いつも何度でも

  • 2019.11.11 Monday
  • 01:02








『呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも心躍る 夢を見たい

かなしみは 数えきれないけれど
その向こうできっと あなたに会える』


これは私の好きな映画「千と千尋の神隠し」の主題歌
「いつも何度でも」の一節。
この曲をiPhoneから流しながら、
ある10月の晴れた日に父の納骨をしてきました。


納骨の作業をしてくれた業者のおじさんが帰ったあとは
お経を読むお坊さんも呼ばず、
母と妹と私の3人だけで花を生けて
父が好きだった六花亭のお菓子を並べて
静かに手を合わせてきました。


『さよならのときの 静かな胸
ゼロになるからだが 耳をすませる

生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんなおなじ』


父がこの世界からいなくなってしばらくは
なんだか近くにいるような気がしていたけれど、
この日の空を見上げていたら
今はもうこの空の上にいるのだなぁと思えてきました。





納骨、一周忌法要を済ませたあと11月3日の命日に
一年間どこにも旅行にいかなかった母を連れて
妹と姪も一緒に女だらけの温泉旅行に出かけてきました。


写真を見ると季節が突如秋から冬に飛んでいるように感じますが、
ここは大雪山連峰、旭岳の山の中にあるホテルです。


標高1000メートルを超える場所に建つホテルですから
秋模様だった下界とは気温が違い、
朝起きたら一面の雪景色になっていて驚きました。





前にも一度泊まったことがあるこのホテルは
食事も部屋も温泉もぜんぶがちょうど良い塩梅。
母にのんびりしてもらうために選びました。

木の温もりがあって
山の別荘みたいな雰囲気が素敵なんです。




バー「イコロ」。
倉本聡先生あたりがスコッチを飲んでいそうなムードです。





ディナーは鉄板焼きと鍋までついた
お腹満腹の和食コースを。

女4人で何を話したか全く思い出せないのですが、
めいめいが好きなことを気ままに話していたのでしょう。
ストレスフリーな家族での食事は楽しいものです。

食事後みんなで入った露天風呂も、もちろんいいお湯でした。




そうそう。
女ばかりの旅行ですから、道中のカフェ休憩もだいじなイベント。

行きは旭川・東川町にある「北の住まい設計社」のカフェに。





ここ、「まだかな?本当にこの道沿いにあるのかな?」と 
運転しながら不安になるほど人里離れた場所にあるカフェでしたが、
来てみてよかった。

設計事務所がやってるお店だけあって
内装がすごくおしゃれで、
道産野菜を使ったピザやニョッキも優しい味でした。





 旅の帰り道は日本一長い直線道路である
滝川〜光珠内間の国道12号線をひたすら走り、
美唄市にある「SHIRO CAFE」に寄りました。

美唄で生まれた自然派化粧品のSHIROが経営するお店で、
田舎道に突如現れるお洒落な建物に吸い寄せられる車で
パーキングはいっぱい。





満席だったので座るのにちょっと待ちましたが、
焼き立てのビーガンパンケーキが最高に美味しかったので
待った甲斐がありました。

おまけに、がごめ昆布とアサリでスープをとった塩味のパスタが
びっくりするほど美味しくて。
(カフェのパスタだからって
期待してなくてすまなかった、というくらい。)

調べたらSHIROは今や自由が丘にも支店があるほど人気店と知り、
いやはや大変失礼いたしました。


父弔いの女旅はこれにて、無事終了。

父には出来なかった親孝行を
残された母にはこれから少しずつしていきたいな
と思っております。

どうか、その時間がまだまだたくさんありますように。


海は知っている(函館記 最終回)

  • 2019.10.30 Wednesday
  • 23:57




一晩明けて快晴の函館。

何の映画だったか思い出せないくらい
いろんな映画のワンシーンに使われているこの坂道を通って
帰る前にみんなで「立待岬」に寄りました。



岬は津軽海峡に向かってそびえ立つ断崖絶壁にあります。
ポカポカと日差しが柔らかく、空気が澄んでいたので
肉眼で下北半島が見えました。

遠泳でたどり着けるくらい近いような気もするけど、
ここからイカ釣り漁船がたくさん出航するってことは
さすがに泳いで渡るのは無理な距離か…





などとボーっと考えていたのですが
気づけば息子はテノール歌手ばりに
気持ち良さげに歌い上げているではないですか。
周囲にたくさんの観光客がいるのも構わず。

「海は見ている 世界の始まりも
海は知っている 世界の終わりも」

これはアニメ「ONE PIECE FILM Z」 の劇中に出てくる
「海導」という名曲で私も大好きな歌。
なるほどこの海を見ていたら歌いたくもなるよねー





札幌に向かう道中、七飯町の大沼公園に寄りました。

大沼は子どもの頃に家族で遊びに来て以来の
とても懐かしい場所。

誰かが描いた油絵のような美しい景色を見ていたら、
ここに連れてきてくれた時の
若き父と母の姿がふっと思い出されました。




湖の傍に建つ素敵なレストラン「ターブル ドゥ リバージュ 」の
テラス席でランチをとることにしました。





湖の上をクルーズしながら
ランチやティータイムを過ごすことも出来るみたい。素敵!

テラス席も良かったけど
次回は予約してクルーズしたいって思いました。





大沼牛とひこま豚のハンバーグランチを食べた後
お父さんのビーフシチューのルゥを奪って
新たに頼んだライスを浸してそれも平らげた息子。

そのあと鼻歌交じりで
レストラン周辺の水辺を散歩し始めました。

「フラミンゴがいる!」と叫ぶので
「え?まさかでしょ」と見に行くと白鳥でした。

しばらくして今度は「白鳥がいる!」
(だから白鳥はいるんだって)と思いながらまた見に行くと、
アオサギでした。

なぜ鳥の判別がつかないのかな…と心配になりましたが
もともと野生児だった彼、最近またよく喋るようになったし
なんだか大いに自然を楽しんでいるんじゃないか…?


反抗期から完全に抜けたことを感じる旅行でもありました。





ラムヤートで夕食にするパンを買いたいなと思い
大沼の次は洞爺に寄り道しました。






いつ来てもどっしりと穏やかに迎えてくれる洞爺湖は
変わらない昔からの友だちのような安心感があります。

雪が降ると湖面はさらに神々しく変化するみたいなので
こんどは冬に来よう、と思いながら…

ラムヤート店主がこの日一番うまく焼けたと言った
ひまわりの種のパンを買って
陽が傾きかけた道を家路に向かって車を走らせました。



HaKoBAで合宿気分(函館記3)

  • 2019.10.27 Sunday
  • 23:16







ホテル好きな私、今回の旅も
お手頃でちょっと面白いホテルを予約しました。

海沿いで函館山ものぞめる好立地に建つ
「ホテルHakoBA」。




古い美術館と銀行をリノベーションしているそうで、
ところどころにその名残を残しているのが面白い。



私たちが泊まったのは2段ベッドが2組置いてある
『おしゃれな合宿所風』の部屋でした。
男2人のいびきがうるさくて、本当に合宿所のようでした、、、




シャワー、トイレは部屋の外にあり他のお客さんと共用でしたが、
清潔、かつスタイリッシュ。全く問題なし。

そればかりか、いい匂いの金髪のツーリストのお兄さんと
朝の挨拶をかわしたりして、ますます合宿気分になりました。





朝ごはんを食べたレストランスペースやホテルの共用スペースには、
札幌が誇るデザインユニット、wabisabiの作品が飾られています。





ロビーも部屋も「船の中」をイメージしているそうで、
海の町・函館にぴったりではないですか。





おまけに屋上には簡単な調理ができる共用の給湯室があり
その部屋のドアの向こうには
函館山から町、海までが360度ぐるっと見渡せる
潮風が気持ち良いテラスがあったのです。


シーズンにもよりますが
この時期は一泊朝食つき4000円ちょっとで泊まれるこのホテル。
また函館に来る機会があれば次も泊まりたいと思う
ステキな場所でした。

「ホテル愛」が高まりすぎてつい長くなりました。

旅行記は次回で最終回となります→→


夜景を背にマッスルポーズで(函館記2)

  • 2019.10.27 Sunday
  • 21:10







息子にとっての函館旅行のメインイベント、
マッスルセミナーの終了時間が迫ってきたので
観光地からまた車を走らせ、お迎えに。

会場となったジムの前にはマッスル野郎たちが
マッスル先生を囲んでの撮影会で
大盛り上がり中。
一種独特の雰囲気でした。

私も車の中から息子憧れのgenkiさんやシャイニー薊さんら
マッスル先生たちの信じられないくらい盛り上がった筋肉と
分厚いカラダを目の当たりにし、大興奮。

息子は普段トレーニングに使っている
腰用のぶっとい革ベルトにサインをしてもらった上に
マッスルポーズで一緒に写真を撮ってもらい大満足のようでした。





さて、三人揃った夜。
夕ごはんはやはり美味しい刺身が食べたいねと
うちのグルメナビゲーターが予約しておいた居酒屋「函館山」さんへ。





鮮度のいいイカは透き通っていてコリッコリですが、
札幌でもほとんど食べられないそんなイカを
まだ生きている状態でいただきました。
セミナーが充実していたためか機嫌よく喋りよく食らう息子を見て、
連れてきてよかったなぁと。

魚介が美味しすぎることもあって
ビールや日本酒がすすむ私たちでした。







食事のあとは函館山に上り、夜景を見たのですが
少し霧が出ていたのにもかかわらずこの美しさでした。

なんてロマンチックなのかしら…とうっとりしていたのも束の間、
「撮ってくれ」と息子に言われ
夜景をバックにマッスルポーズで何枚も写真を撮らされました。

マッスルマンはナルシスト。


函館 マッスル旅(函館記1)

  • 2019.10.24 Thursday
  • 00:42








中学3年間をバスケに捧げた息子ですが、
いま彼が夢中になっているのは筋トレによるボディーメイク。
将来なにかの道につながりそうなほど
かなりストイックに鍛えています。

そんな彼が大尊敬する、
フィジークや格闘技の選手たちが東京からやってきて
函館で「筋トレセミナー」を開くというのです。

「行ってみたい…」と遠慮がちに言ってきた彼の希望を
叶えない母ではありません。
部活の遠征みたいなものだし!

「じゃあ私が車で連れて行ってあげるよ!
(ついでに旅行できるし)」ということで
函館一泊旅行をしてきました。






函館に来るのは久しぶり。
息子がセミナーを受けている4時間の空き時間は
夫と町を散策してまわりました。





教会と墓所巡りが好きな私にとって函館は絵になる場所が多く、
シャッターを切る手が止まりません。




墓地は海に面したところにあってなんだかロマンチック。
いつも潮風に吹かれながら眠るなんて。





いくつかある美しい教会の中でも私が一番惹かれたのは
「聖ヨハネ教会」です。

なんてカッコいいデザイン!
四方に扉があるのは、どんな人にも福音が届くように
との願いが込められているのだそうです。
そんなウエルカムな姿勢にもかかわらず
どこかSF的で前衛的な雰囲気を感じさせるという、
そのギャップがいい!

この建物、空から見下ろすと十字架に見えるそうで。

きっとこの教会にはキリスト教信者だけでなく、
宇宙人もやって来ているに違いないでしょう。




「トラピスチヌ修道院」。
ここは修道女の方たちが生活している場所なので
一番大きな建物には観光客は入れません。



「ああ。修道女の方たちの生活をのぞいてみたい。
あのかわいい修道服を着て、
祈りの時間や賛美歌を歌う時間にさりげなく参加してみたい。」

とそんなことを思いながら
外からマリア様の聖なる姿を涙目になりながら見上げておりました。




トラピスチヌ修道院に来なければ買えない
すてきな箱に入ったマダレナをお土産に。

最初、マダレナ?なんじゃそれは、と思いましたが
マドレーヌのフランス語表記なのでした。





それからこちらは修道女の方たちが作った
くるみ人形の根付です。

ふわふわのフエルトのお花の中で
愛らしい母子が微笑んでる!

その姿の愛らしさとキッチュな色づかいにやられ、
くるみ人形は今回いちばんの自分用のお土産になりました。


函館旅日記は次回に続きます→→

パーラーとビーズの付け襟/東京記2

  • 2019.07.21 Sunday
  • 23:43







宿泊した青山の小さなホテル。
私の部屋の壁紙はラブリーなバラ柄でした。




この壁紙、よーく見ると白いネコがいます。
マグカップにもネコがついていたり。
この日は不在でしたがフロントには本物のネコが
支配人として鎮座している時もあるそうで、
猫好きの女性に人気があるホテルなのでした。




渋谷駅も表参道駅も歩いて10分以内でいける便利な場所にあり
朝ごはんも美味しかったし、再訪もありだなと思えるホテルでした。




さて二日目の朝は渋谷で拾った財布を届けるために交番に寄ったあと、
国立新美術館に行って「クリスチャン・ボルタンスキー」の展覧会を鑑賞しました。




ボルタンスキーはフランスの現代アート作家。
展覧会を観るのは初めてでしたが、すごく好きな世界でした。





何十枚もの死んだ人のモノクロ写真が天井からぶら下がって
揺れていて、、 この白いカーテンの向こうはたぶん黄泉の国なのでしょう。




ライトを使った祭壇のようなものもあったり。

ものすごく乱暴な表現をすると
「めっちゃハイセンスでアーティスティックなお化け屋敷」のよう。
生と死、現世と来世の間を浮遊してきたような感覚になりました。






昼からは浅草方面に移動。

スカイツリーが真正面に見えますが
空は梅雨の時期の東京らしく重い雲が立ち込めていました。





ヴィンテージ生地やテープなど手芸用品を扱う「緑園」さんに友人と一緒に初in。

いつもはオンラインショップを利用しているのですが
実店舗に来るのははじめて。

東欧の生地やリボン、ビニールのお人形や絵本。
古くてチャーミングなものが溢れる店内と、初めて会えた店長さんに
ワクワクしっぱなしでした。






押上にある伝説のカフェ、「吾妻橋パーラー」にて
冷たいビールを飲みながらひと休み。

このお店、人情味溢れるマダムと
まるで50年代の映画「アメリカングラフティ」から飛び出してきたような
カラフルスイートな内装に惹かれ訪れる女子が引きも切らないお店。

それだけじゃなく、
地元のおじいちゃん、おばあちゃんにも
しっかり愛されてるところがいいんだよね。




パーラーではちょっとだけ古着や雑貨も販売していたのですが
ビーズがいっぱい縫い付けられた付け襟を見つけたので買いました。

こんな襟がついたカーディガン、
サザエさんのタイコさんが着ていそうだ。(ザ・昭和な雰囲気)

お値段なんと650円。
ワンピースやTシャツにつけてたくさん使おう。

とっても良い買い物をしました。



キネマと恋人/東京記1

  • 2019.07.14 Sunday
  • 10:15







先月、お芝居を観るのがメインの目的で東京に遊びに行きました。


朝はやくの便で羽田に着き、
そのまままっすぐ宿泊先の青山にあるスパイラルに寄ってみたら、
マリメッコのテキスタイルデザイナーだった
石本藤雄氏の展覧会が開催されていました。

いつもどこかしらで楽しい展覧会が催されている、
それが東京なのだ。





館内のレストランでは内装とメニューがマリメッコとのコラボ仕様になっていて
私が通されたテーブルには黄色いお花のテーブルクロスが。

マリメッコのテキスタイルってどの柄もたいてい朗らかでハッピーで、
心が華やぎます。




三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで観たお芝居は
ケラリーノ・サンドロヴィッチ作演出
「キネマと恋人」です。

2016年に各種演劇賞を受賞していますが
今回は新たな演出を加えた再演で
この日が来るのを3月からずっと楽しみにしていました。


映画監督ウディ・アレンの映画「カイロの紫のバラ」
にインスパイアされた本作品。

舞台は大正ロマンの香りを残しつつ
昭和モダンが花開いた1930年代の日本、
架空の「梟島」という港町。

この町に住むちょっとオツムが弱いがチャーミングなハルコと、
銀幕のスター真坂寅蔵(と中の人・高木高助)との
ファンタジックで切ない三角関係の、恋物語。






恋する時の高揚感、人間の愚かさと可愛らしさ、
そして映画愛に満ちた…
とてもロマンティックな舞台でした。

演者はナイロン100℃の役者を中心に
みなさん素晴らしい実力の持ち主ばかりだったのですが、
やはり主役の緒川たまき、妻夫木聡、ともさかりえ の3人の演技が
とにかく圧巻でした。


純粋無垢でチャーミングなふたりの姉妹が話す
奇妙な方言が耳障りがよくて、
ずーっと梟島の世界に浸っていたかったほど。


場面転換でのダンスや音楽、
映像と芝居をリンクさせる場面などは
相変わらずのスタイリッシュさで唸りました。

ラストはまさかの悲しすぎる結末だったので
胸がギュッと締め付けられて辛かった。
でも多分こういうラストだからこそ
大好きなフェリーニの映画「道」みたいに
きっといつまでも忘れらないシーンになるのだろうなと思いました。






芝居後はこの素晴らしい舞台を一緒に観てくれた
東京の友人と中学生のお嬢さんと、
そのままシトシト雨が降る三軒茶屋の街に流れ、
京風お好み焼き屋で乾杯。

流行りのタピオカ屋さん→パブというコースで
感想と近況を語り合う楽しい夜を過ごしました。


東京 アートの小さな旅 2.

  • 2019.06.02 Sunday
  • 13:49








札幌から持参した佐藤珈琲のドリップパックで
ゆっくりコーヒーを淹れて
スッキリと目覚めた2日目の朝。

宿泊した三田のアパホテルの目の前に
(初アパ。シンプルで快適だった)
六本木行きのバスが来る停留所があったので
飛び乗ったまでは良かったのですが。

違うルートのバスだったことが分かり、途中下車。

毎回細かくスケジュールと移動手段を決めて行動するのに、
肝心な方向や車両をよく間違う私。
そんな時は迷わず地元人らしき方に道を聞く!





そんなわけで、赤ちゃんを抱っこした
親切な若いパパに教わったとおり
違うバスに乗り換えて無事六本木ヒルズに到着。

現代アートの展覧会
「六本木クロッシング 2019展 つないでみる 」を観に
53階の森美術館までエレベーターでギューンと。

六本木クロッシングは3年に一度開催されている
現代アートの展覧会。

いまどんなアーティストが注目されているのか知りたくて、
またかっこよく言うと今の時代の空気を感じに。
欠かさず観に来ています。





難しいことを考えず
感じるままに眺められるのが現代アートのいいところ。

「 人工的な恋人と本当の愛 / 林 千歩」は 配置された無機的なモノから
エロティックな連想を脳内で引き起こさせるという面白い作品でした。






「A LIVE UN LIVE」は
ファッションブランド、アンリアレイジと
東大研究所のコラボ作品で
低沸点液体を素材に入れたドレスが体温や光に反応して
色を変化させながらクルクル回るというもの。

音楽はサカナクションの山口氏が担当していて、
最先端テクノロジーとアート、ファッション、音楽の融合という
最もトーキョーらしい作品を観たという印象を持ちました。





床に貼られた白と黒の市松模様の上を歩く観客は、チェスの駒になる。

「鏡の国のアリス」より
「Although king logs others 王様は他人を記録する / 津田道子 」。
私もアリスのつもりで鏡に映り、作品の一部になってみました。


日本のアーティスト25組による60点の作品をゆっくり観ていたら
時間があっという間に過ぎていてびっくり。

隣でやっていた「ムーミン原画展」も気になったけど
他にも東京は観たい展覧会ばかり、キリがありません。

毎日何かしら開催されているアート展に
都内に住んでいたなら時間を作って足を運べるものですが、
今は厳選するしかありません。





森美術館から徒歩で青山まで20分。
表参道のCallのテラス席にて、
カレーライスとオオヤコーヒーのアイスコーヒーで
早めのお昼ごはんを食べました。


母の日でもあったこの日。夜ごはんはうちの男性2人が
九州料理店でのご飯を予約してくれていて、
早めの飛行機で札幌に帰ることにしていたので
このランチが最後の予定になってしまいました。

気持ちがいいので外での食事が大好きなのですが、
東京にいるとより積極的にテラス席を希望します。
(強烈な紫外線を浴びながら。)

やっぱりどんなにガードしても
うっすら薄黒くなってしまいますね…。
それほどに関東の陽射しは強いです。




【家族や友人へのお土産】

Call のグロッサリーストアで食材やお酒をあれこれ買って
宅配便で送ってもらったら
後日こんなにすてきな梱包で届きました。

ガラスやお菓子が壊れないようにとの気配りの
パッキンひとつずつがかわいすぎます。


スパイラル5階にあるCall は衣食住すべてが揃う
生活雑貨ストアで、
オーナーの意向で雇用年齢制限は100歳というお店。

上はたしか御歳85歳までの女性店員が
生き生きと働いている場なのであります。

人生の大先輩の優しいアドバイスやおススメで
おいしく安全で珍しい調味料や食材が買えるし
心温まる交流がのちの旅の記憶になるので、
ついついまた行きたくなる素敵なお店なんです。

東京へ アートの小さな旅 1.

  • 2019.06.01 Saturday
  • 11:14








うわ、もう6月。
記憶がおぼろげになる前に書き留めておかなきゃ、東京日記。

思えばひとりで飛行機に乗って旅行するのは約一年ぶりのこと。
昨年は夏から受験や父のことで旅どころじゃなかったから。

空港から直行したかったのは東京ステーションギャラリー。
その前にお昼ごはんを食べなきゃね。
建物の輪郭が濃くなり、夏の気配を漂わせる東京の空。





東京に来るとおいしいお店ばかりで
短い滞在のだいじな一食に迷いますが…
お昼ごはんは串揚げの名店「はん亭」の
丸ビル支店に入りました。

東京駅が一望できるベストポジションに案内してもらい
冷えたビールを一杯。

東京らしい品の良い串揚げをサクサクつまみながら
一泊二日をどう有効に使うか
移動手段も細かく決めての作戦会議をしました。





東京駅丸の内駅舎のドームにはいつもうっとり。

東京ステーションギャラリーは
このドームの中に入り口があります。



「ルート・ブリュック 蝶の軌跡展」。

ルート・ブリュックはフィンランドを代表する女性の陶芸家で、
日本で大規模な展覧会をやるのは初めてだそう。




この色づかいと女3人ティータイムの構図、
これは絵本の1ページですか〜?
(あ、いやこれはお皿なのだ
なんと細部までアートなんだ!)と
と胸が高まりました。

初期の作品には、どれも詩的で童話的な楽しさがありました。





陶芸でこんなことができるのかと驚く表現の豊かさと
色の組み合わせの妙にハッとさせられ、
離れて見た時の全体の美しさに圧倒されました。

ルート・ブリュックは
蝶の研究家だった父を亡くしてからしばらくは
カラフルな蝶の作品ばかりを作っていて、
そのコーナーはものすごく切なかった。


歳を重ねるごとに色が消えて、
晩年の作品は白と黒になっていったところにも
彼女の人生哲学を見たような気がしました。




東京ステーションギャラリーの螺旋階段は
天井のライトまでアール・デコ。
足を止めずにいられません。





さぁ、つぎの街は私にとっての聖地、白金台へ。

かれこれ20年来愛用しているブランド、ミナの
秋冬コレクションの展覧会を見ることも今回の大きな目的でした。

ああ、懐かしきこの入り口の向こうに、
かわいいあの子たちと夢の世界が。

雪降る次の季節が楽しみになるような
デザイナーの変わらぬ情熱とクリエイションを感じる洋服たち。

そして自分たちの作ったものを心を込めて紹介してくれる
変わらないスタッフのみなさんの姿に
やっぱりファッションていいなぁ!と心が震える時間でした。




夜は久しぶりに会った大学時代の友人と
double maisonを覗きつつ神楽坂をブラブラ歩き。

お洒落な女子でいっぱいの
ヌーベル・シノワ的な中華料理店で語り合いました。


変なホテル 銀座

  • 2018.06.15 Friday
  • 00:03








修学旅行中の息子を追いかけてきたわけじゃないけど
新幹線で降りた駅は、大好きな街・東京でした!

チェックインした《変なホテル》のフロントでは
ロボットレディが迎えてくれました。

ニュースでも話題になっていた《変なホテル》が
3月に銀座にオープンすると知り、
息子の修学旅行の日程が出てすぐに予約したのでした。

こちらのロボ美ちゃん(と隣にもう1人いるロボ子ちゃん)は、
客が近づくとクネクネ動き出し、
ニヤニヤ笑いながら世界各国の言葉で
「いらっしゃいませ、変なホテルへようこそ!」
と言ってくれます。

しかし それ以外の仕事はしません。

後ろにいる本物の人間レディが
チェックイン手続きをしてくれました。

ひとしきりロボ美ちゃんたちを観察したあと、
部屋に荷物を置いて
少し遅い夕飯にと美味しいおでん屋へ。




それにしても、しばらく来ないうちに銀座は
sixは出来てるわ、日産のギャラリーは超かっこいいことになってるわで、
東京オリンピックに向けてますます近未来化していくのでしょう。





HERMÉSのショーウィンドウ、
砂糖菓子みたいなオブジェが飾ってあってかわいかった!






《変なホテル》の朝ごはんは、カフェから貰ってきて
部屋で食べることができます。

窓の外を眺めながらベッドの上でゆっくり食べられるのがいい。


それより何より、このホテルで一番気に入ったのは
全室に「LG スタイラー」という
クリーニングマシーンが設置されているところ。




(これ、これ ↑)

これがかな〜りの優れものでした。

ロッカー程の大きさのクローゼット型マシーンに
一日中着てヨレヨレになった服をかけると、
ホコリや皺、花粉、匂い、目に見えないよごれなどを
高温スチームと振動でクリーニングしてくれるんです。


出張で上京したお父さんたちもこれがあると
翌朝は居酒屋臭も消えて
クリーニング仕立てのバリッとしたスーツが着られます!


他にも、部屋の電気関係のスイッチは
備え付けのiPhoneひとつでできるし、
廊下掃除はルンバがやってたし。

《変なホテル銀座》は変などころか
便利・快適・リーズナブルと文句なしの未来型ホテルでした。


京都の《アンテルーム》もそうだけど
部屋の設備やアメニティは機能的でお洒落でシンプル、
ごはんは美味しい、泊まって楽しいサプライズがある…
そして安い!!

大都市にはこんなホテルが増えてきているように感じます。


次回泊まってみたいのは、
泊まれる本屋、《BOOK &BED》です。
新宿や池袋、京都、福岡にもあるみたい。

って、ホテルについて語り出したら
あっという間に文字数が増えてしまいました。


東京で訪ねた場所については、
また改めて書くことにします。

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嘘とミシン商品取扱い店『 me chill 』

札幌市中央区南1西17 1-18 白樺ビル5階 502号室 011-676-4898 10時open~18時30分最終受付 日・祝 定休

『 雑貨店 fève』

札幌市白石区東札幌2条2丁目1-19 011-878-0330

嘘とミシンの作品通販サイト『minne』

http://minne.com/usotomishin

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