久しぶりに PTAの仕事で小学校に行きました。
昨年度は広報部長をやっていたので
何度も学校へ足を運びました。
しかし今年度はフェスティバルのお手伝い係という
楽な立場にありつけたので
校舎脇のラベンダーの香りをかいだり
流れてくるリコーダーの音色に耳を傾ける余裕もあります。
息子の学校では2回フェスティバルがあり、
1回目のフェスではお母さんたちによる
ゲームコーナーや
ハンドメイドショップが立ち並びます。
初めての集まりである今日は
フェス委員のお母さんが考えてきた
商品サンプルのお披露目会でした。
女の子が喜びそうな 髪ゴムやシュシュ、
男の子が遊んでくれそうなボールのオモチャなど
すべて手作りのアイデア満載の商品がいっぱいでしたが
私はこのガイコツくんのオモチャの佇まいが気に入りました。
トイレットペーパーの芯に黒い紙を巻き、
骨の形に切った白い紙を貼り付け
スプーンの顔を覗かせたガイコツくん。
紐を引っ張ると顔がニョキニョキ動く仕組みになっています。
たくさんの商品を10数人で手分けして
夏休み中に制作にあたるのですが
私の担当は ビーズのブレスレットに。
さっそく100円ショップのビーズキットを
渡されたのですが 、
ダメだわ、これでは地味すぎる…
よし、自前のキラッキラのビーズを足して
「嘘ミ」テイストにしちゃうぞ!
フェスティバルは9月後半。
お店のディスプレイもやらせてもらえるようなので
小学校イチ目立つお店にしちゃうわよ〜!
今週は オーダーいただいているバッグや小物の制作に
楽しみながら取り組んでいます。
息抜きに読んでいるのは
「山伏と僕」坂本 大三郎 著
(リトルモア刊)
これは 本職はイラストレーターである著者が
山形の羽黒の山に篭り、山伏の修行をした体験を綴った本です。
山伏と聞いてイメージするのは
白装束で法螺貝を吹いてるヒゲもじゃの男…
でも一体 山伏って何をする人?
読み進むうちに
その疑問と謎が解き明かされていきます。
山伏は白装束で死者を模した姿となり、
山という母なる母胎の中でもう一度胎児となって
修行をし魂を成長させるのだそう。
一度入山すれば、携帯電話、テレビ、パソコンなど
一切の通信機器から遮断され
わずかな精進料理だけで荒修行に耐える。
その先には何が見えるのか、
ページをめくっていくのが楽しみです。
ちなみに これは面白いと思ったのは、
山伏が他人に何かを頼まれた場合の返事の仕方。
返事は「はい」ではなくて
必ず「承けたもう」と言わければならないんですって。
これは、「すべて受け入れて 断らない」という意味なのだそう。
うーん深いのだ。
山伏に、いま 興味津々です!!