ススキノのはずれ、創成川が見えるライブハウスPROVOで
ヨガの歌姫 ダフネ・ツェのダンスのワークショップと
アルバムリリースツアーのライブがありました。
昼間のPROVOに来たのは初めて。
新緑がまぶしい最高の季節を迎えた札幌。
川からの心地よい風と
柔らかな光が気持ちいい空間で。
初体験の スピリットダンスソウルソングのワークショップは
刺激的なものでした。
ダンスのワークショップというと
先生の動きについていくのに必死になるイメージがありましたが
ダフネ先生と踊るダンスは
「自分のマインドを解き放つこと」が大切なので、
決まりごとはなく、自由に身体を動かしたり
声を出してよいのです。
DJの田中 圭吾さんが流す音とダフネの言葉に誘導され、
最初は恥ずかしかったけれど
身体を揺らし、動かすにつれ
ヨガが深まってきた時と同じような解放感に包まれました。
まるで子どもの頃、遊びに没頭していた時のような。
夢中で走ったり、くるくる回ったり、
笑ったり。
終わる頃には爽快感と幸せな気持ちが混ざって
なんともいえず自由だ〜!っていう気分に。
そして一緒に踊ったみなさんの目が、
びっくりするほどキラキラしていました。
二部はダフネによるキルタンライブ。
ステージ前にはこの日だけの特別な、
美しい花曼荼羅が作られました。
ヨガをしている人には馴染みがある人も多いと思うのですが
キルタンとは、サンスクリット語の祈りの詩をメロディに乗せ
繰り返し繰り返しみんなで歌うこと。
もともと私のヨガの師であるしのぶ先生が
レッスンでよくかけてくれるダフネ・ツェの歌声が好きで
家でも繰り返し良く聴いています。
生の歌声は、本当に素晴らしくて震えました。
ダフネさん自身の身体が楽器で、
音の一つ一つに魂が宿ってそれが空気を震わせて
私の体に染みていく…ような感覚。
真ん中のダフネさんを囲んで、楽器奏者や
コーラス、通訳、事務所スタッフの方たち。
みなさん、太陽みたいなダフネと同じく
ピュアであたたかな方たちでした。
そんなダフネ・ツェの新しいアルバム
「Soulsongs 〜Music for Living Yoga」 /DAPHNE TSE
ここに収められているサンスクリット語が心地よいマントラ数曲は
湖を小舟で漂うかのような清涼感と
安らぎを感じさせるヒーリング効果がありますが、
誰もが知る「アメージンググレース」も収録されていて
一枚を通して心地よく聴けるアルバムです。