魅力的なイベントへのお誘いが続く今日この頃。
木曜日は、隠れ家的マンション シャトー・ル・レーヴ
301号室coin〈コワン〉で開催中の
《Pauline vol.4 sugri×moss*》へ。
pauline展は帽子のメゾンSugriと
家内製手工業人moss*のユニットによる展示会。
東京からやってきてくれました。
今回は〈Paris7区の老舗ビストロを経営するマダム、
ポーリーヌのワードローブ〉がコンセプト。
年を重ねてもお洒落心を忘れない
マダムご愛用の品々が店内に並びます。
シルクの黒いリボンがついた麦わらの中折れハット
ヴィンテージのスカーフで作られたヘッドドレス、
花びらのついた真っ白なインドシルクのワンピースに
茶色いシルクシフォンの儚げなドレスなどなど…
それらが飾られたcoinの店内はまるで
マダムが出かけてしまったあとの
Parisのアパルトマンの一室のようでした。
moss*の石澤さんとのお付き合いは10年以上になります。
ですが札幌でお会いする機会はなかなかないので、
再会を喜び合いました。
また coinには今回はじめてお邪魔したのですが、
学生時代に私と同じティールームでアルバイトをしていた方が
すっかり大人の女性になってcoinのオーナーになっていたので、
びっくり!
こちらは実に20年ぶりの再会だったため、
互いに大興奮。
東京と札幌とパリの縁が一気につながったような
不思議な日でした。
金曜日の昼下がり。
これまた友人のFurukawa Yukoさんが参加しているグループ展
〈夏のアクセサリー展〉を覗きにBrown Books Cafeへ。
小さな屋根裏部屋のようなギャラリーに
キラキラと眩しい光を放つもの、
細やかな手仕事が感じられるものなど、
夏向けのアクセサリーがいっぱい。
6人の作家さんが、持ち寄ったアクセサリーを
「せぇの!」で一斉に展示した
楽しい雰囲気が感じられました。
写真は ARMEDEJETさんの作られたシャンデリア。
なんと全てアクセサリーでできていて、
好きなものを外して購入できるのです。
カラフルな色のビーズや石がライトに反射して
眺めていて飽きなかったな〜
こんな見せ方って楽しくて素敵だなぁと思いました。
夜は〈羊毛とおはな〉のアコースティックライブへ。
ボーカルの千葉はなちゃんの声は 例えるなら
ウィーン少年合唱団の少年たちのように無垢で
想像上の聖母マリアのような慈悲深い歌声。
活動をはじめて10年が経ったそうで、
30名ほどの観客に向かって(カフェなのでこれで満席)
噛みしめるように 「ありがとう」
の言葉を繰り返すはなちゃんに、
観客席からは大きな拍手が沸き起こりました。
外に出てみると、月がまん丸。
吹く風が夏の匂いを運んでくるような
気持ちのよい夜でした。