。
脚本はなるほど、大根仁。
ついでにこちらは2人で映画館で観てきたばかりの
伊藤智彦監督最新作「ハローワールド」。
2027年から2037年の未来の京都が映画の舞台だったのですが、
おなじみの京の街並みがまるで写真のように
鮮明なアニメーションで描かれていて、ワクワク。
聖地巡礼に行ってしまうファンの気持ちが少し分かったような。
「過去のある出来事を変えるために
2037年のボクが2027年のボクに会いに来る」という
この作品もまたもやタイムリープものでした。
そして、切ない青春ラブストーリー進行中かと思いきや
ラストで急に本気のSF映画にギアチェンジしてきて驚きました。
天地が激しくひっくり返ったり
京都タワーが頭上にぶっ飛んできたり。
はちゃめちゃな映像世界は
ディカプリオの「インセプション」を思い起こさせました。
だけどどうしてでしょう?
タイムワープが出来、ひみつ道具を持つ
SFアニメの先駆者といえば「ドラえもん」がいますが、
ドラえもんの映画の方がずっと泣けちゃうんだよな。
ついでに言っちゃうと。
愛だの恋だのがテーマの最近のこれらのアニメ映画よりも、
仲間を助けるために戦い、長い航海の旅を続けるルフィたちの
「ワンピース」の世界の方が
私にはずっと面白く感じるのです。