さいごは笑っていきましょう

  • 2017.04.16 Sunday
  • 08:54







先月東京へ行く飛行機の中で読んだ『文藝芸人』。

よしもと芸人たちによる、
読み切り小説、エッセイ、対談等が満載の
文藝春秋特別号です。


笑いはもちろん、驚きや涙もありな内容も多く、
さすが話芸の達人は文章も面白いのだなぁと
感心することしきりでした。


とくに、破天荒だったお父さんとの最期の日々を綴った
野沢直子の小説「笑うお葬式」には
ぐっと引き込まれて何度か吹き出したし、
後半は溢れる涙を抑えられず困りました。

悲しみや泥臭い苦労話を重く語らずに
最後は軽〜く笑いという芸に変えてしまうお笑い芸人の
生き方に魅力を感じます。





〈さいごは笑っていきましょう〉は
このドラマのキャッチコピー。
倉本聰脚本、テレ朝の昼ドラ「やすらぎの郷」が始まって
2週間が過ぎました。

これが予想外に面白くて、連ドラでは
前クールの「カルテット」以来の楽しみとなっています。




俳優、ミュージシャン、脚本家、アーティストなど
昭和のテレビ界に貢献した者だけが
無償で入居できる豪華な老人ホーム
「やすらぎの郷」が物語の舞台。

出演者は脚本家役の石坂浩二を主役に
浅丘ルリ子、加賀まりこ、八千草薫、
近藤正臣、山本圭、藤竜也、野際陽子…
昭和のスター俳優がズラリ。

大御所たちが次々と登場するたび「おお!」となりますが、
モテ男・石坂浩二を翻弄する
華やかな女優たちの競演も見どころです。

実際に元奥さんだった浅丘ルリ子と
元カノの加賀まりことのバトルがあったり、
テレビ業界・芸能界にまつまる辛辣な批判を
女優たちに喋らせるなど、
やりたい放題の脚本。

浅丘ルリ子を指して
「暑化粧の下はきっとシワッシワなのよ!」と
加賀まりこに言わせる倉本聰さん、さすがです。

他にも、高齢者ならではの悩みや問題を
自虐ギャグにした台詞が登場したりと
コメディ要素が散りばめられてはいるけれど、
毎日20分のお話はゆっくりと贅沢感たっぷりに進みます。




また、昭和の映画女優たち(とくに八千草薫さん)の
口からこぼれる日本語の美しさと女性らしい所作は、
最近の若い女優たちが持っていないもので
素敵だなぁと見惚れてしまいます。





若いといえば、昔の加賀まりこさんは
本当にキュートだったなぁ。
中平康監督映画「月曜日のユカ」。

むかーし、中野の映画館で観たことがあるのですが
びっくりする程スタイリッシュな映画でした。

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  • 2017.05.14 Sunday
  • 08:54
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