近ごろの札幌は それぞれの生活のペースを大事にしながら
個人でお店を開く人が増えています。
大通り近辺じゃなきゃ人が来ないという常識も今はほとんどなくて
知る人ぞ知る隠れ家的な場所にひっそりとお店があったりして
どんなに遠くても足を運びたくなる魅了的なお店もあります。
知的好奇心やお洒落心をくすぐられるお店のおかげで
今の札幌は暮らしやすい上にとても楽しい都市になりました。
「シャトールレェーヴ スペース1-15」もそんな場所。
目当てのお店に入るために
マンションのオートロックを解除しなくてはなりません。
今日は307号室で12/11まで開催中の
「L'espace agreable 〜心よい空間vol.2」に遊びに行きました
空間に並ぶのは、家でくつろいで過ごす時に使いたい
手作りの陶器、ガラス作品、キャンドル、リースなど…
いずれも北海道在住の作家さんたちが手がけた作品が並べられていました。
そして、暖かい部屋で読みたい本も お店のあちらこちらに。
これはROB RYANがイラストを描いた
CAROL ANN DUFFY作の小さなクリスマス絵本。
切り絵作家のROB RYANと、正方形の本が好きな自分用に購入しました。
『札幌ブックコーディネート』の尾崎さんが選ぶビジュアルブックや絵本は
いつもセンスがよくて気になるものばかりです。
「sapporo book coordinate」
http://bookcoordinate.blog86.fc2.com/ニセコの森の中にある工房で和菓子を作っている「松風」さんの干菓子。
お月さまとウサギの組み合わせに一目惚れ!
ニセコアンヌプリの清らかな湧水を使って作られた寒氷。
美しく箱に納められた雅なこの姿、背筋が伸びる思いで眺めています。
干菓子は京都には負けると常々思っていましたが
北海道にも素晴らしい感性でお菓子を作る若い女性がいると知り
見上げた青空もきれいで 今日はとてもいい日でした。
「シャトールレェーヴ」では来週からまたまた楽しいイベントがあります。
古本屋「トロニカ」さんによる『リトルプレス展』12/15〜18
シャトールレェーヴ307号室にて。
全国から集められたリトルプレスの販売と
フリーペーパーや無料で手に入るZINEも用意されるということで
札幌の本好き、リトルプレス好きが
シャトールレェーヴに集結する4日間となるでしょう。