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  • 2021.01.28 Thursday
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関空→クアラルンプール→関空に戻ってきてすぐ
またLCCを駆使して成田まで飛びました。

いきなり雪の世界・札幌に帰る前に
東京でちょっと遊んで寒さに慣れていこ〜という計画です。

どこまでも元気な私たちなのであります。




(どうせなら有給を最後まで楽しみたいという夫は
東京2泊目の夜、こちらのライブに。)
↓ ↓ ↓



この豪華なメンバー、東京でしかありえない。







宿泊先の千駄ヶ谷の駅でキム様が出迎えてくれたので
日本に帰ってきた実感が湧いてきました。


マレーシアではカッコいい男性にはついぞお目にかかれなかったので、
「はー、やっぱりキムタクは日本を代表するイケメンだわなー」
といつもは思わないのに思っちゃいました。





その日の晩は
久しぶりに日本食を食べてホッとしたあと
夫と息子はホテルに戻ったので

代官山の蔦屋書店で一人でゆっくりコーヒーでも飲みながら
いろんな本を眺めよう!と思いつき(なんせ深夜2時まで営業)
渋谷からお気に入りの循環ミニバスに乗りました。

おっとその前にあまりに寒いから ぶ厚いタイツを買おう
と思って途中下車した目の前に 大きな満月とマレーシア大使館がありました。


昨日の夜は同じ月をマレーシアで見ていたんだ…

なんだか不思議な縁を感じました。









つぎの日。

札幌に帰ったら朝ごはんに食べようと
吉祥寺のダンディゾンでパンを買いました。

都内には美味しいパン屋さんが星の数ほどあるけど
オーナーご夫妻の人柄や息子が小さかった頃の思い出も含めて
私がいちばん好きなパン屋さんです。

新春のお菓子「ウマくいくサブレ」、
ダンディゾン謹製です。

馬のイラストは活動が何かと気になるトラネコボンボンさん。


それから小さな手芸用品店モスリンで
リボンやチュール、ボタンをたくさん買いました。


店主の方が「お選びになったもの
ほとんどが日本の古いものですね〜」と。

アメリカやフランスのヴィンテージもあったのに
いいと思って手に取ったのは 昭和の懐かしいものばかりだったので
自分の中に日本人のDNAを見た!というか…

無意識の行動って面白いです。


それにしても やはり日本は禅の国なのです。
東京の街の空気に、落ちつきと静けさを感じました。
(東京が静かと感じるくらいクアラルンプールはパワフルだったのです)

人もきめ細かでさりげなく優しい。

レストランに行っても美術館に行っても
痒いところに手が届くどころか
痒くなる前に掻いてあげましょう、くらいのサービスをしてくれるし。

そして何より トイレは世界一清潔でお尻に優しい!!


外国から来た人たちが感激するのはこういうところなのでしょうね〜。







さまざまな人種、宗教、文化が喧嘩せずに
共存しているところが魅力のマレーシア。

今回の旅を通していろんな国の味を楽しんできましたが、
24時間営業のこの中華料理店で朝ごはんとして食べた
海老のお粥の美味しさは格別でした。





空豆みたいなお顔の
ふたごの中国人のお爺ちゃんがキビキビ働いているお店です。


お爺ちゃんたちの優しいサービスに和みながら
生ぬるい風に吹かれて食べたお粥の味を
きっとずっと忘れないだろうな。


食の記憶というものは 世界遺産を観た記憶より
ある意味強烈なものかもしれません。






夜が近づくにつれて賑わいを増す
屋台街の雰囲気もまた良いものでした。






私たちが食べているすぐ横を
買い物帰りの地元のおばちゃん(ノーブラ+三段腹)が通ったり
バイクがけたたましくクラクションを鳴らしながら走り去ったり





物売りが何度も変なお盆を売りに来たり

みんな好き勝手にやってる感じが好きなのです。

一度もお腹を壊すこともなく
旅の終わりを屋台のマレーシア料理で〆ることができました。





屋台街のある地域は安宿やバッタもんの土産店が並ぶ
夜はあまり治安の良くない地域だったのですが、
脚のない人たちが空き缶を手にお金をせびる姿を見かけました。

クアラルンプールみたいなネオン輝く都会の陰に
こういう人たちがいるんだと少し驚きました。




ほんの少しの滞在では分からないその国の闇の部分。
旅行者はいいところだけ見て帰るんだから
ほんとずるいよね自分…と思わされる最後の出来事でした。






帰国の便はまた真夜中。

そうそう。
私たちの利用したエア アジアのCAさんの制服は
まるでバービー人形のように超セクシーなのですよ。

ウエストがキュッと細くて胸元が開いた、
ボディフィットな真っ赤なミニスカスーツ。


膝と膝をこすり合わせて
モンローウォークで空港を歩く姿が色っぺーし かっけー。

つい後ろ姿を舐めるように見てしまいました。
ところが、現地の男性たちは全く見ていないんです。

イスラム教徒はポルノ的なものは御法度だから
女性をそういう目でみちゃいかんのだな。
もったいないな〜





私が利用した空港はLCC専用空港だったので使えなかったのですが、
この写真の建物は、本家本元・クアラルンプール国際空港。

設計は故・黒川紀章さん。

なんて美しい。未来の空港みたい。






そんなわけで 深夜クアラルンプールを飛び立った飛行機は
朝早く日本に無事着陸しました。



窓から見えた富士山。
その姿はまさに日本を象徴する堂々たるもので、
感激でございました。



そんなわけで、長い旅日記は今回でやっと?終わりです。


ここまで読んで下さりありがとうございました。


そして、大好きなマレーシアにも
TERIMA KASIH (テリ マカシ=ありがとう)!!







多民族国家マレーシアに住んでいる人種で一番多いのはマレーシア人。
次は中国人で、三番目はインド人です。

憧れの国インドにはまだ呼ばれないけれど、
ほんの少しでもその香りを感じてみたくて
クアラルンプールのインド人街
マスジッド インディア通りを歩いてみました。





安宿やレストラン、サリーやシルクなどの生地問屋が並び、
古びた住居の窓にはたくさんの洗濯物が干してある
生活感漂う庶民的なエリアです。







インド映画専門の映画館もありました。
もっと長く滞在できたなら映画体験してみたかったのですが、
インド映画は3、4時間は当たり前の長さですから、
今回は諦めました。








ムービースターのブロマイドの前でおしゃべりしているおじさん達。
身振り手振り交えて何やら白熱している模様。





監督、主演も務めるアクションスター、AJITH KUMAR。
随分なおっさんだしって思って見ていたけど、
あとで調べたら私より年下でビックリ。
ほんとインド人、年齢不詳!

インド映画の女優は絶世の美女ばかりだというのは認めるけど
はっきり言って男優のカッコ良さの基準がわからない。






どこに行っても子どもはかわいいな。

サリーなどの生地を置いている繊維問屋の軒先で
お父さんに高い高いしてもらっていた赤ちゃん。





もちろんインド料理も食べました。

野菜のフリッターにもカレー粉が入っていたり
カレーそのものも2種類選んだりと
とにかくカレー三昧だったけど、
ライス代わりのビリヤニとナンが美味しいし
それぞれ使われているスパイスが違うから全く飽きませんでした。






地下鉄で出会った、黄色い服とぺたんこサンダルが似合うお嬢さん。

鮮やかな色の布にきれいなビーズ刺繍がされた
素敵な服を着ている女性がいっぱいいて
インド女性の服は見どころがありました。

私は電車の中で後ろからさりげなくじっくり観察するのでした。






今日は真面目な旅日記はひと休み。

いろいろな場所でおもしろい写真が撮れたのでご紹介します。





長距離バスに乗る間のおやつセット。

パリではMIKADOと表記されるグリコのポッキーなのですが、
ここのはよく見るとRockyになっています。

これも豚エキスを使わないイスラム圏ならではのハラール商品で、
Pockyだと豚(ポーク)を連想させるから
このような表記になっているんだって。

ちなみに水かと思って買った「100」って名前の飲料水は
甘くてボンヤリした炭酸水で大失敗でした。





昭和のリカちゃん人形の家具シリーズでこんなのあったような。

大きなバスセンターに設置されていたセルフサービスのキオスクですが、
商品が美しく整然と並べられていて感動。

配列したひと、きっと几帳面なんだろうな〜





パッケージの色がケバケバしくて絶対にまずいであろう食べ物その1。

バニラクリームサンドにバタークリームサンドに
いちごクリームサンド。

甘さを想像しただけで蕁麻疹が出そう。





その2。麩菓子のようなもの?

色も形もかわいいけど、
うっかり手を出したら残念な気持ちになる系。






電話ボックス×クサマデザイン?

マレーシアの人もみんなスマホを使っていたから
そのうちこんなポップな電話ボックスも消えていってしまうのでしょう。





中国系のお店で。
マレーシアでもやっぱりドラえもんは人気。






キティーちゃんもどこでも見かけました。
マラッカの人力車です。

造花やぬいぐるみが盛り盛り乗っかった乙女仕様となっているのですが、
漕いでくれるのはみんな真っ黒に日焼けした現地のおっちゃん達。

静かな古都に似つかわしくない「カンナムスタイル」や
レゲエ、テクノなどを大音量で流しながら走るので、
乗せられているお客さんはみんな恥ずかしそうでした。





時計やトロフィーが並んでいる
何屋だか分からないモヤってるお店の壁画。

でも見てると楽しい気持ちになってくる不思議な絵です。






ギャー。

パンダとドラえもん、
仲良く肩を組んでいる絵にしたかったのだろうけど
画力が足りなくてシャム双生児に!





「おトイレ事情」

マレーシアのトイレに必ずついている蛇口つきのホース。

たいていの公衆トイレには紙がなく、
かわりにこのホースから出る水で局部を洗います。
いわばハンディタイプのウォシュレット。

何やら右手でホースを持ち、不浄の左手でゴシゴシ洗うのだとか。

この写真のトイレは泊まっていたホテルのものなので
洋式だしトイレットペーパーもついていましたが、
外の公衆トイレはほとんどが和式でした。

和式トイレでホースのシャワーを使うから
床は信じられないくらいびちゃびちゃに水が撒かれていて、
はじめて入った時は驚きました。

そしてみんな一様にトイレが長いのは
身体中に巻かれた布や長いスカートをたくし上げながら用を足し、
そのあと床がお水だらけになるまで洗うからなんだとわかりました。
(濡れたお尻周辺は拭かないのね…)

日本ではすっかり浸透した、一列に並ぶ「フォーク並び」もせず
ドアごとに人が並んでいるから効率も悪いし
急いでいる時は困るだろうなぁ。





中国系のデパートやファッションモールでは、旧正月のお祝いのため
それはそれは豪華でド派手な飾りつけがされておりました。

ファッションモールの真ん中にメリーゴーランドまで仕込んでます。


赤は生命の源というか、エネルギーを感じるし、
パワーが出てくる色。

中国の赤はいいですね!





マレー半島西海岸に位置し、
クアラルンプールから長距離バスに揺られて2時間あまり。

そこに時が止まったようにノスタルジックな古都、マラッカがあります。






マラッカ王朝は、15世紀初頭
マラッカ海峡を往き来する貿易船によって繁栄しました。

ポルトガル、オランダ、イギリスなどに占領されるという
歴史的変化と融合を繰り返しながら
いまは観光地として世界中の人を静かに出迎えてくれます。






いろいろな国が残していった建造物、
宗教、食べ物、文化、そして子孫。

マラッカは小さな町であるけれど
様々な国のカラーがうまく混ざり合っている様子がユニークで
ぶらぶらと散歩するのが楽しい町でした。





目抜き通りには賑やかなチャイナタウンがあり
一見すると横浜の中華街かと思うような派手な色使いなのですが






通りに並ぶ骨董品を扱うお店や家屋をよく見ると、
豪華な彫刻が施された屋根や西洋風のステンドグラスなどに、
中国だけでなく マレーシアや西洋の文化が混ざり合っていることが分かりました。


それは、その昔中国からやってきた中国人男性と
地元のマレー系女性が結婚して生まれたその子孫、ババ・ニョニャたちが築いた
〈ババ・ニョニャ文化〉と呼ばれるものだそうです。






ババ・ニョニャたちは 生活様式や食文化にはマレースタイルを取り入れているけれども
冠婚葬祭は中国古来の風習で執り行うため、
お線香の香りが漂う中国寺院には 地元民がひっきりなしに訪れていました。





ババニョニャ系のお土産屋さんや一般家屋の軒先には
たいてい赤い小さな線香台のようなものが備え付けられていました。





私の目にはこれがとても魅力的なデザインに映りました。

仏具屋さんや棺桶屋さんの前で中を真剣に見つめていると
優しそうなおじさんが出てきて 仏具についていろいろ教えてくれました。


プラスチックで出来ているカラフルな食べ物のレプリカや派手な赤い紙の束は
亡くなった人があの世に行った時に食べ物やお金に困らないように
供え燃やすものなのだと。


アルミ製の赤い線香台。
買って帰りたくて最後まで迷ったけれど、
小さいとはいえ荷物になるから断念したのが今でも少し心残りです。






マラッカの中華系のお店の人たちは
本当にみんな優しく穏やかでした。

地元民にも観光客にも大人気の「海南鶏飯団」。
食べ物メニューはチキンライスのみの気合いの入った老舗です。





この店で一番テキパキとして、客さばきぶりが超一級だった
強面のおじさん店長は、浅黒い顔にギョロ目。
額には深く刻み込まれた皺が。

きっと笑ったりしないんだろうなと思いながらも
美味しさに感謝を伝えたかったので
帰り際に両手を振って ここ一番の笑顔でごちそうさまを言うと、
一気に相好を崩してピョンピョン飛び跳ねながら
手を振って見送ってくれました。

おじさんの話す中国語は全く分からなかったけど
笑顔は気持ちを伝えてくれるものだと嬉しく思いました。






パイナップルボールという中国風クッキーを家族で作っている
お菓子屋さんのおばあちゃん。

終始にこやかで動きもゆったりとしていて
日本人に似ているお顔つきに
どこかで会ったような懐かしさを感じる方でした。


「いい子だね。かわいいね。」と息子の頭を撫でて
ゴマのクッキーをおまけにくれたのにもキュン。





日が暮れる前にマラッカの街を空から見たいねと、
高さ110mの回転式展望キャビンに乗りました。

赤茶けた建物は ポルトガル様式のホテルやお店。
その向こうにマラッカ海峡が見えます。

小さな模型のように見えるセピア色の景色の中に
出会った人々の日常があることを愛おしく思い、
旅情に浸るday tripでした。









ピンク色のモスク!!

クアラルンプール郊外、プトラジャヤという街に
こんなにキュートなモスクがあると知ってから
絶対に見に行きたいと思っていました。

ディズニー映画のプリンセスが住んでいそうです。






一枚目の神がかった素晴らしい写真はプロの撮影したものなのですが、
モスクが逆さまに映って海のように見える水面は
実際にはこのような湖でした。

湖畔にはカフェテリアやお土産屋さんが並び、
ボートや観光船乗り場に、なぜか白蛇やオウムまでいました。

色とりどりのサリーを着たインド人のおば様たちが
賑やかに写真を撮りあっこしていたり





人間の食べ残しを狙ってかわいい仔猫もやって来たりと、
田舎の観光地にありがちな ゆるーい雰囲気。






ピンク色の「プトラモスク」は
実際に近くで見ても屋根は鮮やかなピーチ色で
近づくと壁のタイルも薄いピンク色。

こんな乙女なモスクだから、
イスラム教徒の中でも女子専用のモスクなのかしらと思いましたが、

どうやら礼拝時は男性が1階の大きな礼拝堂を独占し、
女性は2階の目立たない部屋しか使えないということでした。

イスラム教に関する謎と興味が湧いてきて
いろいろ知りたいって思いました。






外国に来ると 現地の女性のファッションが
どうしても気になるのですが

マレーシアに住むイスラム教徒の女性たちは
頭にトゥドゥンというスカーフみたいな帽子をかぶっています。


サウジアラビアなどの国の
最も戒律の厳しいイスラム教徒の女性たちは、
目以外は真っ黒い布で全身を覆う、ブルカと呼ばれる服を着ていて
そういう人をマレーシアで何人か見かけて一瞬ギョッとしたものです。


色で溢れた街に突如現れる真っ黒な人たち。
どうしても、アルカイーダとかジハード、タリバンなんていう
物騒な単語が浮かんできます…。






マレーシアの女性たちはそこまで全身を隠す必要はないらしく
首から下は長袖のシャツにジーンズとか
長いスカートとか カジュアルなお洒落に
トゥドゥンを合わせている人が殆どでした。

市松模様のスカートとトゥドゥンを水色で合わせていた爽やかなファッションの彼女、
お友達とおしゃべりしながら歩いている様子がとても楽しそうでした。







トゥドゥンは色、柄、形が豊富で、
中にはビーズやスパンコールがふんだんにあしらわれた物や
首元につけるブローチまであり、
実にさまざまなタイプがあることが分かりました。





毎日見ていると 私も巻いてみたくなり
なるべく沢山の種類を置いているお店で
記念に自分用のトゥドゥンを選んでみました。


被り方がわからなったのでお店の若いお嬢さん(美人)に聞いたら、
カウンターから出てきて丁寧に教えてくれました。


髪の毛を一本残らず布の中に押し込んで
おでこ全開、顔を全部ムキッと出した私は…
イスラム女というよりは、あらら?キャディーさんですか〜?






プトラモスクに行く途中に通りがかったレストランが
これまたピンクを基調としたお店で
キッチュなビニールクロスやシールでデコった壁に
きゃーっとなりました。

多分、狙ってないのに なにこのセンス!


そして、店の奥にはトゥドゥンを巻いた女の子たち。

日本なら放課後の楽しいガールズトーク、という時間帯でしたが、
彼女たちはなぜでしょう。

異様にしんみりとしていたのが気になりました。








マレーシアは日本と時差が1時間しかありません。
日本にいる時と同じく気持ち良く目覚めた朝。
さっそく街歩き開始です。


クアラルンプール市内散策は
LRTやKLモノレールという電車を利用しました。


1区間だいたい40〜50円という安さに驚きながらお金を入れると
トークンという青いコインが出てきました。
これを切符のように使います。






5分〜10分おきにホームに滑り込んでくる電車。
さすがクアラルンプールは都会です。


車内アナウンスはマレー語と英語が流れますが、
駅名の発音がマレー語で難しいので
注意深く聞いていなければなりません。


私は人間ウォッチングに忙しいので殆ど聞いていなかったけれど…。





街じゅうにケンタッキーの広告があるのは何故なんだろう
と思っていましたが、イスラム教徒は豚肉が食べられないから
鶏=ケンタッキーのお店が多いのですね。

マクドナルドの店舗もあるにはあるけど
ドアにハラール商品取り扱いのマークが貼られています。


ハラールとはアラビア語で「許された」という意味で、
豚やアルコールの成分が含まれない食品を置く店、
ということだそうです。





長いこと他国による植民地支配が繰り返されてきたマレーシアが
初めて独立を宣言した歴史的な場所、
「ムルデカ スクエア」。



美しいイスラム建築様式が見られる建物ですが
一年中25℃〜30℃のマレーシアは
とにかく、あ、あつい。

氷点下の銀世界、北海道から来た私たちにとって
いきなり灼熱の砂浜に放り込まれたかのような暑さでした。






高層ビル群や寺院や聖堂が並ぶムルデカ スクエア付近にも
大きな広場や噴水のある公園があって
気持ちが良いです。


やっぱり陽の光っていいなぁ〜。

暑いけど、たっぷり光合成した気分です。





仕事をサボっているのか、仕事がないからそうしているのか
よく見ると木陰で寝ている男性がたくさんいました。


暑い国はこの呑気なムードがたまらないです。






一本小さな通りに入ればインド人街や中華人街など
マレーシア以外の異国の、生活感が漂うエリアに入るのですが、
メインストリートにはヨーロッパの街にあるような
ちょっと洒落た通りもありました。






ふたつの川の合流地点に建つ、市内最古のイスラム寺院、
「マスジッド ジャメ」。

インドのムガール建築の影響を受けているそうで、
玉ねぎみたいなドーム屋根がぷっくりしていてかわいいし
白と素焼きレンガのコントラストが素敵な建物でした。






はぁぁ〜。暑すぎてちょっと休憩よ。


東南アジア中にあるマレーシア発のカフェ、
Secret Recipeで飲んだパッションフルーツジュース。

生のフルーツを絞ったジュースは
どのお店で飲んでも本当に美味しかったです。








空港の搭乗口は世界中へ飛んでゆける
【どこでもドア】のよう。

いつだってウキウキと切なさが同居する場所。






関西国際空港。
一週間前、私はここからマレーシアへ旅立ちました。






飛び立つ瞬間には
「日本よ、さらばだ!わーっはっは!」
という勇ましい気分なのに

帰ってくる時には 見慣れた緑の山脈や薄茶けた畑の群れに
懐かしさで胸いっぱいになる。

空は不思議な場所です。




マレーシアは 地図上では東南アジアの中央に位置しますが
国旗に月と星が描かれているとおり
イスラム教を国教とする神秘の国です。


関空から7時間ほど。
マレーシアの首都、クアラルンプールに着いたのは真夜中でした。


飛行機のタラップを降りたとたんに感じるムッとした湿気。
縮こまった毛穴や細胞が目覚めるような蒸し暑さ。

日本のお線香とはまた違うスパイスの効いたお香のかおりが漂い、

薄暗い空港ロビーには色とりどりのイスラム装束のマレー人女性や
サリーに身を包んだ肌の浅黒いインド人女性の姿が。


夜の闇の中、目をギラギラさせて客引きをする
脂ぎったタクシードライバーの男たち。

どこからか流れてくるラジオからは
叫んでいるかのような、畳み掛けるようなマレー語が聞こえてきます。


西洋のよい香りををさせて大きなリュックを背負った
金髪のバックパッカーはたくさんいたけど、
なぜか殆ど日本人の姿は見当たらず
文字通りエトランゼとなった私たち三人なのでした。


(なぜ日本人がいなかったのか?
ただでさえ安いLCC航空・エアアジア利用に加え
真夜中に着く便だったからというのに
あとで気がつきましたが。)







着いた時間の遅さから バスを利用するのはさすがにやめ

空港から高速を140キロで爆走する恐怖タクシーに乗って
クアラルンプールのホテルを目指しました。


マレーシアは 物価が安いと聞いていたけれど
高級ホテルの値段もかなり安いのです。


ですから今回は日本やヨーロッパじゃとても泊まれないような
五つ星ホテルに滞在することになりました。


窓の向こうには クアラルンプールを象徴する輝くペトロナス ツインタワー、
宝石のように煌めく夜景とプールを眼下に眺められる
夢みたいな部屋です。

大理石のシャワールームやバーカウンター、パソコンをつなげば
日本にいなくても仕事ができちゃいそうなかっこいいデスク。






ひょっとしたら暮らせそうなほど広いクローゼットには
ヨガマットまで備え付けられていたので

私は歩き疲れてパンパンになった脚を
毎晩ヨガでメンテナンスすることができました。








家族みんなで無事に日本に帰れますように。

遠くに旅する時は いつも身につけている
アクセサリーがお守りがわりになります。


母の作ってくれた星のピアス、moraさんの三角ピアス。
〈嘘ミ〉メイドのアンクレットなど。


そして ゆりあちゃんが作ってくれた、分身ともちゃん人形は
ホテルでの守り神として連れてきました。

(部屋のクリーニングに来てくれるメイドさん、
絶対毎回このお人形の可愛さにやられてたと思うよ)ニヤリ。


今日から〈マレーシア旅日記〉の はじまりはじまり〜。

よろしければ お付き合いくださいね!






いつも使っていたピンク色の口紅が減ってしまったので
新しいのを買ってきました。

春が楽しみになるような 艶のあるピンク色。

ランデヴーというロマンチックな名前がついています。


STARLET 、NOUVELLE VAGUE 、ROUGE NOIR…

マニキュアや口紅に素敵な名前がついていると
使うたびに頭の中にその色と名前をイメージする
物語が浮かんできてきて
使うたびちょっと嬉しくなります。

これは女性だけの 密かな楽しみ。






年末にNHKのドキュメンタリー
『〜ハローグッバイ 音楽プロデューサー佐久間正英の挑戦〜』
を観ていたら とっても可愛い子を見つけました。


全然知らなかったのですが 乃木坂46のメンバーで
生田 絵梨花ちゃんという名前だそう。

佐久間さんの親戚にあたる関係から
幼い頃から習っているピアノで
佐久間さんのレコーディングに参加するという企画があり、

その場面で生田さんが
天使のように清らかな笑顔で登場しました。


彼女は AKBや他の乃木坂のメンバーのように
媚び媚びクネクネした感じがなく

(一見純粋そうな子でも それを装った「隠れ媚び子」もいるから
男子は騙されるのだ。しかしワシの目はごまかされんぞ)

純粋培養された無垢な美しさが
キラキラした瞳から感じられました。






超一流おじさんミュージシャンたちに囲まれる16歳の少女。

どうぞいつまでもそのままの澄んだ瞳で
才能を伸ばしていってほしい。








晴れた日は 雪がグラニュー糖のように光ってきれいなので
新しい作品を外で撮影してみました。


気軽に パッとつけて欲しい
「ふだん使いできるいつものピアス、toujours」です。



ゼリーやプリンを入れるプラスチックのケースに入れて
お菓子みたいなパッケージにしました。

どうも私は透明の容れ物が好きなようです。

商品としてピアスを作るのは初めてのことですし、
なにより気軽につけて欲しいという思いから
お手頃価格にして
西18丁目アレーズカフェの雑貨コーナーに置いてきました。





お近くの方はどうぞ あたたかいココアでも飲みに
お店に寄ってみてくださいね。




















吹雪が去った晴れ間に映える
真っ白な雪をふんわりまとった樹々の清々しさに
新しい年の幕開けを感じます!


たくさんの楽しいことが待っているような気がする
真っさらな一年。

今年はどんなカラフルな景色が見られるのか。
色をつけていくのは自分ですね!

小学生の標語みたいですが
『今年も 人に優しく(特にお年寄りと子ども)
自然を大切に。』←真剣です。

身体と心を磨きながら ひらめきと好奇心に任せて。
できれば旅するように
飄々と日常を漂っていきたいと思います。







お正月一本目の映画として
アルフォンソ・キュアロン監督作品
『ゼロ・グラビティ』を観てきました。


スペースシャトルで宇宙に打ち上げられた宇宙飛行士
(ジョージ クルーニー)と博士(サンドラ ブロック)が
突発事故により宇宙空間に投げ出され
命の危機にさらされる、アメリカらしいパニックムービー。

それくらいにしか思わずに見始めたこの映画だったのですが
ナメててすんません!と謝りたくなりました。

〈生と死、絶望と希望、宇宙と人間〉
だけを大迫力の映像美と音でシンプルに描いた、
哲学的でとんでもなく骨太な映画だったのです。









生きて地球に戻るために闘わなければならない相手は
エイリアンでもスペースインベーダーでもなく、
音もなく誰の助けも来ない海のような宇宙に流されてゆく
たったひとりの自分でした。


そんな主人公ライアン(サンドラ ブロック)と共に
宇宙を彷徨い 全身全霊で孤独と恐怖と向き合う90分。






この映画を観て 美しい地球に生まれてきたことの奇跡と、
いま生かされていることへの感謝を感じない人はいないでしょう。


正月早々、全身に喝が入った気分です。










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嘘とミシン商品取扱い店『 me chill 』

札幌市中央区南1西17 1-18 白樺ビル5階 502号室 011-676-4898 10時open~18時30分最終受付 日・祝 定休

『 雑貨店 fève』

札幌市白石区東札幌2条2丁目1-19 011-878-0330

嘘とミシンの作品通販サイト『minne』

http://minne.com/usotomishin

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