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  • 2021.01.28 Thursday
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連休はどよーんとした
曇り空からスタートした札幌ですが

(桜はおろか、緑すらなくて淋しい)





姪と妹を車に乗せて GW恒例
『マルシェ ドゥ グルニエール』の
ナイトマーケットにぷらっと出かけてきました。

お花 レコード 本 食品 洋服 アクセサリーなど
札幌で人気の、小さくとも良質なお店が
菊水のプランテーションというカフェに
集まった2日間だけの蚤の市です。


何かを絶対買う…!という意気込みはなく、
「何か面白いものがあるかな」と
冷やかし半分でブラブラするユルさが
GWの気分にぴったりなマルシェ。


今回はPluieさんという作家の
赤い小さな本のピアスとの出会いがありました。


本当に小さなピアスなのですが、
本はちゃんとページがめくれるようになっています。


入れてくれた箱も手づくり。
この細やかさに感動して尋ねるとpluieさんは元々
布や革で文房具を作っている人でした。





姪っ子は フィンランドから来た〈写真を入れておくロケット〉を
お小遣いで買いました。



骨董品に興味を示したのは初めてだったらしく
母である妹もびっくりしていましたが
内心「私と同じ」と思って嬉しくなりました。


骨董品とはいえ、比較的新しいもので
お値段も安かったのですが
小学生にしては高く買おうか迷っていた姪に、

「古いものは出会いだから
気になるならそれが次の持ち主ってことなんだよ」
と言ったら
目を輝かせてキティーちゃんのお財布を
バッグから取り出しました。



お店のお姉さんによると フィンランドは
名前が記入された古いものも
平気でリサイクルに回す国なんだそう。

日本だと名前が入った物をリサイクルショップに持っていくと
買ってくれないのにね。

姪の手に渡った銀のロケットには
Jerttuと男性の名前が彫られていました。


家族写真を入れていたであろうロケットを
どうして手放したのかな。


重たい雲が空を覆うフィンランド。
妻を亡くした悲しい男のストーリー、
アキ カウリスマキの映画のワンシーンが浮かんできたりして。







きっとこんな人。






先日、オーダーメイドの
《流れ星のショルダーバッグ》が完成し
北から南へと勢いよく飛んでゆきました。


こちらのバッグは、
ご自身の3人目のお子さんの出産記念にと
ご依頼いただいたものです。


そんな大切なお祝いの品に選んで下さったのが嬉しくて、
持っていればいつでも願いごとが叶うといいなと
《流れ星》をモチーフにしました。






『お花・星 ・ピンク ・グリーン ・パープル 』
お好きな物のキーワードをお聞きしていたので、
鮮やかなピンク色の小花柄の生地に
たくさんの星をアップリケし
スパンコールやビーズを刺繍しました。






流れ星の尾びれはリボンで表現し、
部屋に飾っておいても
絵のような存在感があるデザインを目指しました。





持ち主さんだけの密かなお楽しみポイント、
裏地も流れ星の生地なんですよ。

この生地はテロンとしたとろみのあるレーヨンなので
ブラウスを作ってもきっと素敵だろうな。


一度もお会いしたことがない方なので
果たして気に入っていただけるか
ドキドキでしたが

「想像以上にステキで好み通りでした!」と
温かいメッセージをいただけてホッとしました。


ひとりで全部手づくりしているので
ペースもゆっくりですが、
期待していただいている分
オーダーメイドは特に気合いが入ります。


ただいま もうひとつ
オーダーメイドのバッグを制作中。


ずーっとお待たせしている友人からの依頼品なのですが
こちらは『赤・リボン・水玉・フリル』がお題の
夢みるバッグ。


出来上がりが楽しみです。






宝物のような絵本に出会いました。


《夜の木》
シャーム/バーイー/ウルヴェーティ作
青木恵都訳
セキユリヲ 日本語版文字デザイン
(タムラ堂出版)


表紙も中も真っ黒な紙でできた大きなこの絵本は、
南インド・チェンナイの小さな工房からやってきました。


驚くことに《夜の木》は
手漉きで紙を作るところから始められ、
一枚一枚をシルクスクリーン製法でプリントし、
製本は手かがり、という全てがハンドメイドの品。

生ぬるい風が吹く南インドの工房で働く人たちの
ゆったりとした動きや
(いや、キビキビしていたら申し訳ないけど)
チャイを飲んで休む光景までが透けて見えてくるような、
恐ろしく手間と時間がかかった絵本です。


インドには、日本にはない珍しい木がたくさん生えていて
その一本一本に精霊が宿っていると言われています。


《夜の木》では それらの木が持つ意味を教えてくれたり、
中央インド・ゴンド民族の昔話や神話を元にした、
木にまつわる不思議な物語をつぎつぎ紹介してくれます。







日本でも知られる菩提樹は想像主のすみか。

鮮やかなオレンジと黄色で表現された菩提樹のページが特に好きで、
木の絵を手で撫でてしまいます。

シルクスクリーンならではのインクの匂いと
盛り上がった紙の質感の気持ちよさも
愛着が湧く所以でしょう。





赤と青の対になった木は、
愛し合いながらも結ばれなかった男女の
生まれ変わり。

彼らの永遠の美しい愛にうたれた想像の神シャンカル神は、
その木に ガーンジャー(大麻)とマファ(酒)と
名をつけました。


狂おしいまでの想いと
うっとりするほどの酔いが結ばれたということ…。

うわ、もうキュンキュンきます。






昨年、森の中の立派などんぐりの木の下で
ヨガをしたことがあったのですが、
とても大きな物に包まれているような安心感があり
今でも時々あの日のことを思い出しては
幸せな気持ちになります。


それはこの《夜の木》の世界を味わう感覚と
全く同じだと気づきました。


守られているような
胸にあたたかい火が灯るような感覚なのです。


版元のインド・ターラーブックスと掛け合い、
日本語版を出版するまで奔走した、
吉祥寺の小さな出版社《タムラ堂》さんに
感謝です。






世の中つぎつぎと新刊が出版されて
気になる本はいっぱいあるけれど、
どうしても読む数も限られるし
これは!という本に出会うことは稀です。

ハルキの新作よりも こちらが気になって買いました。

《想像ラジオ》 いとうせいこう作
(河出書房新社)


何と言ってもタイトルが最高。
果たして中身は…?
今夜からのお楽しみです。


5/16発表の三島由紀夫賞にノミネートされているようです。







《白いリボン》に続き
2012年のカンヌ国際映画祭でもパルムドールを受賞した
ミヒャエル ハネケ監督作品《愛、アムール》。

鑑賞して2日経ちますが、素晴らしき余韻に浸って
一番好きなあるシーンを思い出しては
目頭を熱くさせています。



パリの瀟洒なアパルトマンに住む
音楽家だった老夫婦の
ふたりの命が朽ちていくまでを描いた
哀しくて美しいお話。


脳梗塞で半身不随になってしまった妻。
入院はさせてくれるなという妻との約束を守り
自宅で優しく世話をする夫。

気高く美しかった妻は
心身ともに日一日と衰えてゆき、
ひとりで介護をする夫も
しだいに精神を病んでいきます。


冒頭部分を除いては 物語の舞台は
ふたりが暮らすアパルトマンだけであるため
文字通り観客も閉鎖的な状況に置かれるわけで、
いつの間にか老夫婦それぞれの心理に
ぴったりと寄り添う形になります。

《老い》と《病》、《大切な人との永遠の別れ》。
誰もが人生の終焉に経験するであろうことが
リアルに迫り、息苦しくなります。


けれど 密室でのふたりの会話、 心の交流、
葛藤、絶望、それらが渾然一体となり
人生交響曲の最終章を奏でるがごとく
渦を巻いていく様子が
濃厚な《ふたりの愛》そのものであり、
ロマンチックであるとすら感じました。


夫婦(もちろん恋人同士でも)の数だけ
最期の別れのシーンが存在するのなら、
自分たちの場合はどうなるのだろうなどと
分かりもしない遠い将来を想像し、

夜、仕事から疲れて帰った夫に真剣に尋ねた私です。
(さぞ 面倒な質問だったことでしょう)







夫役のジャン= ルイ・トランティニャン。
現在81歳だそうですが、
若き頃 クロード・ルルーシュ監督の《男と女》の男、
ジャン・ルイを演じていました。


フランスの名優が健在で
50年経ってまた私の胸を震わせること。

ラストシーンの解釈を観客それぞれに委ねること。

答えがひとつじゃないってところが
ミヒャエル・ハネケ映画だし
フランス映画ならではで、

おら フランス映画がやっぱり好きだー!
と叫びたい気分です。



毎年東京で開かれているフランス映画祭、
今年は6/21〜24に開かれるようです。


うーん
東京に観に行っちゃおうかなー?





嘘とミシンの作品づくりの合間に
たまに自分や身内用のものを作るのですが、
それがいい息抜きになります。


今回はマリメッコの生地で
姪用(右)と息子用(左)の給食エプロンを作りました。


今まで使っていた息子のエプロンは
かなり小さくなって金太郎の腹掛け状態だったので
サイズを大きくしました。


マリメッコの生地は なによりも発色が美しいし
大胆で楽しい柄はそれだけでインパクト大。
だからあまり飾りはつけません。
洗濯にも強いので日常使いに良いですね。


ただ、作ったものを販売することはできないので
もっぱらプライベート用で楽しんでいます。









こちらのブレスレットも自分用に作ってみました。

京都に行ったときに寄った手芸店Rolloさんで
気に入ったパーツを何点か買っておいたのを、
先日 テレビを見ながら気ままにつないでみたのです。


七分袖が好きなので
ブレスレットやバングルをよくつけるのですが、
春めいてきたのでこんな華奢なブレスレットが活躍しそうです。



《Quick Japan》の特集
きゃりーぱみゅぱみゅへのインタビュー記事が
面白かったです。



きゃりーって オモチャみたいな色使いの
お菓子みたいな衣装を着ているから
フワフワした女の子に見られがち…。

ですが中身は なかなかどうして
硬派なようです。


言葉を選んで正しい日本語を話すし
いつも自然体で正直。

さっぱりとした少年のような人
という印象を受けました。








先日10歳の誕生日を迎えた我が家の息子は
今日も絶好調。
トイレのドアー全開で大声で歌いながら
《大》をしています。


これからの10年は、身体もそうだけど
心も大きく成長するのだろうな。

トイレのドアーと同じく
今はオープンマインドな彼だけど
思春期には好きな女の子が出来て
心の扉を閉じたりするようになるのかな。
想像すると笑えてきます。

どこか宇宙人のようなオモシロ男子。
奴がそばにいる毎日は、本当に笑いがいっぱいです。






そんな息子が首を長くして公開を待っていた
ジャッキーチェン監督・脚本・製作・主演の映画
《ライジング ドラゴン》を初日に観てきました。

ジャッキーの過去の作品を
DVDで殆ど観ている程ファンの息子は
実はスクリーンでジャッキー映画を観るのははじめて。
しょっぱなから彼の興奮がマックスに達しているのが
隣から聞こえる荒い鼻息でわかりました。

ジャッキー最後のアクション映画と謳うだけあって
アクションシーンもロケーションも規模が大きく、
また若干ご都合主義的なストーリー展開が
内心笑えるところも含めて
ザ・香港アクション映画の王道を行っていました。


そろそろ還暦を迎えるジャッキー。
そうとは信じられない命がけのアクションに
往年のキレはないものの、
格闘シーンの見せ方の斬新さやアイデアから
ジャッキーの熱い《アクション映画愛》を
ビンビン感じましたとも。







打って変わって次の日は女性だけが入場できる
特別な場所へお洒落して出かけました。


札幌soundlab moleでのキノコホテル実演会
《サロン ド キノコ 〜恐怖女子高校・不良悶絶学級》へ!







一緒に行ったのは引っ越してきたばかりの
姪の風ちゃん。
昨年の夏休みにRSRフェスで見た
キノコホテルを気に入っていた彼女を
さっそくお誘いしてみたというわけです。

風ちゃんはアニエスbのピンクの水玉フレアースカートに
足元はシルバーラメのタイツ+黒いストラップシューズ。
そして耳にはキティちゃんのイヤリングというスタイルで登場。

女子ばかりの会場でもNo.1の可愛さで
叔母バカの私も連れて歩くのが嬉しかったわ。


この日のキノコホテルのいでたちは
バンドメンバーがセーラー服姿、
ボーカルのマリアンヌ東雲は
白衣の中に黒のボンデージルックという
「保健室の先生」姿でした。


セーラー服で爆音ギターってかっこいいね!
マリアンヌセクシィー!と騒いでいるうちに
MCタイムが始まりました。


不良悶絶学級ということで今回のMCは
《若気の至り体験や変態的性癖》について
観客にインタビューをするという、
小5にはいきなり際どい
性教育の時間となってしまいました。


夜遊びを教える悪い叔母でごめんね。

でもLIVEの後はいつものように飲みに行ったりせず、
31アイスクリームでチョコクレープを買って食べながら
夜9時にはお家へ送り届けましたよ。






《おまけの写真》

姪と一緒に引っ越してきたお人形たち。
赤ちゃんの頃からの大切なお人形や
新しいお友達までがぎっしり。

男の子も面白いけど、こういうのを見ると
女の子っていいなぁと思います。







嵐の土曜の夜はシーナ&ザ・ロケッツのライブへ。
思いっきりロケンロール!なライブで
楽しかった〜


シナロケのステージは数年前のRSRフェスや
ワールドハピネスで観ただけで
ライブハウスでのワンマンライブは初体験。



アルバムは近作《JAPANIC》しか聴いていないし
昔の歌も2.3曲しか知らないのだけど、
そんなこと関係ない迫力と貫禄のステージでした。





シナロケは今年で結成35周年。
これだけの間、全く変わらないスタイルで
ROCKし続けてるのがすごい。


鮎川さんなんて今だに久留米弁丸出しなMCだし
白いライダースジャケットでタバコをくわえて超絶ギター、

シーナはギラッギラ&ラメラメのマイクロミニワンピ、
網タイ+黒いピンヒールというファッションで
シャウトしてくるくる踊ってた。


何が言いたいかというと
《自分のスタイルを変えないことがこんなにもカッケーのかっ!》
ってこと。


こんな夫婦、素敵だな〜と憧れてしまうほど
ステージでも本当に仲がいいふたり。


鮎川さんに向かって時折見せる
シーナの笑顔や仕草は本当にチャーミングで
ドキドキ。



ライブ後半はロックの王道、ストーンズの
《サティスファクション》のカバーを聴きながら
拳を上げる自分がいるなんて想像しなかったわ〜
コテコテのROCKもいいもんだな。


最後にシーナが
「あんたたち、夢を忘れちゃダメよ」って言ってくれて、
ものすごく力をもらいました!





自分流、これからも貫くわ。

脚もね、隠さないで鍛えて磨いて
出し続けることがROCKだね!!






4月になってやっと春めいてきました。

3月は息子の友だちが引っ越してしまったり 毎年のことながら
ご主人の転勤で札幌を離れる友人を見送ったりして
淋しい気持ちになりましたが


4月に入ると同時に
妹たちが仙台から札幌に引っ越してきて、
近くの新しい家に住むことになりました!


お互い関東やら関西に住んでいた期間を考えると
妹と同じ地に住むのは実に13年ぶり。
私のおしゃれ仲間の姪と過ごす時間も増えそうで、
一気に賑やかな春となりました。






白いワンピースを着てフワフワ浮遊したい気分。
東京スパイラルで始まった林ナツミ《本日の浮遊》展。


作者自身がいろいろな場所で跳んでいる瞬間を写真に撮って
TwitterやFacebookで毎日アップしているそうで
写真集も出ています。

それを集めた写真展なのですが
ジャンプしているだけなのにフワッと飛んでいるように見えて
不思議な世界へ連れて行ってくれそうです。



大好きな帽子のメゾンSugriの春の展示会も
銀座MATSUYAで今日から開催なのですが
行けないので頭の中で想像中。

真っ白なソフトハットにのっかっている蝶々たちは
ぜんぶ手刺繍だそうです。
素敵〜!






春の柔らかい光の中で揺れたら
さぞかし美しいのではなかろうかと

優しい色合いの布ばかりを使った
ミルキーガーランドを作ってみました。





アイボリーやホワイトのレース、
オーガンジーのお花をところどころに縫い留めて


いつものカラフルカラーは封印です。





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