わろてんか からの…

  • 2018.04.10 Tuesday
  • 00:41








3月まで放送していたNHK朝ドラ「わろてんか」。

日本にはじめて寄席を作り、
のちの吉本興業を創業した夫婦の半生をモデルに、
お笑いの世界をとりまく人間模様を描いた物語でした。

賑やかで、時には涙を誘う優しいドラマだったので
毎日楽しく見続けた半年間。

ドラマが終わる頃にはすっかり
登場人物の俳優さんたちに慣れ親しみ、
別れがつらくなってしまいました。






会話にはボケとツッコミを!
笑ってナンボの人生!

そんな『わろてんか精神』でこれからも参りたいと思います〜。


主人公てん の夫・藤吉郎役が松坂桃李だったのもあって
この朝ドラを見はじめた私ではありますが、
最近、彼が主演した新作映画を観てきました。





巷で話題になっているのかどうかは分かりませんが、
私の中では話題沸騰中、それは
監督 三浦大輔、原作 石田衣良の映画「娼年」です。

女性向けの高級会員制ボーイズクラブ・ passionで
娼夫として働く大学生・リョウと
女性たちとが織りなす愛の物語。

松坂桃李も女優さんたちも、
映画の8割ほぼ一糸纏わぬ姿での登場だし
性描写も、かなーーり刺激的、もちろんR18指定です。

しかしながら、ドラマチックで美しい映像と音楽、
繊細な心理描写、役者たちの体当たりの真剣演技に
不思議と不快な気持ちになることはありませんでした。

むしろ最終的には女性たちの欲望や心の傷を
聖母のように包み込むリョウの優しさに心が緩み、
清々しい気分になったほど。

誰にも言えない秘め事を描いているという点では
やはりとても小説的なお話だと感じました。
官能的なフランス映画の小作品を観たような、
というと言い過ぎか。

同じ映画館にいた人たちと甘やかな秘密を共有したような、
そんな気持ちになりました。




というか!
いま思い返してもあの衝撃的な役を
今をときめくイケメン俳優、松坂桃李がやった
という事実がとにかくすごいです。

家族みんなで見てほのぼのとした
「わろてんか」のボンクラ夫、藤吉っつぁんと
同じ役者ということが信じられないほど、
エロカッコいい松坂桃李くんに会えます!

グレイテスト・ショーマン

  • 2018.03.12 Monday
  • 23:59








監督・マイケル・グレイシー、
ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画
「グレイテストショーマン」を観ました。

アメリカに実在した伝説の興行師・P・Tバーナムの半生を
ミュージカル仕立てにした映画なのですが

ヒュー様を中心にした歌とダンスのシーンありきなので、
全体的にアクセル全開、ストーリー展開が強引すぎ。
もう少し繊細に人物たちの感情描写をして欲しかったと思いました。

2時間にまとめなくても3時間くらいあっても
私は全く構わないんだけどな。
サントラもヒットさせたいだろうし
小さな子でも見られる大衆映画にするには仕方がないことか。






サーカス団の主要メンバーはフリークスたち。

巨人やミュゼット、シャム双生児などの
衣装やメイクを含めたビジュアルは
個性豊かな愛すべきキャラクターも含めて
まるごととっても素敵でした。

シルクハットやケープ、コルセット、 大きなフリルの襟など
19世紀アメリカの洋装スタイル、好きなテイストです。






成功と失敗、光と闇、
紆余曲折あったアメリカショービジネスの軌跡を
描き切れていないことに不満は残りますが
そんなことまぁいいか、って気持ちになるくらい
ミュージカルシーンは楽しかった!

キアラ・セトルが歌いサーカス団が舞い踊る
「THIS IS ME」のシーンや
ゼンデイヤの空中ブランコの美しいラブシーンなど、
忘れられない場面はたくさん。


そしてやっぱりヒュー様の輝きは
スクリーンでまちがいなくNo.1。

ないがしろにされていた娘たちを迎えに行くのに
象に乗って駆けつけるシーンなど、
少々おバカ感を漂わせたシーンも含めて
さすがの貫禄を見せてくれました。

主役はヒュー様でなくては成り立たない映画!

いっそこの映画のタイトルを
「ヒュー・ジャックマンのグレイテスト・ショーマン」に
変えたらいいのでは??

「チャップリンの殺人狂時代」
「ジム・キャリーはMr.ダマー」
「ジャッキー・チェンの酔拳」
あるいは
「ジャッキー・チェンの飛龍拳」みたく。

イケメン映画祭

  • 2018.02.20 Tuesday
  • 23:09








毎年秋に開催される
「ショートフィルムフェスティバル」。

その映画祭では未公開だった作品や優秀賞を獲った作品を
新たにプログラムし直して上映する
1日だけのイベントが
厳冬期の2月の札幌、近代美術館で
ひっそりと開催されておりました。

その名も「ワールドゲート 〜ショートフィルムで世界を旅する」。

3つのプログラムの中から私が選んだのは
「世界のイケメンと旅するショート」です。

フランス、クロアチア、スペイン、日本、スイス。
5ヶ国の映画の中でのイケメンたちの姿を楽しんできました。





短いもので2分ちょっと、
長くても30分のショートムービーの中には、
顔かたちがパーフェクトな「外見イケメン」も
心がイケメンな「中身イケメン」も…。





最後に流れたスイスの映画「彼女とTGV」は
なんとジェーン・バーキンが主役で、得した気分になりました。


あの可愛かったジェーンBが、かなりお年を召していて
ちょっとショックではありましたが。

ある若い男の子(イケメン枠)との出会いにより、
人生を再出発させる女性の役がとても魅力的だったのです。


ところで、イケメンの定義って何でしょうね。

誰もが認める 美しいイケメン男子。
イケメンはそれだけでも充分素晴らしいのですが、
私がイケメンにさらに究極の条件をプラスするとしたら…

「生命力が強いこと」です。

どんな劣悪な環境の中でも
サバイバルに生きていける強靭な肉体を持ち、
できれば口数少なく、頭が切れるなら尚よし。


例えるならジェームズ・ボンド
(もちろんダニエル・グレイグの)のような!
************************************


最近わたしがそば屋やラーメン屋で気づいたことがあります。

昨今の若い男子の中にちらほら、
麺類をすすれない人がいるということに!

彼女と並んで、シュルシュルゥ〜と
何とも活きの悪いすすり方をしている
男たちよ。

ズズッと勢いよく麺をすすれない男子は
生命力も弱い気がしてノーサンキューです。
外国人なら仕方がないけど、
日本男児が麺類を豪快に喰らえないなんて!

男なら、丼ぶりに顔突っ込んでいる間は
一心不乱に麺と対峙せよ!

と私は言いたいのです。
あ、
イケメン映画祭から随分話が逸れてしまいましたが。


祝 SILVER

  • 2018.02.16 Friday
  • 16:17






平昌オリンピックが盛り上がっていますが、
スノーボード、ハーフパイプの決勝戦には燃えましたー。
私が好きなのは平野 歩夢選手。

彼の演技の圧倒的な素晴らしさはもちろん、
インタビューや表彰台でのクールで落ちついた態度、
普段のおしゃれなファッションとか
全部好きだなぁと思いながら見ています。
(完全に、男子の母目線です)

プレッシャーを物ともせず実力を見せつけた
ショーン・ホワイト選手は
ゴールドにふさわしい王者の輝きがあったし、
鋭い刃のような目をした若きサムライ、平野選手は
シルバーのメダルがとてもお似合いだと思います。

青い空に向かって5m以上もの高さまで身を放ち
回転しながら着地する姿は神業としか思えない。

まさに、命がけなのですね。

それだけに、戸塚選手の転倒には胸が痛みました。

どうか、スノーボードの選手だけでなく、
すべてのオリンピック選手がケガなく
最高のパフォーマンスをして
無事に母国に帰れますように!


女子的生活

  • 2018.02.06 Tuesday
  • 18:17






©?2018 NHK


4回だけの放送だったのが残念なくらい
よいドラマだった「女子的生活」。

主人公は志尊淳 演じるミキ。

ミキは生まれた時の性は男の子だったけど
中身は女の子、恋愛対象も女の子という
トランスジェンダー。

アパレルメーカーに勤めるミキの
お洒落な暮らしぶりや
女子力の高さもキラキラしていて、
そんなところはもちろん楽しいドラマだったんだけど

世の中の偏見や差別をゆるっとかわし
時には真正面から闘って
たくましく生きるミキ自身がとても魅力的でした。


また同居人の友人・後藤(EXILE 町田啓太)が
アホだけどまっすぐでいいヤツで。
性別など超えた友だちっていいなぁと毎回胸が熱くなりました。


笑ってしまったエピソードもいくつかありました。

セレブばかりが集まるある晩の合コンにて。
女子は一品なにか手料理を持ち寄るのがルールで
ミキは「ポテトサラダのハム巻き」を持参。

ローストビーフを持ってきた女子もいたのだけど、
それよりポテハムに群がる男子たち。

その様子を見たミキ、
したり顔でこんな名言を呟きました。

#どんなセレブも男子の舌は中2。

これには私も思わず心の中で「その通り!」


スリー・ビルボード

  • 2018.02.01 Thursday
  • 22:10






マーティン・マクドナー 監督・脚本・製作の映画
「スリー・ビルボード」を観ました。


3/4に発表されるアカデミー賞の
最有力候補とされているそうですが、
これは脚本賞と主演女優賞、
作品賞あたり獲るかもなーというのが鑑賞後の印象。



©2017 Twenty-First Century Fox,Inc.


物語は、アメリカの片田舎で
娘を何者かにレイプされ惨殺された母親が
犯人逮捕のため警察と真っ向勝負に出る、
いわゆる復讐劇。


このお母さん、メンタルも腕力もほんと強くて
ちょっとどうなのってくらい暴力的なのだけど
彼女だけじゃなくて、
まぁ登場人物が全員一癖も二癖もある者ばかりで。

そしてアメリカの田舎町ってやっぱり怖いわー。
(根深い差別や偏見、性犯罪。ツインピークスを思い出しちゃう)

そんな狭い田舎町で繰り広げられる暴力の応酬と
エキセントリックな展開に眼を見張りっぱなしなのですが、
あまりのぶっ飛び具合に笑えてきたり、
そこで使う?その曲を?なユーモアのある音楽センスも
この映画の普通じゃないところ。

複雑に絡み合った人間関係は徐々に個々を変化させていき、
不思議な化学変化が起こる終盤では、
思わぬシーンにブワッと2回ほど泣かされました。

すごくエネルギッシュで無茶苦茶で
面白かった!
そして人間愛に満ちた素晴らしい映画でした。

やすらぎロス

  • 2017.09.30 Saturday
  • 23:03







おじい3人衆のチャーミングな井戸端会議が
もう見られないなんてー。

昼ドラ「やすらぎの郷」。
半年間の放送が終わってしまいました。


海を眺める広大な敷地に建つ豪華な老人ホームが舞台、
そこに集うのは全盛期のテレビ、映画界を支えた
俳優、作家、ミュージシャンたち。

華やか過ぎる面々が繰り広げるドタバタ人間悲喜劇。
脚本は倉本聰御大、面白くないわけがありません。






昭和の大スター、大女優たちは
凄みも可愛らしさも老いの悲しみも自由自在に操って
さ・す・が でございました!


人生80年、いや90年?
自分が老いている姿はまだまだ想像できないけど。

1日の終わりにみんなが集っていたBAR、『カサブランカ』。
自分が将来、老人ホームに入ったとしたら
こんなバーで仲間と笑ってお喋りしたあと部屋に戻って
眠りにつきたいなーなんて思いました。




テレ朝、次の昼ドラは 『トットちゃん!』。

NHK朝ドラ風の元気なコメディテイストなのかな、、
だったらちょっと苦手かもしれないけど
大好きな徹子さんのお話だからまずは観てみようっと。


単純 熱血サマー その1

  • 2017.07.17 Monday
  • 07:45







時々寄るデパ地下の魚屋さん。
この日は積丹から来た殻付きウニが
びっくり価格で並んでいたので迷わず購入。
夜ごはんの食卓が一気に豪華になりました。


生ウニのとろける甘さと海の香り、
夏だけの特別な味です。

久しぶりにザバーッと積丹の海に潜りたくなりました。




大好きな馬刺し、九州料理店でワーイワーイ。

(このゆるいリスはハンガリーのおばあちゃんが作った
モール人形なのですよ)

さっきから雲丹だの馬だの
カロリー高めのパワーフードのお披露目が続きますが、
暑い夏は食べたいものをガツンと体に取り込めば
それがガソリンになって乗り切れるような気がします。




NHK朝ドラ「ひよっこ」イチのナイスキャラ、
峯田 和伸演じる宗男おじさんは
最高にパワフルで暑苦しい男。

その明るさは大きな悲しみと傷を背負っているからこその
明るさなんですが…。すごく好きです。

物静かで何を考えているか分からない知的な男性が素敵だと
若い頃は思っていた節があるけど、
最近は「単細胞でもいい。分かりやすくて、カッコつけてなくて優しい人」が
魅力的だなぁという風に変わってきました。


一緒にいて楽しいのが一番だな。





熱い男といえば、長瀬 智也。

TBS 日曜劇場「ごめん、愛してる」が、
韓流ドラマのリメイクとあって
直球のメロドラマなのですが、
今クールのお楽しみドラマになりました。


母に捨てられた過去を持つ哀しい男を演じる長瀬が
ワイルドでまた、カッコよくて!

夏だから、難しいこと考えずに楽しむのがいい感じなのです。


さいごは笑っていきましょう

  • 2017.04.16 Sunday
  • 08:54







先月東京へ行く飛行機の中で読んだ『文藝芸人』。

よしもと芸人たちによる、
読み切り小説、エッセイ、対談等が満載の
文藝春秋特別号です。


笑いはもちろん、驚きや涙もありな内容も多く、
さすが話芸の達人は文章も面白いのだなぁと
感心することしきりでした。


とくに、破天荒だったお父さんとの最期の日々を綴った
野沢直子の小説「笑うお葬式」には
ぐっと引き込まれて何度か吹き出したし、
後半は溢れる涙を抑えられず困りました。

悲しみや泥臭い苦労話を重く語らずに
最後は軽〜く笑いという芸に変えてしまうお笑い芸人の
生き方に魅力を感じます。





〈さいごは笑っていきましょう〉は
このドラマのキャッチコピー。
倉本聰脚本、テレ朝の昼ドラ「やすらぎの郷」が始まって
2週間が過ぎました。

これが予想外に面白くて、連ドラでは
前クールの「カルテット」以来の楽しみとなっています。




俳優、ミュージシャン、脚本家、アーティストなど
昭和のテレビ界に貢献した者だけが
無償で入居できる豪華な老人ホーム
「やすらぎの郷」が物語の舞台。

出演者は脚本家役の石坂浩二を主役に
浅丘ルリ子、加賀まりこ、八千草薫、
近藤正臣、山本圭、藤竜也、野際陽子…
昭和のスター俳優がズラリ。

大御所たちが次々と登場するたび「おお!」となりますが、
モテ男・石坂浩二を翻弄する
華やかな女優たちの競演も見どころです。

実際に元奥さんだった浅丘ルリ子と
元カノの加賀まりことのバトルがあったり、
テレビ業界・芸能界にまつまる辛辣な批判を
女優たちに喋らせるなど、
やりたい放題の脚本。

浅丘ルリ子を指して
「暑化粧の下はきっとシワッシワなのよ!」と
加賀まりこに言わせる倉本聰さん、さすがです。

他にも、高齢者ならではの悩みや問題を
自虐ギャグにした台詞が登場したりと
コメディ要素が散りばめられてはいるけれど、
毎日20分のお話はゆっくりと贅沢感たっぷりに進みます。




また、昭和の映画女優たち(とくに八千草薫さん)の
口からこぼれる日本語の美しさと女性らしい所作は、
最近の若い女優たちが持っていないもので
素敵だなぁと見惚れてしまいます。





若いといえば、昔の加賀まりこさんは
本当にキュートだったなぁ。
中平康監督映画「月曜日のユカ」。

むかーし、中野の映画館で観たことがあるのですが
びっくりする程スタイリッシュな映画でした。

べっぴんさん

  • 2017.04.03 Monday
  • 21:04







NHKの新しい連続テレビ小説『ひよっこ』がスタートして
もう1週間が経ちますが、
私は前作『べっぴんさん』がとても好きでした。

『べっぴんさん』は
主人公・坂東すみれを中心とした4人の女性たちが
戦後の焼け跡の中から立ち上げたアパレルメーカー、
『キアリス』(現在のファミリア)を
成長させていく様子を描いた物語です。

舞台が神戸で子供服のお店、というところに
興味を惹かれて観るようになったドラマでしたが、
映画のように美しい映像と心に残る台詞の数々、
役者たちの丁寧で確かな演技に魅了され、
毎日録画を観るために
テレビの前に座る15分が楽しみになるほどでした。




主役のすみれちゃん役の
少女期から60代までをひとりで演じた芳根京子さん。

ピュアでおだやか、そして芯が強い女性
という核の部分は変わらずに、
ゆっくりと背中が丸くなり
歩みにも優しさが滲んでいく晩年のすみれを
見事に表現していました。
これからが楽しみな女優さんです。

半年間見続けたからこそ感じたことなのですが、
キアリスの4人と一緒に子育てをし、仕事をして、孫の姿を見て…
とまるで一緒に歳をとってきたような気持ちで最終週を見守り、
名シーンのプレイバックに毎日泣かされていた私です。


「想いを込めて作ったものは 必ず相手に伝わるんです。」は
靴職人の麻田さん(市村正親)が
少女時代のすみれに言った台詞。
このことばが、 どんな物作りにも共通するおまじないのように聞こえ、
心に残っています。




そして「べっぴん」とは
想いがこもった特別な品=別品という意味ですが、
誰かのためにひと針ひと針に気持ちを込めて
別品を作ることの楽しさを、
年をとってもずっと感じていたいなと思います。


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