エレクトロニック名古屋旅《2》チームラボ

  • 2020.02.16 Sunday
  • 19:27




ピンクのランドリーボックスがかわいかった朝のホテルの風景。

旅の宿は2週間前にオープンしたばかりの
名古屋駅近くのホテルを予約しました。

チェックインは自動機器でのキャッシュレス決済のみ。

最近は人間と一言も交わさず
チェックインができてしまうホテルが増えたし
道はスマホが教えてくれる。

でも、せめて部屋の片付けをしてくれる清掃の人と
廊下ですれ違うときは元気に挨拶をしたいし、
道に迷ったら地元の人に聞く方が早い。
(いま皆マスクしてて声をかけづらいけど)

そんな風に思う私です。






名古屋といえばコメダでしょ。
朝ごはんは霧雨降る中歩いて近くの「コメダ珈琲」へ。

そういえば父はここの「あんバタートースト」が大好きで
入院中も「またあれを食いたい」と言っていたから
私たちが代わりに食べたことで良い供養となったでしょう。





2日目は名古屋市科学館でのチームラボの展覧会に行きました。

チームラボは2001年から東京大学大学院生を中心に
アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、
そして自然界の交差点を模索しているアート集団であり、
学際的なウルトラテクノロジスト集団です。

今回遊びに行った「学ぶ 未来の遊園地」は
共同的な創造性、共創(きょうそう)をコンセプトにした
教育的なプロジェクト。

他者と共に世界を自由に創造することを楽しむ
「遊園地」なんだとか。




入場者参加型の展覧会で
世代関係なく楽しめるサイエンスアート。
全国で大人気なのがよく分かりました。

展示室は一歩入れば光と音の交差するエレクトロワールド。




花と共に生きる動物達 /
Animals of Flowers, Symbiotic Lives

写真を撮れば【即席・蜷川実花風】に。
写真映えする姪の姿をたくさん撮りました。




まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり /
Story of the Time when Gods were Everywhere

壁に映し出された象形文字や動物や花に触れると、
その文字がもつ世界が表れ、物語が生まれます。

ほかの人が呼び出した映像とお互いに影響を与えながら
その瞬間にしか見られない世界を創っていくところが
美しい万華鏡の中に入り込んだかのようでした。




グラフィティネイチャー - 山と谷 /
Graffiti Nature - Mountains and Valleys

私の履いていたシルバーの靴に寄ってきたとかげ達。

動物は、ほかの動物を食べることで増え、
食べられた動物は死んでゆく。

自然界の摂理を表現しているこの空間で
小さな子どもたちはみんな無邪気に遊んでいたけれど、
目に映る幻想的で哲学的な世界に
私はひとり静かに感動していました。




お絵かき水族館 / Sketch Aquarium


自分が描いた海の生き物の絵をスキャンすると
それがプカプカ泳ぎながら登場する
ワクワクな水族館。

ここで私は自分のクラゲを泳がせたかったけれど、
最終日ということもあってお絵かきコーナーは大混雑。
今回はちびっ子達に機会を譲りました。




光のボールでオーケストラ / Light Ball Orchestra

触れると色が変わり音を出す風船。
無心になってつい風船の反応を試し続けてしまう、
そんな無邪気な大人と子どもたちでいっぱいでした。






名古屋では他に行きたいアンティークショップや
洋服屋さんもあったのですが、
チームラボでいっぱい遊んでお腹が空いたので、
空港に行く前に高島屋の上階にある大好きな「鼎泰豊」に行き、
小籠包とチャーハンでひとやすみしました。





チョコ好きの姪が頼んだチョコレート小籠包。
ひとつ貰ったらものすごく美味しくてびっくり。
さすが鼎泰豊。


滞在中、食べ物を手にしたら必ず
「ともちゃん食べる?」と言って気遣いしてくれるのが
息子と違って新鮮だったし、嬉しかった叔母なのでした。


女同士の小旅行、つぎはどこへ行こうかな!

エレクトロニック名古屋旅《1》Perfume

  • 2020.02.16 Sunday
  • 17:51








今週土日は姪と一緒にPerfumeのライブを観に
名古屋へ行ってきました。


札幌にPerfumeが来てくれたのは一昨年の11月3日のこと。
この日も私は姪と一緒にステージを楽しんでいました。

ライブ終演のアナウンスが流れる中、iPhoneの電源をオンにすると、
入っていた10件近くの着信から
父が病院で倒れて亡くなったことを知りました。


その時のショックでPerfumeの曲は聴けなくなったし、
いつもは大好きなキラキラと輝くものも
しばらくは眩しすぎて辛かったです。


でもよく言われるように肉親を失った哀しみは
時とともに少しずつ癒されていくものです。

1年半が経とうとする今、
あらためてPerfumeのライブに足を運び、気持ちをリセットして、
あの時の嫌な記憶を塗り替えて前に進みたいと思うようになりました。


そんなこんなであの時の2人でやって来たのです。
はるばる名古屋ドームに!




名古屋ドームって大きいな!
札幌とは規模が違う。

コアな男性ファンも多いPerfume、
開演前から地鳴りのような野太い声援が鳴り響き、
宇宙船が降り立ったのかと思うほどの
眩い光とレーザービームの中登場した3人。






断言します!Perfumeの魅力はライブにあり!

最新映像テクノロジーを駆使した近未来的なステージ、
天才中田ヤスタカによる踊れるテクノポップ、
そしてドール体型のキュートな3人の
一糸乱れずシンクロする天才的で芸術的なダンス、
全部が体感できるのはライブしかありません。

今回のライブはほぼダンスナンバーばかり。
ガッツリ騒いで踊らせてもらって、
滞在中に重めな名古屋メシを食べたにも関わらず、
私、1.5キロ体重が減りましたー。

ファンを大事に、飾らないMCも魅力のPerfume。

偶然にもこの日はPerfumeのムードメーカーである
あーちゃんの31歳のバースデーでした。
会場が一体となってハッピーバースデーを歌ったため
感激屋の彼女はヒクヒクと泣き出し、
飾らない言葉で心からのお礼を何度も言うので
こちらも貰い泣き。


「みんなが私たちをキラキラさせてくれるの。
普段は私、ただのイモの女だからー!」って
最後は叫びながら会場から消えて行った姿が可笑しくて。

感謝と努力を忘れずいつも全力の彼女たちのパフォーマンスは
だから超一流で骨太でカッコいいんだよー。




夜ごはんはホテルそばの名古屋メシが食べられる居酒屋へ。


名古屋コーチンの手羽先(甘辛くてパリッパリ)や
どて焼きの味噌カツに冷えた生ビール、
おいしくて旅気分を満喫しました。



姪とはライブの感想はもちろん、
昼間の私の失敗談で何度かゲラゲラ笑い、
楽しいお疲れさん会となりました。


※私の今回の失敗

セントレア空港から名古屋駅まで
ミュースカイという指定席切符を買ったのに
切符に印字されている到着時刻を出発時刻だと見間違えていて
待合室でのんびり過ごしている間に電車が行ってしまった件。

また、地図がさっぱり読めず方向音痴な私は
この他にも色々やらかしたのですが
(ひとり旅では珍道中はいつものこと。)

「これは私がしっかりしなきゃマズい」と気づいた姪は、
それからは急に道や時間の確認を自らしてくれるようになりました。

しっかり者の母(妹)がついているので
いつもはノンビリ屋の姪。

今回はそんな彼女が私のおかげで成長する旅でもありました。。(コラ!)

銀座、ショーウィンドウとラウンジの夜

  • 2019.12.13 Friday
  • 00:20







 たった一泊の東京滞在ですが、今回宿泊先に選んだ街は銀座。

「TheRoyalpark Canvas」。

まるでカフェかセレクトショップかと見紛うような
こじんまりとしてお洒落な外観に期待が高まりました。




 部屋はシックなダークブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気。
(伊勢丹のメンズ館のような…)
写真では見づらいかもしれませんが
クローゼットコーナーに
小さな真鍮のカバくんが飾られていたのもツボでした。




近頃の小さなお洒落系ホテルは
気張らずくつろげるカフェスペースはもちろん、
ジムやギャラリーなど滞在中にホッとできる
共有スペースがあるのが特徴かもしれません。

今回は利用しなかったのですが
このホテルには屋上にテラスがあるレストランバーがあり
飲みながら銀座の夜景を楽しめるそうです。




 銀座のバーでハイボールでも一杯飲もうかと
夫と23時過ぎにホテルから街に出たのですが、
目当てのお店は臨時休業。
その他も銀座のお店は殆どが23時半〜24時には閉店とのことで断念。

仕方なく近くのコンビニで缶ビールとつまみを買ってホテルに戻り、
このラウンジスペースで話しながら飲みました。

バーは残念でしたが
誰もいないこのラウンジで飲むのも意外に快適で。


また泊まりたいなぁと思う便利でお洒落なホテルでした。





入れるバーを探して彷徨った銀座の街。
真夜中のハイブランド巡りがとても楽しかったです。

昼間はとても入店できないような所でも
ウィンドーショッピングならいくらでもできます。




ロエベ。
イギリスの陶芸家ウィリアム・ド・モーガンが描いた
奇妙な動物たちをモチーフにしたコレクション。
贅沢極まりない手仕事の素晴らしさをガラス越しに眺めて興奮。





資生堂パーラーのウィンドーは毎回本当にキュートで
好みじゃない時がないです。





 資生堂パーラーの店員さんになってお菓子の箱にリボンを巻いたり
プレゼントボックスの形をしたチョコレートケーキを包んで
お客様に渡したりしたいなぁ、、など
想像の世界が広がりました。






ノエビアではロビーでサヴィニャックの絵画展を無料でやっていました。

さすが銀座だ、ふとっぱら。





これは新しくできたホテル、ヒルトンのウィンドー。

何歳になってもサンタさんを見つけると嬉しくなります。





キラキラ。
やっぱり銀座はいつまでも憧れの大人の街です。


いつも何度でも

  • 2019.11.11 Monday
  • 01:02








『呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも心躍る 夢を見たい

かなしみは 数えきれないけれど
その向こうできっと あなたに会える』


これは私の好きな映画「千と千尋の神隠し」の主題歌
「いつも何度でも」の一節。
この曲をiPhoneから流しながら、
ある10月の晴れた日に父の納骨をしてきました。


納骨の作業をしてくれた業者のおじさんが帰ったあとは
お経を読むお坊さんも呼ばず、
母と妹と私の3人だけで花を生けて
父が好きだった六花亭のお菓子を並べて
静かに手を合わせてきました。


『さよならのときの 静かな胸
ゼロになるからだが 耳をすませる

生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんなおなじ』


父がこの世界からいなくなってしばらくは
なんだか近くにいるような気がしていたけれど、
この日の空を見上げていたら
今はもうこの空の上にいるのだなぁと思えてきました。





納骨、一周忌法要を済ませたあと11月3日の命日に
一年間どこにも旅行にいかなかった母を連れて
妹と姪も一緒に女だらけの温泉旅行に出かけてきました。


写真を見ると季節が突如秋から冬に飛んでいるように感じますが、
ここは大雪山連峰、旭岳の山の中にあるホテルです。


標高1000メートルを超える場所に建つホテルですから
秋模様だった下界とは気温が違い、
朝起きたら一面の雪景色になっていて驚きました。





前にも一度泊まったことがあるこのホテルは
食事も部屋も温泉もぜんぶがちょうど良い塩梅。
母にのんびりしてもらうために選びました。

木の温もりがあって
山の別荘みたいな雰囲気が素敵なんです。




バー「イコロ」。
倉本聡先生あたりがスコッチを飲んでいそうなムードです。





ディナーは鉄板焼きと鍋までついた
お腹満腹の和食コースを。

女4人で何を話したか全く思い出せないのですが、
めいめいが好きなことを気ままに話していたのでしょう。
ストレスフリーな家族での食事は楽しいものです。

食事後みんなで入った露天風呂も、もちろんいいお湯でした。




そうそう。
女ばかりの旅行ですから、道中のカフェ休憩もだいじなイベント。

行きは旭川・東川町にある「北の住まい設計社」のカフェに。





ここ、「まだかな?本当にこの道沿いにあるのかな?」と 
運転しながら不安になるほど人里離れた場所にあるカフェでしたが、
来てみてよかった。

設計事務所がやってるお店だけあって
内装がすごくおしゃれで、
道産野菜を使ったピザやニョッキも優しい味でした。





 旅の帰り道は日本一長い直線道路である
滝川〜光珠内間の国道12号線をひたすら走り、
美唄市にある「SHIRO CAFE」に寄りました。

美唄で生まれた自然派化粧品のSHIROが経営するお店で、
田舎道に突如現れるお洒落な建物に吸い寄せられる車で
パーキングはいっぱい。





満席だったので座るのにちょっと待ちましたが、
焼き立てのビーガンパンケーキが最高に美味しかったので
待った甲斐がありました。

おまけに、がごめ昆布とアサリでスープをとった塩味のパスタが
びっくりするほど美味しくて。
(カフェのパスタだからって
期待してなくてすまなかった、というくらい。)

調べたらSHIROは今や自由が丘にも支店があるほど人気店と知り、
いやはや大変失礼いたしました。


父弔いの女旅はこれにて、無事終了。

父には出来なかった親孝行を
残された母にはこれから少しずつしていきたいな
と思っております。

どうか、その時間がまだまだたくさんありますように。


海は知っている(函館記 最終回)

  • 2019.10.30 Wednesday
  • 23:57




一晩明けて快晴の函館。

何の映画だったか思い出せないくらい
いろんな映画のワンシーンに使われているこの坂道を通って
帰る前にみんなで「立待岬」に寄りました。



岬は津軽海峡に向かってそびえ立つ断崖絶壁にあります。
ポカポカと日差しが柔らかく、空気が澄んでいたので
肉眼で下北半島が見えました。

遠泳でたどり着けるくらい近いような気もするけど、
ここからイカ釣り漁船がたくさん出航するってことは
さすがに泳いで渡るのは無理な距離か…





などとボーっと考えていたのですが
気づけば息子はテノール歌手ばりに
気持ち良さげに歌い上げているではないですか。
周囲にたくさんの観光客がいるのも構わず。

「海は見ている 世界の始まりも
海は知っている 世界の終わりも」

これはアニメ「ONE PIECE FILM Z」 の劇中に出てくる
「海導」という名曲で私も大好きな歌。
なるほどこの海を見ていたら歌いたくもなるよねー





札幌に向かう道中、七飯町の大沼公園に寄りました。

大沼は子どもの頃に家族で遊びに来て以来の
とても懐かしい場所。

誰かが描いた油絵のような美しい景色を見ていたら、
ここに連れてきてくれた時の
若き父と母の姿がふっと思い出されました。




湖の傍に建つ素敵なレストラン「ターブル ドゥ リバージュ 」の
テラス席でランチをとることにしました。





湖の上をクルーズしながら
ランチやティータイムを過ごすことも出来るみたい。素敵!

テラス席も良かったけど
次回は予約してクルーズしたいって思いました。





大沼牛とひこま豚のハンバーグランチを食べた後
お父さんのビーフシチューのルゥを奪って
新たに頼んだライスを浸してそれも平らげた息子。

そのあと鼻歌交じりで
レストラン周辺の水辺を散歩し始めました。

「フラミンゴがいる!」と叫ぶので
「え?まさかでしょ」と見に行くと白鳥でした。

しばらくして今度は「白鳥がいる!」
(だから白鳥はいるんだって)と思いながらまた見に行くと、
アオサギでした。

なぜ鳥の判別がつかないのかな…と心配になりましたが
もともと野生児だった彼、最近またよく喋るようになったし
なんだか大いに自然を楽しんでいるんじゃないか…?


反抗期から完全に抜けたことを感じる旅行でもありました。





ラムヤートで夕食にするパンを買いたいなと思い
大沼の次は洞爺に寄り道しました。






いつ来てもどっしりと穏やかに迎えてくれる洞爺湖は
変わらない昔からの友だちのような安心感があります。

雪が降ると湖面はさらに神々しく変化するみたいなので
こんどは冬に来よう、と思いながら…

ラムヤート店主がこの日一番うまく焼けたと言った
ひまわりの種のパンを買って
陽が傾きかけた道を家路に向かって車を走らせました。



HaKoBAで合宿気分(函館記3)

  • 2019.10.27 Sunday
  • 23:16







ホテル好きな私、今回の旅も
お手頃でちょっと面白いホテルを予約しました。

海沿いで函館山ものぞめる好立地に建つ
「ホテルHakoBA」。




古い美術館と銀行をリノベーションしているそうで、
ところどころにその名残を残しているのが面白い。



私たちが泊まったのは2段ベッドが2組置いてある
『おしゃれな合宿所風』の部屋でした。
男2人のいびきがうるさくて、本当に合宿所のようでした、、、




シャワー、トイレは部屋の外にあり他のお客さんと共用でしたが、
清潔、かつスタイリッシュ。全く問題なし。

そればかりか、いい匂いの金髪のツーリストのお兄さんと
朝の挨拶をかわしたりして、ますます合宿気分になりました。





朝ごはんを食べたレストランスペースやホテルの共用スペースには、
札幌が誇るデザインユニット、wabisabiの作品が飾られています。





ロビーも部屋も「船の中」をイメージしているそうで、
海の町・函館にぴったりではないですか。





おまけに屋上には簡単な調理ができる共用の給湯室があり
その部屋のドアの向こうには
函館山から町、海までが360度ぐるっと見渡せる
潮風が気持ち良いテラスがあったのです。


シーズンにもよりますが
この時期は一泊朝食つき4000円ちょっとで泊まれるこのホテル。
また函館に来る機会があれば次も泊まりたいと思う
ステキな場所でした。

「ホテル愛」が高まりすぎてつい長くなりました。

旅行記は次回で最終回となります→→


夜景を背にマッスルポーズで(函館記2)

  • 2019.10.27 Sunday
  • 21:10







息子にとっての函館旅行のメインイベント、
マッスルセミナーの終了時間が迫ってきたので
観光地からまた車を走らせ、お迎えに。

会場となったジムの前にはマッスル野郎たちが
マッスル先生を囲んでの撮影会で
大盛り上がり中。
一種独特の雰囲気でした。

私も車の中から息子憧れのgenkiさんやシャイニー薊さんら
マッスル先生たちの信じられないくらい盛り上がった筋肉と
分厚いカラダを目の当たりにし、大興奮。

息子は普段トレーニングに使っている
腰用のぶっとい革ベルトにサインをしてもらった上に
マッスルポーズで一緒に写真を撮ってもらい大満足のようでした。





さて、三人揃った夜。
夕ごはんはやはり美味しい刺身が食べたいねと
うちのグルメナビゲーターが予約しておいた居酒屋「函館山」さんへ。





鮮度のいいイカは透き通っていてコリッコリですが、
札幌でもほとんど食べられないそんなイカを
まだ生きている状態でいただきました。
セミナーが充実していたためか機嫌よく喋りよく食らう息子を見て、
連れてきてよかったなぁと。

魚介が美味しすぎることもあって
ビールや日本酒がすすむ私たちでした。







食事のあとは函館山に上り、夜景を見たのですが
少し霧が出ていたのにもかかわらずこの美しさでした。

なんてロマンチックなのかしら…とうっとりしていたのも束の間、
「撮ってくれ」と息子に言われ
夜景をバックにマッスルポーズで何枚も写真を撮らされました。

マッスルマンはナルシスト。


函館 マッスル旅(函館記1)

  • 2019.10.24 Thursday
  • 00:42








中学3年間をバスケに捧げた息子ですが、
いま彼が夢中になっているのは筋トレによるボディーメイク。
将来なにかの道につながりそうなほど
かなりストイックに鍛えています。

そんな彼が大尊敬する、
フィジークや格闘技の選手たちが東京からやってきて
函館で「筋トレセミナー」を開くというのです。

「行ってみたい…」と遠慮がちに言ってきた彼の希望を
叶えない母ではありません。
部活の遠征みたいなものだし!

「じゃあ私が車で連れて行ってあげるよ!
(ついでに旅行できるし)」ということで
函館一泊旅行をしてきました。






函館に来るのは久しぶり。
息子がセミナーを受けている4時間の空き時間は
夫と町を散策してまわりました。





教会と墓所巡りが好きな私にとって函館は絵になる場所が多く、
シャッターを切る手が止まりません。




墓地は海に面したところにあってなんだかロマンチック。
いつも潮風に吹かれながら眠るなんて。





いくつかある美しい教会の中でも私が一番惹かれたのは
「聖ヨハネ教会」です。

なんてカッコいいデザイン!
四方に扉があるのは、どんな人にも福音が届くように
との願いが込められているのだそうです。
そんなウエルカムな姿勢にもかかわらず
どこかSF的で前衛的な雰囲気を感じさせるという、
そのギャップがいい!

この建物、空から見下ろすと十字架に見えるそうで。

きっとこの教会にはキリスト教信者だけでなく、
宇宙人もやって来ているに違いないでしょう。




「トラピスチヌ修道院」。
ここは修道女の方たちが生活している場所なので
一番大きな建物には観光客は入れません。



「ああ。修道女の方たちの生活をのぞいてみたい。
あのかわいい修道服を着て、
祈りの時間や賛美歌を歌う時間にさりげなく参加してみたい。」

とそんなことを思いながら
外からマリア様の聖なる姿を涙目になりながら見上げておりました。




トラピスチヌ修道院に来なければ買えない
すてきな箱に入ったマダレナをお土産に。

最初、マダレナ?なんじゃそれは、と思いましたが
マドレーヌのフランス語表記なのでした。





それからこちらは修道女の方たちが作った
くるみ人形の根付です。

ふわふわのフエルトのお花の中で
愛らしい母子が微笑んでる!

その姿の愛らしさとキッチュな色づかいにやられ、
くるみ人形は今回いちばんの自分用のお土産になりました。


函館旅日記は次回に続きます→→

パーラーとビーズの付け襟/東京記2

  • 2019.07.21 Sunday
  • 23:43







宿泊した青山の小さなホテル。
私の部屋の壁紙はラブリーなバラ柄でした。




この壁紙、よーく見ると白いネコがいます。
マグカップにもネコがついていたり。
この日は不在でしたがフロントには本物のネコが
支配人として鎮座している時もあるそうで、
猫好きの女性に人気があるホテルなのでした。




渋谷駅も表参道駅も歩いて10分以内でいける便利な場所にあり
朝ごはんも美味しかったし、再訪もありだなと思えるホテルでした。




さて二日目の朝は渋谷で拾った財布を届けるために交番に寄ったあと、
国立新美術館に行って「クリスチャン・ボルタンスキー」の展覧会を鑑賞しました。




ボルタンスキーはフランスの現代アート作家。
展覧会を観るのは初めてでしたが、すごく好きな世界でした。





何十枚もの死んだ人のモノクロ写真が天井からぶら下がって
揺れていて、、 この白いカーテンの向こうはたぶん黄泉の国なのでしょう。




ライトを使った祭壇のようなものもあったり。

ものすごく乱暴な表現をすると
「めっちゃハイセンスでアーティスティックなお化け屋敷」のよう。
生と死、現世と来世の間を浮遊してきたような感覚になりました。






昼からは浅草方面に移動。

スカイツリーが真正面に見えますが
空は梅雨の時期の東京らしく重い雲が立ち込めていました。





ヴィンテージ生地やテープなど手芸用品を扱う「緑園」さんに友人と一緒に初in。

いつもはオンラインショップを利用しているのですが
実店舗に来るのははじめて。

東欧の生地やリボン、ビニールのお人形や絵本。
古くてチャーミングなものが溢れる店内と、初めて会えた店長さんに
ワクワクしっぱなしでした。






押上にある伝説のカフェ、「吾妻橋パーラー」にて
冷たいビールを飲みながらひと休み。

このお店、人情味溢れるマダムと
まるで50年代の映画「アメリカングラフティ」から飛び出してきたような
カラフルスイートな内装に惹かれ訪れる女子が引きも切らないお店。

それだけじゃなく、
地元のおじいちゃん、おばあちゃんにも
しっかり愛されてるところがいいんだよね。




パーラーではちょっとだけ古着や雑貨も販売していたのですが
ビーズがいっぱい縫い付けられた付け襟を見つけたので買いました。

こんな襟がついたカーディガン、
サザエさんのタイコさんが着ていそうだ。(ザ・昭和な雰囲気)

お値段なんと650円。
ワンピースやTシャツにつけてたくさん使おう。

とっても良い買い物をしました。



キネマと恋人/東京記1

  • 2019.07.14 Sunday
  • 10:15







先月、お芝居を観るのがメインの目的で東京に遊びに行きました。


朝はやくの便で羽田に着き、
そのまままっすぐ宿泊先の青山にあるスパイラルに寄ってみたら、
マリメッコのテキスタイルデザイナーだった
石本藤雄氏の展覧会が開催されていました。

いつもどこかしらで楽しい展覧会が催されている、
それが東京なのだ。





館内のレストランでは内装とメニューがマリメッコとのコラボ仕様になっていて
私が通されたテーブルには黄色いお花のテーブルクロスが。

マリメッコのテキスタイルってどの柄もたいてい朗らかでハッピーで、
心が華やぎます。




三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで観たお芝居は
ケラリーノ・サンドロヴィッチ作演出
「キネマと恋人」です。

2016年に各種演劇賞を受賞していますが
今回は新たな演出を加えた再演で
この日が来るのを3月からずっと楽しみにしていました。


映画監督ウディ・アレンの映画「カイロの紫のバラ」
にインスパイアされた本作品。

舞台は大正ロマンの香りを残しつつ
昭和モダンが花開いた1930年代の日本、
架空の「梟島」という港町。

この町に住むちょっとオツムが弱いがチャーミングなハルコと、
銀幕のスター真坂寅蔵(と中の人・高木高助)との
ファンタジックで切ない三角関係の、恋物語。






恋する時の高揚感、人間の愚かさと可愛らしさ、
そして映画愛に満ちた…
とてもロマンティックな舞台でした。

演者はナイロン100℃の役者を中心に
みなさん素晴らしい実力の持ち主ばかりだったのですが、
やはり主役の緒川たまき、妻夫木聡、ともさかりえ の3人の演技が
とにかく圧巻でした。


純粋無垢でチャーミングなふたりの姉妹が話す
奇妙な方言が耳障りがよくて、
ずーっと梟島の世界に浸っていたかったほど。


場面転換でのダンスや音楽、
映像と芝居をリンクさせる場面などは
相変わらずのスタイリッシュさで唸りました。

ラストはまさかの悲しすぎる結末だったので
胸がギュッと締め付けられて辛かった。
でも多分こういうラストだからこそ
大好きなフェリーニの映画「道」みたいに
きっといつまでも忘れらないシーンになるのだろうなと思いました。






芝居後はこの素晴らしい舞台を一緒に観てくれた
東京の友人と中学生のお嬢さんと、
そのままシトシト雨が降る三軒茶屋の街に流れ、
京風お好み焼き屋で乾杯。

流行りのタピオカ屋さん→パブというコースで
感想と近況を語り合う楽しい夜を過ごしました。


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