いわない1day トリップ

  • 2017.08.26 Saturday
  • 08:40







子どもが親と一緒にどこでも付いてくるのは小学生まで
と聞いていたのは本当で
中学に上がり、ましてや学校で一番ハードな部に入った息子とは、
長い旅行をする機会がほとんど無くなりました。

それでも夏にはやっぱり海の近くに行きたい私…できれば温泉つきで。
ということで今年の夏休みはお盆の数日だけが休みだったので、
半ば強引に計画しました。

たった一泊でしたが、海と山がある町、岩内へ。




どこも満室の中、急遽予約が取れた「いわない観光ホテル」。
歴史ある=年季の入った温泉ホテルでしたが、
豊かだった時代の昭和の面影があちこちに残っていました。




テラスに出ると目の前に広がるのは
彫刻が散りばめられた大きな庭と、オーナー所有のピカソ美術館。
そして見渡す海原は岩内湾。

このホテルはその昔、
軽井沢あたりの避暑地を目指して作られたのではないかなと想像させ、
私の目を楽しませてくれました。





食事したレストランの外にあって皆さん素通り。
座る人がほとんど居ないピンクのソファセット、そして鶴の絵!
真っ赤な絨毯は薔薇もよう。

良く言えばウエス・アンダーソンか
ジム・ジャームッシュの映画風味な色使いに、静かに興奮。





夕食までの小一時間は雨上がりの涼しいテラスに出て
雑誌をめくる静かな時間を過ごしました。

隣で夫は週プロ(プロレス雑誌)、
テラスには行かねと言った息子は部屋でiPadという
うちと変わらないじゃないかという時間でしたが。





ホテルの駐車場の近くに
同じオーナーが経営している素敵なロッジがありました。

ヨーロッパの田舎にありそうなクラシックな佇まいに惹かれたので、
車の窓を吹きに来てくれた従業員の方に
「ここに泊まってみたい!」と言ったら

「外は良いのですが中はとてもお客さまに泊まっていただけない程
古くなっておりまして、小学生のお子さんたちの合宿所としてだけ
稼働させているんです」とのこと。
確かに、ユニフォームを着たサッカー少年たちが
賑やかに出入りしているのを見ました。

どれだけ古いんだろう?逆に泊まってみたい気がしました。


あわびの踊り食いなど
海の幸が豊富な岩内らしいお食事もおいしく、
従業員の方たちの心からのもてなしが感じられる
静かで素敵なホテルでした。






次の日は積丹経由でゆっくりドライブし
神居岬の先端まで散歩したり、
小樽で美味しいものを食べたりしながら帰りました。





タイミングが合ったので忍路のパン屋さん
「Aigues Vives」にも寄り道。

大きな食事パンと、しばらく楽しめるタルトケーキが買えました!

私は海の子なので、 海のそばと太陽の下で過ごすのは
やっぱり気持ちがいいのです。
おかげですーっかりリフレッシュできました。


ミントグリーンのニセコ旅

  • 2017.05.14 Sunday
  • 13:02








GW後半は子どもの日のお祝いも兼ねて
部活も休みの息子を無理やり連れて
ニセコに一泊旅行をすることができました。

恒例の六花亭のケーキ、
今年は大きな兜のケーキをクーラーバッグに詰めて。





初日は羊蹄山がてっぺんまで見える良いお天気でしたが、
ニセコ連邦にはまだ雪が残り、肌寒いのは毎年のこと。




宿泊は、他のお客さんがいなくてプライベート感のある
テラスハウス、TERRAZZE NISEKO にしました。

このお家、いちいち本当にお洒落な作りで、
いるだけで嬉しくて、意味なくウロウロしてしまいました。

ウロウロ中
↓↓↓


それぞれのお家のインテリアは違いますが、
外観はこのようにマンションのような作りです。




扉を開けるとアメリカンサイズのキッチンがあって
壁はミントグリーン、ダイニングチェアは真っ赤という
とても好きな色合いの部屋で、
大きな窓からは羊蹄山が見えました。




2部屋あるベッドルームもミントグリーン。
この素敵なベッドを息子はひとりで占領し、
広いリビングがあるというのに着くなりiPadでバスケの動画を見出すという、
相変わらずの「おこもり」っぷり。





夕飯はニセコの麓のスーパーで買い出ししてきた肉や魚や野菜を
キッチンで簡単に調理して、みんなで食べたり飲んだりました。



夜になるとテラスハウスは恐ろしいほどの静寂に包まれ、
時間や他人をいっさい気にしなくて良い食事は、
とてもリラックスできました。

この気持ちの良い空間が別荘だったりしたら!
休みのたびに来て羊蹄山を見ながらチクチク作業をするのに。

宝くじが当たったら手にするぞ…(宝くじ買いもしないくせに)




なんにもしない贅沢なテラスハウス滞在のあとは温泉へ。

どこにしようか迷うほどあたりは名湯だらけのニセコですが
今回は蘭越町の雪秩父温泉に寄りました。





ほっかほかに温まった硫黄くさい身体で
札幌までの帰路は岩内、積丹方面の道を抜け、
神恵内で一番美味しいと言われる(わが家のグルメ番長調べ)
小さなお寿司屋さんに行ってお昼ごはんにしました。


むっつり息子はニセコでも車中でも
わりとおとなしかったのですが、
食べる時だけは積極的でした。

「帆立、うまー!マグロうまー!」
と呟きながら次々と口に運んでいるようすに
ホッとする私でした。


花とプルプル

  • 2017.05.11 Thursday
  • 23:10








旭川2日目は、試合の空き時間に街を散策しました。
会場校のすぐ近くに何やら魅き付けられる外観のカフェが。






周りには花や緑がいっぱい。
造園屋さんが営むカフェだったのです。




ヴィオラのおじさんたちが皆こっちを見てる〜
黄色に紫、黒い子もいます。
ヴィオラってけっこう派手な色なのに造形は可憐。
みんな揃って風に吹かれて揺れているようすがかわいらしい。




店内のカウンターでは
たくさんの花たちを眺めながらお茶が飲めました。
札幌にあれば通いたいと思う、素敵なお店「Ryokken」でした。




旭川の(かつての?)繁華街、買物公園通りは
GWだというのに人もまばら。

お昼ごはんを食べるのにこの通りを歩いていたら
よい感じのギャラリーを発見しました。



ギャラリー「プルプル」。



ちょうど絵本作家 荒井良二さんの絵本原画展が開かれていて、

ワッと嬉しくなってすぐドアを開けました。




こちらでは「朝になったのでまどをあけますよ」と
「きょうはそらにまるいつき」の二作の絵本の
貴重な原画を見ることができました。

キュートな女の子のネオンピンクのワンピースや黄色いお月さま、
金色の星屑…
まるでカラフルなお菓子をばらまいたような
甘い色合いの原画の、なんと美しいことか!

今週末には荒井さんと、このギャラリーを立ち上げた絵本作家
あべ弘士さんによるトークショーも開かれるみたい。
(満席につき参加者募集は〆切)






《おまけ 》 旭川 のちょっとイイ看板ご紹介

その1.
くろねこが描かれたこの看板、屋号はなんと読むでしょう?

答えは「こねこ」。
買物公園にある、昼からやってる居酒屋さんの味看板でしたー。



その2.

バリバリの永ちゃんファンが営む焼きいも店
「いも屋 永吉」。ドアにはE.YAKIIMOと記されています。

外から丸見えの店内には
永ちゃんのライブ映像が激しく流れているようすが見えました。

きっと店主は永ちゃんライブの日は
お店を休んで札幌まで遠征してくるのでしょうね。

旭川。
体育館では熱い試合が繰り広げられていましたが、
一歩街に出ると、のんびりとした和みの光景が楽しめる
よい街でした。

旭川の熱い1日

  • 2017.05.07 Sunday
  • 00:45








ゴールデンウィーク前半は
バスケ部で遠征に出かけた息子の練習試合を見に
旭川に行ってきました。

練習試合は2日間に渡って行われるので
合間に美味しいものでも食べようという計画込みでの、
夫とふたり旅。




試合は旭川の中学校や高校を会場に
場所を替えながら行われたのですが、
札幌に比べるとどの学校も
グラウンドがドカーンと広くてびっくり。

バスケットボールはひと試合だけでも相当な運動量なのに、
今回の遠征は全道から集まった中学校を相手に
2日間で15試合をこなすというかなりハード内容でした。

うちではダラ〜ッとしている息子が
最後の試合まで気を抜かず体を張って
センターポジションを守っている真剣な姿にじーん。
元気をもらいました。




さて、一日目は夕方で試合が終わったので
私たちはまだ明るいうちからホルモン屋に行き、
まずはビールを一杯。

「馬場ホルモン」はミックスホルモン焼きと
ビールしかないシンプルなお店でしたが、
モクモクの煙に包まれながら食べるホルモンはとても新鮮で
本当に美味しかったです。





二軒目は黄色いネオンに誘われ、ひなびた居酒屋へ。
だいぶ大きくなったとはいえ、
ふだん大人がお酒を愉しむお店に息子を連れて行くことはないので、
こんな風に飲み屋街ではしご酒をするのは久しぶり。




昼間は夏みたいに暑かったのに、
夜になると冷えてくる5月の旭川。

まだまだ熱燗が、沁みるのでした。

このあと旭川ラーメン「蜂屋」で〆た私たち。
ここのラーメンが大好きな息子に食べさせたいな
と一瞬思う、どこまでも母親な私でしたが、

同じ頃、宿泊先のホテルでは部員みんなで夕飯を食べ尽くし、
バイキングの容器を全部カラにしていたそうで。

運動後の中学生の胃袋、恐るべし。
ホテルの調理員さんたちもさぞ嬉しかったことでしょう。

Loveユー 東京!

  • 2017.04.01 Saturday
  • 17:19








展覧会のあとは乃木坂を離れて浅草方面、蔵前へ。

「東京の心の姉」と慕っている友人と久しぶりに会うお嬢さんも一緒に、
この街を案内してもらう約束をしていました。

私は普段よっぽどの大雨じゃなければ傘をささないので
この日も持たずにスタスタ歩いていたのですが
じつは結構ザンザンと降っていたらしく、
会ったとたん「知美ちゃん、傘ささないの!?」
と笑いながら心配されました。


蔵前はもともと革製品やおもちゃ、花火などの
問屋や工房が並ぶ職人の街ですが
近ごろはお洒落なカフェや雑貨店が立ち並び、
昭和の粋なものと平成の新しいものが融合した
風通しの良い街という雰囲気を感じました。

細い路地の先にある雑貨店「CHEDOK(チェドック)」は
チェコの雑貨がいっぱいのお店。

ヴィンテージの紙ものや器、人形や布など
私好みの色あせた味わいの雑貨がぎっしりの店内に
「大阪にいるみたいだなぁ」と思ったら、

「南堀江のあたりに似てるよね」と友人。
そうそう、分かってらっしゃる!





「フーコショップ」という雑貨店も素敵なお店で
こちらではbanryokuという作家のサシェを自分用に買いました。

よくある無骨な形の手の雑貨とは違う
何ともいえない女性らしい艶めかしい手の表情に惹かれたのですが、
聞けばbanryokuさんは元々海外でパペット製作をしていた方だとか。
布選びのセンスも甘すぎずちょっと不思議で
心くすぐられる作風でした。


女性オーナーが選んだハンドメイドのものたちは
他にもひとくせある物ばかりが並んでいました。

ここにしか無いものを見に
またわざわざ訪れたいと思うお店でした。






蔵前散策とカフェでのおしゃべりで友人たちとの時間を楽しんだあとは
最後にひとり表参道へ。


この日が最終日だった展覧会、 YUKI FUJISAWAさんの作品を見に
PASS THE BATONにイン。

YUKI FUJISAWAは海外で見つけたヴィンテージの素材に
金や銀の箔を塗ったり染色し直して
一点物の洋服を作る作家さん。
どれもアバンギャルドなのにレース使いが女の子らしかったり、
着こなしてみたいと思うファッション性の高い作品に刺激を受けました。



すぐ近く青参道にある「ナタリー・レテ」のショップも
一軒まるごとナタリーの世界が詰め込まれた夢のようなお店でした。

この人にしか作れないと思わせる個性があるものには
やっぱり力が宿っているなと感じました。




なかなか止まない雨。
帰りの飛行機まであとわずかだったのですが
最後に今回もcallのカフェ「家と庭」に寄って
コーヒーを一杯だけ。


と、ここからは急いで羽田空港に向かったのですが
またまた私は飛行機に乗り遅れる事態を引き起こしてしまいました。


なんと空港ターミナルを間違え、
正しいターミナルに到着した時にはすでに遅し。
搭乗手続きが終わっていたのです…。
ひとりだとどうも気が抜けてよろしくありません。

さすがに2度目はないだろうと思いながら
カウンターに「すみません…遅れました…」と申し出ると
な な なんとまた!「今回は特別に次の便に空きがありますので」と
振替をしてくれたのです。


「行きも遅れたのにいいんですかー?」と思いましたが、
ありがたく振替させてもらい、
空いた時間は天ぷら蕎麦を食べながらゆっくり過ごし
飛行機を待ちました。

今回は、草間彌生展でもラッキーなことがあったのです。
開館時刻の10時より前に到着したのに
すでにチケットを買う長い列が出来ていて、
待ち時間は1時間。

まいった、もっと早く来るべきだったかと立ちすくんでいたら
近くにいた外国人のカップルが
「反対側のチケット売り場はまだ空いていたよ!」
と教えてくれたので並ばずに入れたり、
フーコショップのお姉さんには傘をいただいてしまったりと、
みなさんの温かいお助けにより
楽しく無事に旅行することができました!

たくさん優しくしてもらったことは
他人に親切にすることで返していこうと思っています。

やっぱり、Loveユー、東京。

わが永遠の魂

  • 2017.03.31 Friday
  • 18:24







ひとり目覚めるホテルの朝、カーテンを開けると雨でした。
用意しておいた洋服は白。だけどまぁいいか。

昨夜の日本酒で顔はまん丸でしたが
レバーの燻製が効いたのか身体はシャッキリ元気いっぱい。

さぁ 出かけよう、国立新美術館へ。




今回、東京で一番観たかったものは
草間彌生展「わが永遠の魂」でした。

2009年から精力的に描き続けている
「わが永遠の魂」シリーズの絵を中心に
草間作品の歴史を網羅したボリュームある展示に、
自然と体温が上がってしまいました。

草間さんの作品からは
温かい光線のようなものが出ている気がするのです。

私の大好きな彫刻作品「ドレッシングテーブル」や「最後の晩餐」、
鏡と光の無限の世界を表現した空間作品
「生命の輝きに満ちて」を観ていると
その圧倒的な美しさに今自分がどこにいるのか分からなくなり
何者でもない自分になったような、
そんな感覚にとらわれました。




今回の展覧会のタイトルになっている
「わが永遠の魂」シリーズが展示されている広い展示室は
携帯用カメラで全ての作品の撮影ができました。


私も、この大きなお花の作品と
好きな色合いの水玉の絵をカメラに収めました。





『生と死は繰り返されるけれど命の煌きは永遠に続くもの、
愛や平和は未来に受け継がれていって欲しい。』


いま目の前にご本人がいるわけじゃないのに
作品たちからその存在を身近に感じ、
草間さんの心の底からの祈りがジワジワと
私の胸に染み込んでゆくようでした。




手渡される水玉のシールを真っ白な部屋の好きな場所に貼っていく
観覧者参加型の「オブリタレーションルーム」も面白かった!

展覧会が終了する5月末には
白い部分がほとんど無くなるのだろうな。





残念ながら今回一緒に来られなかった同じく草間ファンの姪に、
小さなメモ帖をお土産に。


中目黒はピンクの夜

  • 2017.03.29 Wednesday
  • 21:13









久しぶりにひとり東京旅行に出かけてきました。

車中のBGMに電気グルーヴの新譜を大音量でかけながら
余裕で千歳空港に向かっていたまでは良かったのですが、
今回のショートトリップ@東京は
トラブル&ラッキー続きの旅でした。

空港駐車場に着くと、今まで見たことがないほどの長蛇の列が。
マイカーを乗り捨てることもできないので
少し離れたところの駐車場に停めたものの当然そこも混んでいて、
行きの飛行機に乗り遅れました。

振り替えが出来ない格安チケットだったため
改めてチケットを取り直す手間とお金を計算して
真っ青になっていたのですが

「駐車場が混んでいたということで
今回は特別に次の便に無料でお振替えしますね」
と、カウンターレディ(天使)からのお言葉が!!


いつもJALやLCCを利用していて
今までほとんど使ったことがなかったけれど
全日空のファンになりました。感謝感激!!





そんなわけで2時間ほど到着が遅れたため
ホテルにはチェックインせず
予定していた代官山へ空港からまっすぐ向かいました。


リストランテASO。ここからすぐそばの雑貨店で
アルバイトをしていたこともあって
代官山は大好きな懐かしい場所。

去年、白金台からこの街へ引っ越ししてきたミナペルホネンで
夢のようにステキな春夏コレクションを見せてもらい、
ひとしきりワーワー喋ったあと、
これまた思い出の場所、西郷山公園を抜けて
樹木希林さんの邸宅(シックでうっとりなので毎回眺めさせてもらう)
を横目に見つつ 、
友だちと約束していた中目黒のご飯屋さんへ急ぐ急ぐ…。
(競歩で)






この日のお店は創作和食と日本酒が愉しめる「TANASUKE」さん。

中目黒高架下のおっしゃれーなお店が立ち並ぶ道を祐天寺方面に
これでもか!と歩きついたところに
佇む小さなお店。
若いご夫妻が誠実に営む、美味しい予感がムンムンのお店でした。

メニューに春のお酒がたくさん。
選んだ一本はピンク色のラベルがかわいらしく、
残念ながら目黒川の桜は咲いていなかったけど
おかげで春気分を味わうことができました。





今年の3月の東京は寒い日が続いていたといいます。

お店に到着して春のコートを脱ぎ半袖のブラウスで席に着いた私に
「寒くないの!?」と驚く友人は、もと道産子。

すっかり東京人の体温になっていました。





美味しい肴をつまみながら、次はコレね、次は…
と杯を重ねるうちに
話は転がり、楽しい時が過ぎていったのでした。

でもやっぱり、目黒川の満開の夜桜が見たかったなぁ!

こればかりは仕方ありません。

カレーとフリルの王子さま

  • 2016.11.13 Sunday
  • 00:00








ブルーノートですっかり大人な気分になった私。
気取って夜の骨董通りを歩きながら
神保町のホテルにチェックインしたのですが、
一日中エネルギーを使い続けたせいか
急にお腹が空いてきました。


神保町といえば古本の街だけど、
カレーの名店が多いことでも有名です。

小雨が降る中、道に迷いながら
(私はとんでもない方向音痴で鳥目)
ようやく辿り着いた「ボンディ」で食べたエビカレー。
夜遅くに食べる罪悪感も足のだるさも吹き飛ばす旨さでした。



そして満腹のぽっかぽかでお店を出て、あとは寝るだけなのに
何とホテルまでまたまた迷ってしまったのです。

すっかり冷えた身体で部屋にやっと到着し
改めて地図を見るとカレー屋さんからホテルは
徒歩5〜6分しか離れていなかったことが分かり、驚愕!

30分も神保町を彷徨っていたのかと
自分のアホさ加減に呆れました。

しかしすぐ気を取り直し、
テレビをつけてパンツ一丁で部屋をうろうろ。

浴槽をブクブクの泡だらけにして
お風呂にゆ〜っくり浸かりました。

いやーひとりのホテルって最高だわ。






こちらのイケメン、斎藤圭土さんと言います。
ブルーノートでの細野さんのライブに出演した
日本で唯一のブギウギ・ピアニストです。

15歳からルクセンブルクに留学し勉強を重ね
今や世界中で活躍するミュージシャンということですが、
ブギウギピアノなんて聴くのは初めての私にも
その天才ぶりはすぐ分かりました。

楽譜も指先も見ないで鍵盤を叩く
ものすごく速い指の動きと迫力に圧倒されました!

斎藤さんの衣装がまた素敵で。
熊川哲也くらいしか着こなせないと思っていた
縦に大きなフリルがついた真っ白いシャツを
ブラックスーツの中に着込んでピアノを弾く姿は
どこかの国の王子さまみたいでした。


( フリルのシャツはこんなやつね。)

細野さんのライブが出会わせてくれたピアニスト。
これを機に斎藤圭土さんのアルバム、
買って聴いてみようかなと思っています。

Heavenly Music

  • 2016.11.12 Saturday
  • 18:17








その日は朝からコンサートホールkitaraで
中学校の合唱コンクールがありました。

初々しい一年生の合唱を聴いたあとは、そのまま千歳空港まで走り
夕方には東京に到着。







キラキラ眩しいショーウィンドウ、246を走る高級車。
祝日前の青山の街は、行き交う人々の高揚感が伝わってくるようで。

でも一番ウキウキしていたのは私だろうな。

一夜限りの特別なライブのために
朝から弁当作りに朝ごはん、掃除洗濯、
留守番する我が家の男たちの
夕飯の支度までも済ませてやってきたのだから。




まずは少し腹ごしらえ。

spiralにできたcallのカフェ、「家と庭」で
野菜のプレートと、日本酒を一杯。

最近はワインよりビールより
日本酒をちびちび飲むのが気に入っているのですが、
こちらにはグラスで飲めるその日オススメの日本酒がありました。


野菜のプレートに入っていた青パパイヤとビーツのサラダ、
そして大好物の和栗のキャラメリゼがすごく美味しくて!
ここは野菜やお肉などの食材のすべてを
日本の安心できる作り手から仕入れているとのこと。





天井も器もすべてがミナペルフォネンがプロデュースした
夢のような空間。





入り口の壁画も手描きだろうなぁ。
絵本の1ページのようで、うっとり。





レストランで使われている食材を販売するお店も隣接していたので
お肉用のスパイスや魚チップスなどをお土産に購入。

東京に来てまで気になるのはやっぱり家族で食べるための食材。
これは主婦病だなぁ。

そうそう。
東京のナチュラルレストランというと値段が高いお店が多いけど
「家と庭」はそんなことなくて、気の利いた手頃なお酒もあるし
必ずまた来ようと思いました。







さぁ いい具合に胃が温まりました。
特別な日に着る、黄色いワンピースで向かったのは
「ブルーノート東京」。

憧れのブルーノートに来たのは、
細野晴臣さんのライブを観るためでした!

長い階段を降りて案内されたレストランホールのテーブルには
キャンドルが灯されお酒を飲みながら開演を待つ紳士淑女の皆さんが
大人の社交場といった雰囲気(東京の夜!)を作り上げていました。


年齢層、高い!おしゃれな白髪の紳士や、
女性も会社で言うと部長クラスと見受ける女性ばかり。
私なぞ若い部類に入ることに軽く驚きつつ、
April in Parisという洒落た名前のカクテルをオーダーしてみました。
(ビールだとおトイレが近くなるし)






両耳に大きなダイヤのピアス、黒いスーツがお似合いの
パリコレのランウェイにいてもおかしくないくらい
かっこいい黒人のお兄さんにエスコートされながら、
細野晴臣さん登場。


背中を少し丸めてステージに立った細野さんは
質の良さそうなグリーンのカーディガンを羽織って
とてもリラックスした様子でしたが、
いるだけで神さまみたいに輝いていて、
穏やかで優しい存在感がありました。


細野晴臣&The Eight Beat Combo 。

細野さんとともに演奏をするのは
高田漣(g) 伊賀航(b)伊藤大地 (ds)
コシミハル(p.acc)斎藤圭土(p)
といういずれも超一流ミュージシャンたち。

ライブがはじまるとすぐに会場は
暖かくゴージャスなムードに包まれました。

照明が当たると赤や紫に変わるベルベットのカーテンに
細野さんの銀髪が映えて、素敵なことこの上なく。


もうすぐ70歳を迎えるだなんて …
この声は本当に日本の宝だなぁと思うと
目に涙が滲みます。

April in Parisはカルヴァドスが効いた
キリッと度数の高い甘〜いカクテルだったけれど、
その甘さがライブと相まってとてもロマンチックに感じました。

なにより、奇跡の声を持つ
細野さんの歌を聴きながらひとりで飲めるなんて
最高に贅沢な、大人の夜でした。



たぬきのお宿で

  • 2016.08.22 Monday
  • 21:01








洞爺へ一泊だけ小さな旅をしてきました。

映画「しあわせのパン」のロケ地としてすっかり有名になった
カフェ・ゴーシュや、ガラス工房・gla glaの辺りから眺める
洞爺湖の景色がほんとうにきれいでした。







温泉街に立つこの日のお宿。
カサブランカが豪華に活けられたロビーには
濃厚な香りが漂い


「これは素敵なホテルに違いない」とウキウキしながら
チェックインしたわけですが


立派だったのはロビーだけで、
部屋までの長い廊下は何となく古ぼけていて
色々直しながら辛抱して使ってきたのが丸わかり。



部屋の中もなかなかの昭和感がありました。
トイレは水を流す音がありえないほど激しくて
グゥォォォ〜ッと地の果てまで流れていきそうな勢いで
使うたび怖かったし。



またなぜかスタッフの方たちが
みな一様に日に焼けた小さなお爺ちゃんばかりで。









夕飯時モリモリと生ビールを運んでくれたり
甲斐甲斐しくお世話をしてくれるのが ありがたく、
「お盆なのにお家にいなくていいのだろうか?
孫たちは遊びに来ないのかな?」など
いらん心配までしてしまいました。

ふと、「この小さなおじいたちは実はみんな狸で
人間に化けて我々を騙そうとしてるのではないか」
などと想像。






『おじいたちの洞爺たぬき合戦ぽんぽこ』

朝、目が覚めたら家族みんな素っ裸で
草むらの上で寝ていたりして。


その後も私の頭の中ではいろんな想像が広がり、
ニヤニヤしながらほぼ貸切の
夜中の露天風呂に浸かっておりました。









洞爺に行ったらそりゃ寄るでしょ?

あくる朝は「ラムヤート」のパンや、
「toita」でセレクトされている食材などを買って
ラムヤート近辺をうろうろ。








ちょうど前日に洞爺を訪れた友人に良いタイミングで
無人の有機野菜の販売店を教えてもらったので
ここでは朝採りの夏野菜を購入。






うちに帰って 夜はこの野菜たちを
贅沢にも全部天ぷらにして食べました。

今年の北海道は蒸し暑い日が続いてますが、
美味しいものをたくさん食べて良く寝ているので
たいへん元気に秋を迎えられそうです。


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メゾンドトーキョー5号室 紅子の本棚

嘘とミシン商品取扱い店『 me chill 』

札幌市中央区南1西17 1-18 白樺ビル5階 502号室 011-676-4898 10時open~18時30分最終受付 日・祝 定休

『 雑貨店 fève』

札幌市白石区東札幌2条2丁目1-19 011-878-0330

嘘とミシンの作品通販サイト『minne』

http://minne.com/usotomishin

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