私も修学旅行 「神戸 京都編」

  • 2018.06.05 Tuesday
  • 23:53








旅のはじまりは梅雨入りしそうな神戸から。
朝早く息子が修学旅行のため東京に向けて出発。
送り出したあと私も二泊三日の
「大人の修学旅行」に出かけてきました。


息子は忙しい中学3年生。
部活引退後は徐々に受験生としての日々がはじまる予定。
(しかし本人の自覚はまだまだこれから。)

なので、もちろん親の私もふらっと旅行には行けなくなります。

これが最大のチャンスとばかりに
冬から飛行機の早割チケットを予約していたのです。





まずは元町の手芸材料店《Rollo》で
材料の吟味&買い物。

ここではスパンコールやビーズ、
古いプラスチックのおもちゃのパーツ、
リボンやレースなどを買いました。



頼めば商品はササっと値段が分かるようにして袋に入れてくれるので、
制作する者にとって便利でありがたいのです。

お店で働くお姉さんたちは
もちろん手作りが得意で大好きな人ばかりなのでしょう。
皆さん既製品ではないお洒落なアクセサリーを身につけています。

それにしても、札幌では売っていない
珍しくてキラキラした材料に胸が高鳴りました。

ふらっと買いにこれる神戸の女の子たちが羨ましいなー。





夕方になり小雨がぱらついてきました。

立ち飲み屋やお好み焼き屋などが立ち並ぶ
三ノ宮駅近くのガード下からはいい匂いがしてきます。

蒸し暑さから喉もカラカラ。
ここで一休みしたい気持ちを抑えて電車に。

この日のお宿の、京都へ向かいました。




京都。

大阪や神戸から近いのに
不思議とまるで空気が違う、神々が住む町。

一度泊まってみたかったホテル、
古い専門学校をリノベーションした《アンテルーム》に到着です。





風通しが良い広いロビーにはギャラリーを併設。

快適なホテルを予感させる、
いたるところに無駄を省いたシンプルなデザイン。



客室に向かうエレベーターへの廊下も
お洒落で、外国のクラブみたい。

実際海外のお客さんが多く、
バックパックでうろついている金髪のお兄さんが
たいそう絵になっていました。





私の泊まった部屋が衝撃的な空間でした!

こちらのホテルは普通の部屋に加えて6室だけ、
それぞれ違うアーティストたちがデザインした
コンセプトルームがあるのですが

私が選んだのは京都のデザインチーム
《Kumagusuku》によるお部屋です。





なんと壁が全面真っ黒。カーテンも黒。

まるで学祭のお化け屋敷かカメラの暗室かという闇の空間に
ブックカフェのような棚や間接照明が、
憎いほどお洒落に配置されていました。


最近暗いところで目が見えづらいのを忘れて予約してしまったので
正直不便ではありましたが、
こんな体験なかなか無いから良しとしよ。




すっかり夜の帳が下りました。

どかんと視界が広がる鴨川には、
今日も変わらない懐の深さを感じます。
ありがとう、母なる鴨川。


この時、ちょうど札幌の妹から電話が入っていて
近ごろ貧血の数値が出ていた父の身体に
大きな病気が見つかったことを知らされました。





実家を離れてからもうすぐ20年、
自分は結婚や出産、子育てであっという間の日々だったけど
親は確実に年を取っていたんだなぁ。

祇園の中小路にある、京都らしい大衆居酒屋で
鱧の天ぷらや土手焼きを肴に黄桜の熱燗をちびちび飲りながら
これからの父や母のことを考えたら不安でたまらなくなりました。

旅先でこんな哀しい酒を飲んだのは初めてかもしれない。





それでも、二軒目も行く…。

八阪神社を通り越した小道に潜む小さなバー、《サンボア》。

作家の山口 瞳が愛したバーとして知られる
創業100年という老舗のお店なのですが、


先代の息子さんである若く優しいマスターが
付かず離れずの素晴らしい距離感で接してくれ、
新参者にはありがたかったです。

私の目の前にある小さな本棚がまた、
好きな本ばかり並んでいて。

四谷シモン、澁澤龍彦、北杜夫から
伊藤まさこさんの本まで。
一瞬で自分の空間になってしまいました。

「生のミントを摘んできたんですよ。」
マスターが作ってくれたグラスホッパーは、
今まで飲んできた中でいちばん美味しいカクテルでした。


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  • 2018.08.16 Thursday
  • 23:53
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