春のドラマ あれこれ

  • 2019.04.12 Friday
  • 00:03







横尾忠則さんのタイトルバックがかっこいい
NHK大河ドラマ「いだてん」。

主役の勘九郎がしょぼいだの
場面転換が早過ぎるだの
大河っぽくないだの、
いろいろ言われて視聴率も低迷していますが
青春群像劇として私は面白く観ています。




日本人ではじめてオリンピックに
マラソンランナーとして出場した、金栗四三。

中村勘九郎の熊本弁はチャーミングだし、
真っ直ぐで純粋な四三を生き生きと演じていて
清々しい気持ちになります。



緑豊かな熊本の田舎風景とは対照的に描かれる
粋でいなせな明治の東京の空気もまた良くて。

筋肉隆々、スポーツ万能な三島財閥の御曹司
三島弥彦役の生田斗真も魅力的。




「女西郷」と呼ばれた三島家のドン・弥彦の母(白石加代子)が
彼を五輪に送り出す日の別れのシーンは
ベタだったけど泣かされたわ〜

そんな分かりやすいお涙シーンも入れたり
展開もクドカンドラマにしてはゆっくりめだと思うけどなぁ。

まぁとにかく主役級の役者ばかり詰め込んだ大河ドラマ、
第2部からはいよいよもうひとりの主役、
阿部サダヲが登場するし、ますます楽しみ。





またもやNHKですがこの春からの朝ドラ
「なつぞら」は北海道・十勝が舞台です。
乳製品が大好きな私としては、
牛舎の風景やバターや卵を使って
お菓子を作るシーンがいっぱい出てくるのがたまりません。

最近までヒロインなつ(広瀬すず)の
子ども時代を演じていた栗野咲莉ちゃんが
とってもかわいくて演技がうますぎて
なんども泣かされました…。

なつは戦争で親を亡くし東京から北海道に
連れてこられた子。

血の繋がりが無いなつを心からかわいがり
十勝の開拓民として生きていく上で大切なことを
厳しくしつけるおじいさん(草刈正雄)が
まるでハイジのオンジのようで
かっこよすぎて毎回シビれます。

なつとおじいさん。
ふたりが一緒にいるシーンがすごーく良いのです。




オープニングのタイトルバッグや本編にも時々入る
ジブリタッチなアニメーションも 朝ドラでは新鮮です。

十勝の牧場育ちのなつが東京に出て
アニメーターになるまでを描くそうだけど
どう繋がってそうなるのかを見守っていかなければ。




そしてこれから始まるドラマで一番楽しみなのは
古田新太がゲイで女装家の教師を演じる
「俺のスカート、どこ行った?」です。

「今日から俺は!!」→「3年A組 今からみなさんは、人質です」と
学園ドラマが大当たり続きの日テレ。

前評判も内容も知らずとも
このビジュアルだけでもう最高ですから
見ることは私の中で決定しています。


カメラを止めるな!

  • 2018.08.12 Sunday
  • 23:51








監督・俳優養成スクール《ENBUゼミナール》の
ワークショップの中で
無名の監督と俳優たちで作られた低予算ゾンビ映画が、
今もの凄くヒットしてると知りました。

急いでレイトショーに駆けつけました。
上田慎一郎監督作品「カメラを止めるな!」。

最っ高に面白かったです!

斬新な展開と泥臭いほどの熱量に、
完全にやられました!
スクリーンに釘付けの1時間半。

しかし残念ながら
感想を具体的に書くことができません。
なぜなら、この映画の最大のおもしろポイントを
ばらしてしまうことになるからです。
ネタバレしちゃうと…面白み半減。

ただ 言えることは ゾンビがテーマなのに
何度も笑えて、(もちろん怖くて)
「そうきたか!」と唸らされて 、
さらに最後は
爽やかな感動が押し寄せてくる映画だということ。


映画愛やテレビ愛、役者愛、スタッフ愛、
とにかく【モノづくり愛】に満ちた
「一粒で二度おいしい」映画です。

一粒で二度ってどういうこと?
これについて説明すると
やっぱりネタバレになってしまうから
言えません。


映画やドラマはどれだけお金をかけたかではなく
「既存の常識を覆す物語の構成力」が
ものを言うんだな〜


(朝ドラの「半分青い。」の某脚本家も
見習って欲しいくらいでーす。)


わろてんか からの…

  • 2018.04.10 Tuesday
  • 00:41








3月まで放送していたNHK朝ドラ「わろてんか」。

日本にはじめて寄席を作り、
のちの吉本興業を創業した夫婦の半生をモデルに、
お笑いの世界をとりまく人間模様を描いた物語でした。

賑やかで、時には涙を誘う優しいドラマだったので
毎日楽しく見続けた半年間。

ドラマが終わる頃にはすっかり
登場人物の俳優さんたちに慣れ親しみ、
別れがつらくなってしまいました。






会話にはボケとツッコミを!
笑ってナンボの人生!

そんな『わろてんか精神』でこれからも参りたいと思います〜。


主人公てん の夫・藤吉郎役が松坂桃李だったのもあって
この朝ドラを見はじめた私ではありますが、
最近、彼が主演した新作映画を観てきました。





巷で話題になっているのかどうかは分かりませんが、
私の中では話題沸騰中、それは
監督 三浦大輔、原作 石田衣良の映画「娼年」です。

女性向けの高級会員制ボーイズクラブ・ passionで
娼夫として働く大学生・リョウと
女性たちとが織りなす愛の物語。

松坂桃李も女優さんたちも、
映画の8割ほぼ一糸纏わぬ姿での登場だし
性描写も、かなーーり刺激的、もちろんR18指定です。

しかしながら、ドラマチックで美しい映像と音楽、
繊細な心理描写、役者たちの体当たりの真剣演技に
不思議と不快な気持ちになることはありませんでした。

むしろ最終的には女性たちの欲望や心の傷を
聖母のように包み込むリョウの優しさに心が緩み、
清々しい気分になったほど。

誰にも言えない秘め事を描いているという点では
やはりとても小説的なお話だと感じました。
官能的なフランス映画の小作品を観たような、
というと言い過ぎか。

同じ映画館にいた人たちと甘やかな秘密を共有したような、
そんな気持ちになりました。




というか!
いま思い返してもあの衝撃的な役を
今をときめくイケメン俳優、松坂桃李がやった
という事実がとにかくすごいです。

家族みんなで見てほのぼのとした
「わろてんか」のボンクラ夫、藤吉っつぁんと
同じ役者ということが信じられないほど、
エロカッコいい松坂桃李くんに会えます!

グレイテスト・ショーマン

  • 2018.03.12 Monday
  • 23:59








監督・マイケル・グレイシー、
ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画
「グレイテストショーマン」を観ました。

アメリカに実在した伝説の興行師・P・Tバーナムの半生を
ミュージカル仕立てにした映画なのですが

ヒュー様を中心にした歌とダンスのシーンありきなので、
全体的にアクセル全開、ストーリー展開が強引すぎ。
もう少し繊細に人物たちの感情描写をして欲しかったと思いました。

2時間にまとめなくても3時間くらいあっても
私は全く構わないんだけどな。
サントラもヒットさせたいだろうし
小さな子でも見られる大衆映画にするには仕方がないことか。






サーカス団の主要メンバーはフリークスたち。

巨人やミュゼット、シャム双生児などの
衣装やメイクを含めたビジュアルは
個性豊かな愛すべきキャラクターも含めて
まるごととっても素敵でした。

シルクハットやケープ、コルセット、 大きなフリルの襟など
19世紀アメリカの洋装スタイル、好きなテイストです。






成功と失敗、光と闇、
紆余曲折あったアメリカショービジネスの軌跡を
描き切れていないことに不満は残りますが
そんなことまぁいいか、って気持ちになるくらい
ミュージカルシーンは楽しかった!

キアラ・セトルが歌いサーカス団が舞い踊る
「THIS IS ME」のシーンや
ゼンデイヤの空中ブランコの美しいラブシーンなど、
忘れられない場面はたくさん。


そしてやっぱりヒュー様の輝きは
スクリーンでまちがいなくNo.1。

ないがしろにされていた娘たちを迎えに行くのに
象に乗って駆けつけるシーンなど、
少々おバカ感を漂わせたシーンも含めて
さすがの貫禄を見せてくれました。

主役はヒュー様でなくては成り立たない映画!

いっそこの映画のタイトルを
「ヒュー・ジャックマンのグレイテスト・ショーマン」に
変えたらいいのでは??

「チャップリンの殺人狂時代」
「ジム・キャリーはMr.ダマー」
「ジャッキー・チェンの酔拳」
あるいは
「ジャッキー・チェンの飛龍拳」みたく。

イケメン映画祭

  • 2018.02.20 Tuesday
  • 23:09








毎年秋に開催される
「ショートフィルムフェスティバル」。

その映画祭では未公開だった作品や優秀賞を獲った作品を
新たにプログラムし直して上映する
1日だけのイベントが
厳冬期の2月の札幌、近代美術館で
ひっそりと開催されておりました。

その名も「ワールドゲート 〜ショートフィルムで世界を旅する」。

3つのプログラムの中から私が選んだのは
「世界のイケメンと旅するショート」です。

フランス、クロアチア、スペイン、日本、スイス。
5ヶ国の映画の中でのイケメンたちの姿を楽しんできました。





短いもので2分ちょっと、
長くても30分のショートムービーの中には、
顔かたちがパーフェクトな「外見イケメン」も
心がイケメンな「中身イケメン」も…。





最後に流れたスイスの映画「彼女とTGV」は
なんとジェーン・バーキンが主役で、得した気分になりました。


あの可愛かったジェーンBが、かなりお年を召していて
ちょっとショックではありましたが。

ある若い男の子(イケメン枠)との出会いにより、
人生を再出発させる女性の役がとても魅力的だったのです。


ところで、イケメンの定義って何でしょうね。

誰もが認める 美しいイケメン男子。
イケメンはそれだけでも充分素晴らしいのですが、
私がイケメンにさらに究極の条件をプラスするとしたら…

「生命力が強いこと」です。

どんな劣悪な環境の中でも
サバイバルに生きていける強靭な肉体を持ち、
できれば口数少なく、頭が切れるなら尚よし。


例えるならジェームズ・ボンド
(もちろんダニエル・グレイグの)のような!
************************************


最近わたしがそば屋やラーメン屋で気づいたことがあります。

昨今の若い男子の中にちらほら、
麺類をすすれない人がいるということに!

彼女と並んで、シュルシュルゥ〜と
何とも活きの悪いすすり方をしている
男たちよ。

ズズッと勢いよく麺をすすれない男子は
生命力も弱い気がしてノーサンキューです。
外国人なら仕方がないけど、
日本男児が麺類を豪快に喰らえないなんて!

男なら、丼ぶりに顔突っ込んでいる間は
一心不乱に麺と対峙せよ!

と私は言いたいのです。
あ、
イケメン映画祭から随分話が逸れてしまいましたが。


祝 SILVER

  • 2018.02.16 Friday
  • 16:17






平昌オリンピックが盛り上がっていますが、
スノーボード、ハーフパイプの決勝戦には燃えましたー。
私が好きなのは平野 歩夢選手。

彼の演技の圧倒的な素晴らしさはもちろん、
インタビューや表彰台でのクールで落ちついた態度、
普段のおしゃれなファッションとか
全部好きだなぁと思いながら見ています。
(完全に、男子の母目線です)

プレッシャーを物ともせず実力を見せつけた
ショーン・ホワイト選手は
ゴールドにふさわしい王者の輝きがあったし、
鋭い刃のような目をした若きサムライ、平野選手は
シルバーのメダルがとてもお似合いだと思います。

青い空に向かって5m以上もの高さまで身を放ち
回転しながら着地する姿は神業としか思えない。

まさに、命がけなのですね。

それだけに、戸塚選手の転倒には胸が痛みました。

どうか、スノーボードの選手だけでなく、
すべてのオリンピック選手がケガなく
最高のパフォーマンスをして
無事に母国に帰れますように!


女子的生活

  • 2018.02.06 Tuesday
  • 18:17






©?2018 NHK


4回だけの放送だったのが残念なくらい
よいドラマだった「女子的生活」。

主人公は志尊淳 演じるミキ。

ミキは生まれた時の性は男の子だったけど
中身は女の子、恋愛対象も女の子という
トランスジェンダー。

アパレルメーカーに勤めるミキの
お洒落な暮らしぶりや
女子力の高さもキラキラしていて、
そんなところはもちろん楽しいドラマだったんだけど

世の中の偏見や差別をゆるっとかわし
時には真正面から闘って
たくましく生きるミキ自身がとても魅力的でした。


また同居人の友人・後藤(EXILE 町田啓太)が
アホだけどまっすぐでいいヤツで。
性別など超えた友だちっていいなぁと毎回胸が熱くなりました。


笑ってしまったエピソードもいくつかありました。

セレブばかりが集まるある晩の合コンにて。
女子は一品なにか手料理を持ち寄るのがルールで
ミキは「ポテトサラダのハム巻き」を持参。

ローストビーフを持ってきた女子もいたのだけど、
それよりポテハムに群がる男子たち。

その様子を見たミキ、
したり顔でこんな名言を呟きました。

#どんなセレブも男子の舌は中2。

これには私も思わず心の中で「その通り!」


スリー・ビルボード

  • 2018.02.01 Thursday
  • 22:10






マーティン・マクドナー 監督・脚本・製作の映画
「スリー・ビルボード」を観ました。


3/4に発表されるアカデミー賞の
最有力候補とされているそうですが、
これは脚本賞と主演女優賞、
作品賞あたり獲るかもなーというのが鑑賞後の印象。



©2017 Twenty-First Century Fox,Inc.


物語は、アメリカの片田舎で
娘を何者かにレイプされ惨殺された母親が
犯人逮捕のため警察と真っ向勝負に出る、
いわゆる復讐劇。


このお母さん、メンタルも腕力もほんと強くて
ちょっとどうなのってくらい暴力的なのだけど
彼女だけじゃなくて、
まぁ登場人物が全員一癖も二癖もある者ばかりで。

そしてアメリカの田舎町ってやっぱり怖いわー。
(根深い差別や偏見、性犯罪。ツインピークスを思い出しちゃう)

そんな狭い田舎町で繰り広げられる暴力の応酬と
エキセントリックな展開に眼を見張りっぱなしなのですが、
あまりのぶっ飛び具合に笑えてきたり、
そこで使う?その曲を?なユーモアのある音楽センスも
この映画の普通じゃないところ。

複雑に絡み合った人間関係は徐々に個々を変化させていき、
不思議な化学変化が起こる終盤では、
思わぬシーンにブワッと2回ほど泣かされました。

すごくエネルギッシュで無茶苦茶で
面白かった!
そして人間愛に満ちた素晴らしい映画でした。

やすらぎロス

  • 2017.09.30 Saturday
  • 23:03







おじい3人衆のチャーミングな井戸端会議が
もう見られないなんてー。

昼ドラ「やすらぎの郷」。
半年間の放送が終わってしまいました。


海を眺める広大な敷地に建つ豪華な老人ホームが舞台、
そこに集うのは全盛期のテレビ、映画界を支えた
俳優、作家、ミュージシャンたち。

華やか過ぎる面々が繰り広げるドタバタ人間悲喜劇。
脚本は倉本聰御大、面白くないわけがありません。






昭和の大スター、大女優たちは
凄みも可愛らしさも老いの悲しみも自由自在に操って
さ・す・が でございました!


人生80年、いや90年?
自分が老いている姿はまだまだ想像できないけど。

1日の終わりにみんなが集っていたBAR、『カサブランカ』。
自分が将来、老人ホームに入ったとしたら
こんなバーで仲間と笑ってお喋りしたあと部屋に戻って
眠りにつきたいなーなんて思いました。




テレ朝、次の昼ドラは 『トットちゃん!』。

NHK朝ドラ風の元気なコメディテイストなのかな、、
だったらちょっと苦手かもしれないけど
大好きな徹子さんのお話だからまずは観てみようっと。


単純 熱血サマー その1

  • 2017.07.17 Monday
  • 07:45







時々寄るデパ地下の魚屋さん。
この日は積丹から来た殻付きウニが
びっくり価格で並んでいたので迷わず購入。
夜ごはんの食卓が一気に豪華になりました。


生ウニのとろける甘さと海の香り、
夏だけの特別な味です。

久しぶりにザバーッと積丹の海に潜りたくなりました。




大好きな馬刺し、九州料理店でワーイワーイ。

(このゆるいリスはハンガリーのおばあちゃんが作った
モール人形なのですよ)

さっきから雲丹だの馬だの
カロリー高めのパワーフードのお披露目が続きますが、
暑い夏は食べたいものをガツンと体に取り込めば
それがガソリンになって乗り切れるような気がします。




NHK朝ドラ「ひよっこ」イチのナイスキャラ、
峯田 和伸演じる宗男おじさんは
最高にパワフルで暑苦しい男。

その明るさは大きな悲しみと傷を背負っているからこその
明るさなんですが…。すごく好きです。

物静かで何を考えているか分からない知的な男性が素敵だと
若い頃は思っていた節があるけど、
最近は「単細胞でもいい。分かりやすくて、カッコつけてなくて優しい人」が
魅力的だなぁという風に変わってきました。


一緒にいて楽しいのが一番だな。





熱い男といえば、長瀬 智也。

TBS 日曜劇場「ごめん、愛してる」が、
韓流ドラマのリメイクとあって
直球のメロドラマなのですが、
今クールのお楽しみドラマになりました。


母に捨てられた過去を持つ哀しい男を演じる長瀬が
ワイルドでまた、カッコよくて!

夏だから、難しいこと考えずに楽しむのがいい感じなのです。


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