最近作業中によく聴いているCDは
キョンキョンの新譜『Koizumi chansonnier』。
キョンキョンの囁くような歌声が
シャンソンムードを醸し出していて
気持ちよく流せるアルバムです。
その他 引っ張り出して聴いているのが
ミシェル・ルグランの映画音楽集。
シェルブールの雨傘、ロバと王女など
大好きな映画の名曲をオーケストラで。
ミシェル・ルグランは80歳になるおじいちゃんですが
10月にブルーノート東京でピアノライブをしていました。
ああ、憧れのブルーノート東京!
ブルーノートといえば
キョンキョンのアルバムを買った人だけが応募できる
シークレットライブが来春あるのですが
その会場がブルーノート東京となっていました。
今回アルバムは買わずにTSUTAYAで借りましたが、
私が最初だったのか抽選ハガキが同封されていたので
ちゃっかり自分の名前を書いてポストに入れちゃいました!
そんなことして願うのも罰当たりですけど
も・し・も当たったらお洒落していざ南青山へ〜
そしてなぜか突然のジャッキーチェン。
彼は今の息子の憧れのスターです。
TVで一緒に観た『ベスト キッド』以来
すっかりジャッキーの虜になってしまったようで
毎週2本ずつジャッキーの出演するカンフー映画を借りてきて
飽きずに繰り返し観ているのです。
おかげで私までいつも頭の中で
デタラメの中国語が流れるようになってしまいました。
しかし古いカンフー映画というのは
意外に残酷なシーンも多く、
どうみても80は超えてる爺さん
(でも悪人、かつ超つよい)を
何もそこまでやらなくてもという位痛めつけたり、
戦いに終止符が打たれた瞬間 静止画になって
バッサリ愛想なしで映画が終わったりする
素っ気なさにも驚きです。
(ストーリーはだいたい同じで
殺された父の仇打ちをする話が多い)
格闘のシーンは敵同士の息がピッタリで
トムとジェリーの追いかけっこシーンのよう。
一度見始めたらやめられない痛快さがあります。
ジャッキーばかりでなくカンフーの元祖
ブルース・リーの映画も観たらいいねと借りてきてみましたが、
話が暗くて子どもにはちょっと渋すぎました。
映画では、闘うためにカンフーを使いますが
カンフーもヨガと同じで呼吸を大事にします。
自分の呼吸の音に集中しているうちに
無我の境地に達するところとか
ブルース リーの有名なセリフ
『Don't think.Feel !』(考えるな、感じろ!)
にはとても重要な哲学が含まれているように思いました。
頭で考え過ぎるのをやめて
身体が感じるままに動くようにしていたら
その先にいいことが待っていたという事が
よくあるから。
Don't think.feel.
カンフーという意外なところから
自分の大事にしている物に共通点が見つかったのです。
「新しい世界を教えてくれてありがとう」と
今日も元気にヌンチャクを振り回す息子の背中に
そっと呟く私なのでした。