先週末、わが家のことで心配な事が
ひとつあって
ずっと心がざわついていたのですが
火曜日に無事解決し、
静かな日常が戻ってきました。
そうしたら
ほんの小さな 楽しいことや美しい札幌の景色が
心に沁みてきて
たとえば
イノダコーヒの窓際でひとりで食べる
チョコレートパフェとか
無印良品の小冊子をパラパラめくる
なんでもない時間とか
(無印良品の冊子は商品の紹介だけでなく
読み物としても楽しめるようにと
作っているスタッフの愛情を感じます。)
友人にご馳走になった あるフレンチレストランの
美味しくて目にも楽しいオードブルもそう。
シェフは食べる人を喜ばそうと
ウキウキしながらひとつひとつを並べているだろうなぁ、絶対。
そんな気持ちが伝わる一皿。
食べ物のことばかり書いてますが
こんないいこともありました。
昨日の昼過ぎ、ピンポンとチャイムを鳴らす音。
出てみるとメガネをかけた見知らぬ若い女の子が
「お家の前に停めている赤い車はお宅のですか?
ガソリンの給油口が空いていたので
気になって…」。
私、一日中フタを開けっぱなしで走っていたようなのです。
ありがとう、ありがとう。
わざわざ知らせてくれるなんて
何て親切な通りがかりの人なんだ!
と感激していたら 同じ日の夕方。
早くテレビを見たい息子が
サッカーボールを道路に置きっぱなしにしたまま
家に入ってきたので
「片付けなさ〜い!」と叫んだところ
ズボンを腰まで下げた
だらしないムード満点の男子中学生二人組が
サッカーボールに手を伸ばしているのが見えました。
(あっ!盗まれる!)と思った次の瞬間、
なんと彼らは我が家の玄関まで歩いて
ボールを置きにきてくれたのです。
身なりは小汚かったけど 心のきれいな少年たちよ。
彼らに盗人の疑いをかけた自分を
激しく呪いました…
人に親切にされたり 優しい声をかけてもらうと
心にポッと幸せの明かりが灯ります。
知らないひとにも やさしく。
当たり前だけど心に余裕がないと
なかなかできないことです。
私に幸せを分けてくれる
すべての人や物に どうもありがとう。