青い瞳の女の子

  • 2019.04.17 Wednesday
  • 16:57







どこか遠くを見つめる青い瞳の女の子や、猫。
おもちゃ箱をひっくり返したような
色とりどりのお花。

いつだったかインターネットの中で見つけて
心に引っかかっていた
やまぐちめぐみ さんの絵の展覧会を観に
札幌のギャラリー、CONTEXT-Sまで。



小さなギャラリーでは
昨年蘭越町に住まいを移されたカフェ
「たべるとくらしの研究所」が
土日だけの出張カフェをやっていて
静かにごはんを味わう人たちの横で
じゃまにならないように絵を見てまわりました。

ギャラリー内で食事のイベントって
東京の中央線沿線っぽくて懐かしい雰囲気
と思っていたところに
ここのギャラリーの母体が阿佐ヶ谷にあることを
オーナーさんから聞きました。


絵はどれも夢の中みたいな、東欧の映画のような色彩で
だからか一抹の寂しさも感じる
やっぱりすごく好きなものばかりでした。


ただ残念なのは作家がもうこの世にいないということ。
やまぐちめぐみさんは病気により
49歳で天に召されています。


「あの絵の女の子にどこか似てらっしゃいますね」

絵を指差すオーナーさんに言われて振り向くと
デニムのサロペットを着て前髪が少し斜めになった
おかっぱの小さな女の子の絵が。





「たしかに4歳くらいの時の私にちょっと似てるかも。
だけどもっとギラギラしてたわ!」
って内心思ったけど、嬉しかったので
「たしかに親近感覚えます〜」
なんて気取って答えてしまいました。

食べ歩きは料理上手になる近道である

  • 2019.04.15 Monday
  • 13:50









手で作ったペーパーフラワーのように
何層にも重なったフリルが美しいこの花は
ラナンキュラス。

「花も一気に春らしくなってきましたね〜」なんて言ったら
いつものお花屋さんのお兄さん
「もう夏の花が入ってきてるんですよ」と。

季節がまわるのが早すぎて嫌になっちゃいます。





息子の入学式が無事終わり、
親としてちょっと一区切りの心安らかな春を迎えています。


それぞれ子どもたちが受験を終え
別の高校での生活が始まった母仲間たちと
「いろいろほんとにお疲れさん会」と称して
モエレ沼公園の中にあるフレンチレストランで食事をしてきました。

店名は L 'enfant qui rêve (夢見る少年)。
なんてこの日の宴にぴったりな店名なのでしょう。


【デザートの一部の焼きたてスフレ。
デザートはあと蜜柑のソルベとチョコレートと
パウンドケーキがつくという盛りだくさんな内容!】

モエレ沼公園は空気が澄んでいて
いつもより空が高く感じられました。

窓から見える景色を時々眺めつつ
季節の道産野菜を使った手の込んだお料理を
のんびり楽しむひととき。

それぞれ高校でもまた色々な珍事件を起こすに違いないけど
みんなでこうやって笑い飛ばしながら
互いの成長を見守っていこうねーーと話しました。






今年の春は送別会、打ち上げ、お祝い会、
ただの夕飯サボりも含め外食の機会がとても多くなりました。

最近身体が重い気がして要注意なのですが。

土曜日は16歳の誕生日を迎えた息子のお祝いで
中華料理の「月下翁」というお店に初めて行きました。

料理のベースは食養生の考えを取り入れた四川中華。
有機農法で作られた季節の野菜や中華材料がふんだんに使われていて、
覚えている限りでも
蓮の実、白木耳、うるめ、そら豆、穴子、羊肉と
身体が元気になる食材ばかり。

どれも滋味深く薄味で、ワインもオーガニック。
全て感動的なおいしさでした。

(写真撮る暇もないほど味わった)


良い素材を使うのは当たり前ですが
料理って大事なのはやはり「火入れの加減」と「スパイス」だなと
しみじみ感じいるディナーでした。

こんどから新鮮な帆立の火入れはほんのりレアでいこう、とか
お弁当の味付けをあのスパイスで微妙に変えていこう、とか
普段の料理にも進化が期待できるのだから
やっぱり外食に出かけることって大事だなぁと。


春のドラマ あれこれ

  • 2019.04.12 Friday
  • 00:03







横尾忠則さんのタイトルバックがかっこいい
NHK大河ドラマ「いだてん」。

主役の勘九郎がしょぼいだの
場面転換が早過ぎるだの
大河っぽくないだの、
いろいろ言われて視聴率も低迷していますが
青春群像劇として私は面白く観ています。




日本人ではじめてオリンピックに
マラソンランナーとして出場した、金栗四三。

中村勘九郎の熊本弁はチャーミングだし、
真っ直ぐで純粋な四三を生き生きと演じていて
清々しい気持ちになります。



緑豊かな熊本の田舎風景とは対照的に描かれる
粋でいなせな明治の東京の空気もまた良くて。

筋肉隆々、スポーツ万能な三島財閥の御曹司
三島弥彦役の生田斗真も魅力的。




「女西郷」と呼ばれた三島家のドン・弥彦の母(白石加代子)が
彼を五輪に送り出す日の別れのシーンは
ベタだったけど泣かされたわ〜

そんな分かりやすいお涙シーンも入れたり
展開もクドカンドラマにしてはゆっくりめだと思うけどなぁ。

まぁとにかく主役級の役者ばかり詰め込んだ大河ドラマ、
第2部からはいよいよもうひとりの主役、
阿部サダヲが登場するし、ますます楽しみ。





またもやNHKですがこの春からの朝ドラ
「なつぞら」は北海道・十勝が舞台です。
乳製品が大好きな私としては、
牛舎の風景やバターや卵を使って
お菓子を作るシーンがいっぱい出てくるのがたまりません。

最近までヒロインなつ(広瀬すず)の
子ども時代を演じていた栗野咲莉ちゃんが
とってもかわいくて演技がうますぎて
なんども泣かされました…。

なつは戦争で親を亡くし東京から北海道に
連れてこられた子。

血の繋がりが無いなつを心からかわいがり
十勝の開拓民として生きていく上で大切なことを
厳しくしつけるおじいさん(草刈正雄)が
まるでハイジのオンジのようで
かっこよすぎて毎回シビれます。

なつとおじいさん。
ふたりが一緒にいるシーンがすごーく良いのです。




オープニングのタイトルバッグや本編にも時々入る
ジブリタッチなアニメーションも 朝ドラでは新鮮です。

十勝の牧場育ちのなつが東京に出て
アニメーターになるまでを描くそうだけど
どう繋がってそうなるのかを見守っていかなければ。




そしてこれから始まるドラマで一番楽しみなのは
古田新太がゲイで女装家の教師を演じる
「俺のスカート、どこ行った?」です。

「今日から俺は!!」→「3年A組 今からみなさんは、人質です」と
学園ドラマが大当たり続きの日テレ。

前評判も内容も知らずとも
このビジュアルだけでもう最高ですから
見ることは私の中で決定しています。


小さな人たちに

  • 2019.04.02 Tuesday
  • 23:54







小さなお子さんのためのオーダー品が完成し
それぞれの場所へ旅立ちました。
春ですね〜

これは一体何でしょう?

子ども用のベルトかな。それにしては短いし…



正解は、帽子用のお飾りリボンでした!

この春に幼稚園の年長さんになる
女の子のお母さんからのオーダーで作りました。
園でかぶるカラー帽子の上にぐるっと巻いて使うリボンなのです。



星、リボン、スマイルマーク、りんご…
お嬢さんの好きなものばかりを
ひとつずつワッペンにして
ずらっと並べています。

フューシャピンクのリボンが揺れる後ろ姿もかわいくて
きっと園で一番目立っちゃうでしょうね!




そしてこちらは男の子用の保育園バッグです。

恐竜が大好きで、その知識は博士並みだそう。
ホンモノを追求する男の子のために
恐竜はかわいいよりカッコいいフォルムにして
爪や触角、目の表情などにもリアルさを加えてみました。





内側の生地も恐竜柄です。
重い絵本を入れても大丈夫なように
厚めの生地を選びました。

ママはとてもお洒落な方なので
「いかにもな通園バッグ」ではなく
普段の洋服にも違和感なくお洒落に持てるような
そんなイメージで
丁寧に楽しみながら作らせていただきました。




最後は、いつもお馴染みのお客さまからのご依頼です。

はじめての保育園に通うことになった小さなお嬢さんのための
シーツを入れる巾着袋です。


イチゴや赤、ピンクなどをテーマに
お昼寝時間のまどろみの空気を纏わせて
優しい雰囲気に仕上げました。

メインに使ったフルーツ柄の生地がノスタルジックで素敵。
この生地で大人用のシャツ、
もしくは小さな女の子のワンピースを作ったら
さぞかわいかろうなーと想像しています。





紐の先にプクプクの丸いチャームをつけてみました。

赤ちゃんってこういう柔らかいものを
ずっと握って離さなかったり
口に入れようとするんだよなぁ。

なんてことを懐かしく思い出しています。

どれも それぞれのお子さんの
楽しい園生活の思い出の品になってくれたら嬉しいです。


今日から俺は!!

  • 2019.03.29 Friday
  • 23:56








昨年秋に放送された大人気ドラマ「今日から俺は!」

ツンツン頭に長ラン、男気溢れる伊藤ちゃんと
テキトーだけどハートは熱い金髪パーマに短ランの三橋。
このコンビが様々な珍事件を巻き起こす
ヤンキー学園ドラマでしたが




中学校の謝恩会の余興で
この ドラマのオープニング曲である
「男の勲章」を歌って踊りたい!
と私は密かに考えていました。



謝恩会準備係の集会の初日に。

「今年の余興はU・S・Aではなく!
みんなでツッパリになって《今日俺ダンス》を踊ろう!
私は三橋をやりたい!」と熱く提案してみたところ、

「面白そう!」「あのドラマ大好きだった!」とか言って
12名の元気な母ちゃんたちが手を挙げてくれました。

みんなアラフォーやらアラフィフ、
そして受験生の母たちです。

受験勉強に勤しむ娘や息子に知られないよう
各自、自宅でこっそりダンスの練習に励み、
忙しい時間をやりくりして
冬のあいだ何度も学校の会議室に集まりました。

ダンスの練習はもちろん、
衣装とウィッグの打ち合わせやツッパリメイクの練習まで。
(なんとメンバーの中にメイクアップアーティストがいたのです!)

集まりの日は毎回大笑いで盛り上がりました。
放課後の女子高生のようで、本当に楽しかったです。





さて、謝恩会の日があっという間にやってきました。
ウィッグやメイク道具が置かれた当日のホテルの控え室は
さながら役者たちの楽屋のようでした。




みんな思い思いのウィッグを自腹で用意しました。

今はコスプレが気軽にできる世の中ですから
手頃な値段で質の良いウィッグが簡単に手に入るんですね〜





私は三橋役なのでパーマがかかったショートの金髪に
友人の息子が入学当時に着ていた
小さな学ランを借りて短ランに改造。
ボンタンはメルカリで安く手に入れました。

三橋に近づけたかなー。

肩にもたれる彼女は一応顔を隠しておきますが
子どもの幼稚園時代からの友人です。
白い靴下とセーラー服がよく似合ってて
本当にかわいかったー。

ちなみに三橋の相方、ツンツン頭の伊藤ちゃん役は
体育のO先生(男性教諭)がノリノリで引き受けてくれ、
私が当日先生用の長ランを持ってくるのを忘れるという
あり得ない大失態をおかしたのを
アドリブトークで笑いに変えてくれました。




【みんなの黄色いスカーフは嘘ミmade】

今回のステージは、ただ歌って踊るだけではなく
ひと芝居加えてパフォーマンスを意味のあるものにしようと考えました。

メンバー全員が不良中学生になりきり、
『 お世話になった先生や親たちに
お礼を言うためにホテルに乗り込んできた』
という設定で
ちょっとしたメッセージを歌の前にぶっ込むことにしたのです。

マイクを通して口々に
先生や母親たちに思い出話や
ありがとうやごめんのメッセージを伝えたのですが、
そのほとんどが我が子のエピソードから来るものだったので
台詞を言いながら泣きそうになるメンバーもいて…

その名演技に隠した熱い想いは
校長先生はじめお母さんたちの心に
きっと届いたはず。

観客の皆さん、少々薹が立った迫力満点のツッパリ軍団に
最初こそちょっと面食らっているように見えましたが、
感謝の気持ちを込めた 「男の勲章」の歌とダンスが始まる頃には
はっきりと会場との一体感を感じることができたのでした…!

大成功!!と言って良いと思います。

終始男ことばで進行役を務めた私。
「てめーら」だの
「ふざけんじゃねぇ」だの
「上等じゃねーか、校長さんよぉ」だの
ツッパリ言葉をずっと威勢良く叫んでいたので、
しばらくは荒っぽい言葉が抜けませんでした。

余興も謝恩会も終わり、
一夜限りのツッパリ軍団は解散してしまったわけですが、
一緒に面白いことをやり切った仲間たちとは何だか離れがたく

4月に入って子どもたちの高校生活が軌道にのった頃に
「【今日俺チーム同窓会】と称して一杯やろーぜ」
と約束し合っているのです。


幼、小、それに中学校でも
こうしてたくさんのお母さん友だちが出来たことは嬉しいし、
ずっと大事にしていきたいなぁと思っています。


さようなら そしてありがとう

  • 2019.03.24 Sunday
  • 23:51








中学校の三年間。

ひとの一生の中で
これほど身も心も大きく成長する時期は他にないでしょう。

たくさんの友だちとの出会い。
喜びあり、悩みあり苦しみあり、
ほんとうに毎日が起伏だらけの三年間でした。

卒業式は親として
そんな日々をゆっくり振り返ることができた時間でした。





入学時はまだあどけなさが残るふっくらほっぺで

不安な表情でぶかぶかの制服に身を包んでいた子どもたちも
袖がつんつるてんになるほど手足が伸びて
肩幅はたくましく大きくなりました。

どの子もみんな思春期の嵐の中をくぐり抜け
苦しい受験勉強を乗り越えて
この日を迎えたのだなぁと思うと、
まっすぐ前を見据え、堂々と立つ姿が輝いて見えたし、
美しい合唱に瞼が熱くなりました。






教室に戻ってからの最後のホームルームは
声が大きいということで息子の号令で始まりました。

担任の先生からのメッセージは

「先生は毎日この教室で君たちと一緒に過ごせて
本当に幸せだった。

あたりまえの幸せに感謝し
周りの人を大切にできるひとになって欲しい。」でした。

これは歳を重ねるとよく分かることではあっても
まだ若い子どもたちにはなかなか難しい課題かもしれません。

いつか中学生活を振り返る時が来たとき
この教室での何気ない友だちとの会話や
楽しかった時間を思い出すのだと思います。


いつでも穏やかな笑顔で子どもたちに接し
生徒ひとりひとりの個性を尊重してくれた、
先生らしい言葉でした。





息子がお世話になったもうひとりの先生に
バスケットボール部の顧問の先生がいるのですが、
この先生からのメッセージも素晴らしいものでした。

「オール3を目指すくらいなら
1があってもひとつ5がある方がいい。

中学校では、自分が何が得意で
何が不得意かが分かったと思う。

これからは自分がこれだと思う好きなことを極めて
ナンバーワンを目指していって欲しい。」


バスケ部員に向けた最後のこの言葉は
素直に何でも器用にこなす優等生ではなかった息子の心に
深く響いただろうと思います。

懐深く優しい兄貴のようだった担任の先生と 、
指導は厳しくいつでもブレないバスケ部の先生
という全く違う強い芯と個性を持つ
ステキな先生ふたりに出会えた息子は幸せです。




卒業、おめでとう。

そして私たち父母も三年間おつかれさまでした。
この日の夜は少し大人っぽいレストランで
家族3人でお祝いをしました。


春ようやく来たる

  • 2019.03.10 Sunday
  • 21:29







いつのまにか札幌も雪どけが進みました。

嗚呼、この2.3月の時の流れの速さよ。
日めくりカレンダーが
まるで音を立ててめくれていくかのようでした。


2月の末に息子の受験も無事終わりました。
第一希望の学校には残念ながら合格できなかったのです。

でも、目標に向かってこのひと冬猛烈に勉強をしていた姿は
親として一生忘れられない
美しい姿として記憶に残りそうです。


親子ともにまさかダメだとは思っていなかったので
通知が来た日はあまりのショックに
白眼に真っ赤な血の塊が出来てしまいました。

夜、顔を見に来てくれた妹に
「お姉ちゃん、目、どうしたの?!」
と言われるまで気づかなかったほど。


当の本人、
もちろん精神的に相当のダメージを受けただろうに、

「バスケの試合では普段以上のパフォーマンスができてしまう
ミラクルが起こることが良くあった。
でも受験は、違う。
自分の努力と実力が志望校に足りなかった、
その事実が全てだ。」

てなことを呟いた息子。

そんなことに気づけただけ成長したんだなぁ
だけどやっぱり夢を叶えさせてあげたかったなぁと
しばらくは立ち直れなかった母なのでした。





でも 第二希望の学校には合格しました!

夫とふたり学校に掲示された合格者一覧表を見に行った朝の、
春の黄色く眩しい光、まだ少し肌寒さを感じた風を
これまた一生忘れないと思います。

大げさかもしれませんが、
頑張った息子を受け入れてくれた学校に
ありがとうっていいたい気持ち。
何度も受験番号を見直しました。


落ちた時は悔しさと怒りで涙も出なかったけど
この日は帰りの車を運転しながら、
はじめてちょっと泣きました。



そして私はそのままスポーツクラブに行ったのですが、
帰りのトイレで用を足したあと
トイレットペーパーをヨガパンツのゴムに挟んだまま手を洗っていたのを、
親切なご婦人に指摘されました。


あまりにも嬉しいのとホッとしたのとでフワフワしていて
地に足がついていなかったのでしょう。

つくづくアホだわ、、と
自分の滑稽さが笑えてきて仕方がない出来事でした。





卒業式まで、あと一週間。

振り返ると三年間の思春期は
本当にいろいろあり過ぎました。


息子と、そしてバスケをともに頑張ってきた仲間たち
ひとりひとりが壇上に立つたび
その成長した立派な姿を見て嗚咽をあげないわけがなく、
今から恐ろしい私です。


貴族ブローチと本にまつわるお話

  • 2019.02.15 Friday
  • 23:40





今年のバレンタイン、家族みんなで食べるチョコは
メゾン・デュ・ショコラのにしました。

東京にいた頃、息子をベビーカーに乗せて
よく表参道のクレヨンハウスに絵本を見に行っていたのですが、
近くのメゾン・デュ・ショコラに寄って二粒買い、
食べながら帰るのが小さな贅沢だったなぁと。

思い出のお店です。




絵本といえば、自分の作品を写真に収めるとき
絵本の1ページを背景にすることがあるのですが、
探してみるとウサギやネコが主人公の絵本というものが
わりと多いように思います。





この「うさ貴族ブローチ」のバックに使わせてもらった絵本は
シャーロット・ゾロトウ作 / モーリス・センダック絵
「うさぎさん てつだってほしいの」。


お母さんに誕生日のプレゼントをあげようと考えた女の子が
うさぎさんに贈り物を一緒に考えてもらうという
心温まるお話です。






ゾロトウ、センダックも大好きだけど
私がとくに好きなジョンバーニンガムさんと
トミー・ウンゲラーさんが 先月と今月
相次いで亡くなってしまい、とても残念です。


ジョンバーニンガムの書く奇想天外でスケールの大きなお話や
トミー・ウンゲラーの洒落たタッチの絵と
シニカルなお話が大好きで、
息子にはもちろん、小学校の読み聞かせや
ブックフェスのイベントでよく読んだものです。

作者はいなくなっても絵本は残り
これからもたくさんのこどもたちに読み継がれるのだから
それは素晴らしいこと。






こちらのネコさんとさきほど紹介したウサギさんは
久々にminneの「嘘とミシンギャラリー」にアップしてみましたので
ご覧くださいねー!




ちなみにこのブローチの下に敷いた本は
「ちいさな手のひら辞典 ねこ
(グラフィック社)

ねこの古代エジプトにおける地位は?
ねこと犬はどうしたら仲良くなれる?
最も素晴らしいねこの映画は? 等

ねこに関する様々な疑問にユーモア交えつつ答えてくれる本です。

左側に文章、右側にフランスのクロモカードが配された洒落た本で、
これもお気に入りです。


春の新作 Marianne

  • 2019.02.12 Tuesday
  • 10:02








一年でいちばん寒さが厳しい2月ではありますが
頭の中は春のお洒落や旅の計画でいっぱい。
すっかり次の季節に向かっています。

そんな中、新しいトラベルポーチ
「Marianne」が生まれました。

ギンガムチェック生地とリボンがついたシフォンの間に
お花やフルーツのアップリケがはさまった
とびきりキュートな巾着型のポーチです。




大きさはちょうどA4サイズくらい。
下着やTシャツなどを入れて春の旅行や
ジムに連れて行って欲しい。

いや、なによりも
ただ持っているだけで気分が上がるようなポーチなんです!




イメージしたのは70年代に活躍したイギリス生まれのアイドル、
マリアンヌ・フェイスフル。

歌手であり女優であり、ミックジャガーの彼女でもあった
コケティッシュでBébé な彼女を思いながら作りました。




あー、なんてかわいいのでしょう。
精神崩壊してしまう前の彼女は本当に妖精だったな。




「サロンにいらっしゃる女性のお客様になにか特別なものを」
とのオーダーで、エステサロンme chill さんのために作った
このトラベルポーチ、

インスタで一足早くお披露目したところ
「かわいい!」「欲しい!」「外でも持ち歩きたい!」
などの声を頂いたので、形や大きさ、補強など考えて
またたくさん作ろうと思っています。





一昨年の秋デビューしたTea pot broochも
久しぶりに登場です。

鮮やかなラメ入りグリーンとピンクのチュールは
本当に発色がきれいで大好きな素材。

絵本の中から飛び出てきたようなポット型ブローチは
まだ冬のコートが手放せない今の季節は襟元に、
春になったらバッグにつけて楽しめます。





裏側も色とりどり。この組み合わせを考えるのが
毎度最高に楽しい作業です。

ポットの蓋につけたポンポンは
タイのリス族の人たちのお手製です。
前回ご紹介して大好評だった
「ふわふわねこポーチ」の鼻にも使用している、
大切な素材です。



今まで何羽生まれたか分かりませんが
少しずつ表情が変わってきているかもしれない
「うさ貴族ブローチ」。

2019年最初のウサギたちは
春を運んで来てくれるような軽やかな色合いです。





「ねこ貴族ブローチ」もありますよ。
お目々がキラキラ、チュールハットがかわいい子も、
アフリカから来たミントグリーンの
スパンコールの目を持つ子も。

それぞれの個性が光ってます。

今日ご紹介したものたちは全て
me chillの雑貨コーナーで扱っていただたいています。


ゆっくり十まで

  • 2019.01.20 Sunday
  • 23:26








本は、新聞や雑誌の書評、または本好きな友だちの話から
気になったものをiPhoneにメモしておき、
書店でそれを探して中身を確かめて
買うかどうか決めることが多いのですが

時々、前情報なしに心に訴えてくる本があります。
今回はこの本がそうでした。

「ゆっくり十まで」 新井素子 (キノブックス)

シルバーの表紙にあぶく、魚、
お風呂に浸かるかわいい女の子。
ハードカバーだけど小さめのサイズ。

すべてが好みで、この本を持っていたい
という所有欲に駆られました。

新井素子のSF小説、
昔好きで少し読んでいたことがあったけれど、久しぶり。
昨年秋に出た新刊です。

恋の話や不思議な話がいくつか入った短編小説集で、
恋人と同棲している女の子が雪女だった前世を思い出す話や
擬人化された物の話など
ほんわか幸せな気持ちになるお話が並んでいます。

実際にはあり得ないようなファンタジーは
どこかで「いや、あり得る」と信じている自分がいて。

幽霊だって前世だって、
そんなもの無いと言ってしまえばそれまでで
存在すると思えばロマンが広がるわけで。





亡くなったおばあちゃんと孫娘が携帯電話で話す
「コンセント」というお話は
特にいいなぁーと思ってしまった。

誰しもがもうこの世にはいない大切な人と
また会って話したいと思うものです。

今の私は願わくば。

霊界に届くポストなんていうものがあれば、
父に手紙を書いて投函するのになぁ。

何かと手紙をよこすのが好きだった父のことだから
届いたらすぐに返事を書くに違いない。

太いモンブランの、青いインクの万年筆で眼鏡を外して
前のめりで字を書いている姿が
ありありと目に浮かんできます。

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メゾンドトーキョー5号室 紅子の本棚

嘘とミシン商品取扱い店『 me chill 』

札幌市中央区南1西17 1-18 白樺ビル5階 502号室 011-676-4898 10時open~18時30分最終受付 日・祝 定休

『 雑貨店 fève』

札幌市白石区東札幌2条2丁目1-19 011-878-0330

嘘とミシンの作品通販サイト『minne』

http://minne.com/usotomishin

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