みえるわ / 川上未映子×マームとジプシー

  • 2018.02.18 Sunday
  • 16:24








金や銀の塗料や、古いレースを
ヴィンテージのワンピースに加えて作品にする服飾デザイナー
YUKI FUJISAWA が好きなのですが
彼女が一部の舞台衣装を担当すると知り
観に行こうとチケットをとったお芝居を、
金曜の夜に観に行きました。

名前は知っていたけど観たことがなかった劇団
「マームとジプシー」。

会場は大きなホールなどではなく、
札幌の創成川のそばに建つ、
バーであり、ライブハウスでもあり、
パーティーなども開かれる小さな箱、
PROVO。

薄暗い店内には朽ちそうな古いソファーや肘掛け椅子、
天井からは銀色のミラーボールやガラスの球体がぶら下がり、
奥にまるでサーカス小屋の女たちが着替えるドレスルームのような
小さなステージがセットされていました。

生の演劇のドキドキが、すぐそばにありました。

舞台は川上未映子の詩的小説を
女優・青柳いづみがひとりで表現し、
それにホンマタカシの映像や、音響、
劇団主宰の藤田貴大が演出を加え
演劇へと昇華させるというスタイル。

川上未映子の小説の世界は、
表現が抽象的で分かりづらく
正直あまり得意ではありません。


だから最初の演目「戦争花嫁」がはじまって
一生懸命、話の筋を追おうとしたのだけれど
主語がコロコロ変わるので
「一体誰が言った言葉なの?」と混乱し始めました。

しかしそれを確認する間も与えられず、音楽に煽られ、
言葉をシャワーのようにジャバジャバと浴びせられるので、
「わ、やっぱりわけわかんね」と思いました。

けど途中から 「これは散文詩なのだ」と捉えれば
「意味など考えず自由に感じることができるな。
そうだ、そうしよう」 と思うに至りました。


そんな見方をするようにした結果、
全体の感想として降りてきた言葉は
「マグマとなって噴火した永遠の少女性」でした。



(他地方の舞台。こんな感じ)

私が観た公演2日目の演目は
「戦争花嫁」「治療、家の名はコスモス」「冬の扉」の3本で、
楽しみにしていた衣装はそれぞれ
suzuki takayuki 、overlace 、malamute
が担当していました。

ちょうど私の見たかった
overlace(YUKI FUJISAWAの別名義ブランド)の
すてきな黒いドレスが見られて嬉しかった。





フライヤーにもなったヒグチユウコ作の
ふたりの少女が描かれたTシャツが販売されていたので、
自分用に買いました。

この晩感じたイメージを、
レースや小さな花を使ってコラージュして
新しい洋服に作り変えてみようと思っています。

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  • 2018.09.19 Wednesday
  • 16:24
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