3連休真ん中、札幌ゆきまつり。
なかなかの人出でした。
今年は雪まつり会場に新しい見せ物が登場しました。
動かない雪像に光と映像と音を重ねることで
動いているように見せる『プロジェクションマッピング』です。
話題の豊平館プロジェクションマッピングは
あまりの混雑に中止になってしまいましたが、
アウディのコーナーは見ることができました。
雪像のアウディが力強く坂道を上っているように、
確かに見えた〜!
来年からはこのプロジェクションマッピングを使った雪像が
もっと増えるでしょう。
観光客に迫ってくるヒグマとか 川を上るサケの大群とか
どうせなら北海道ムード丸出しでやったらいいんでないか〜い。
雪まつりをチラ見した後は全国を巡回中の
『アニメーションと音楽のショートフィルムフェスティバル』へ。
アニメーションと音楽の融合をテーマにした
短編映画22本が上映されるイベントです。
いろいろなタイプの作品があったけれど
私と息子がイイねと言い合ったのは
土屋萌児さんの『小学生の事情』。
あらゆるものに姿を変える
オバケ小学生の日常を描いた作品ですが
音楽もストーリーもぶっ飛んでいて
蛭子能収マンガのようで気に入りました。
DVDがあったら買いたいくらい好きな雰囲気だったのは
中国のLei Leiさんの『This is love』。
広東語の可愛らしい歌に乗せて
遊園地のような未来都市のような世界が
ピンクやブルーを基調にした色使いで展開されていて
ペイネの映画を見ている時のような
幸せな高揚感に包まれました。
夫が一番いい、と評価したのは 私が一番つまんなかった
ロシアのIvan Maximovさんの『BOLERO』だったので
やっぱり変なヒトだわ、と思いました。
ラヴェルのボレロをBGMに 胴の長い恐竜が
城の中をただ延々と周り続けるだけの暗〜い映画で、
催眠術にかかりそうなほど 眠く退屈だったのです。
映画のあとは ヒゲの未亡人こと岸野雄一さんによる
音と映像のシンクロについての面白い講義、
そしてフランスから来たGangpol&mitの
エレクトロニカライブがあり、盛りだくさんの夜でした。
ヒゲの未亡人のライブもやって欲しかったな〜