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  • 2021.01.28 Thursday
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またまた映画の話になりますが
ウディ・アレン監督作品『ブルージャスミン』を観ました。


セレブ生活から転落した女性が精神を崩壊してゆく…

なんだか暗そうな内容に聞こえますが
虚栄心とプライドてんこ盛り、堕ちてゆく女を
ケイト・ブランシェットがみごとに体現していて
鬼気迫る姿は大人のコメディとして楽しめました!






ケイト・ブランシェット。

品があって かっこ良くて大好きな女優なのですが、
誰もいないところで過去の栄光話をイッちゃった目で話し出したり
マスカラが落ちて目の周りが真っ黒になっていても
どこか高貴で憎めないのが またコミカルで。


(一文無しなのに)鎧として着込んでいるシャネルスーツや
エルメスのバッグなどのセレブファッション、
脇汗びっしょりのシルクのシフォンワンピ姿なんていう貴重なものまで
見れてしまいます。







脇を固める俳優たちとの会話の面白さ
(とくに田舎者丸出しで知性が足りないけど
気のいい妹・ジンジャーとのやり取り最高)
マシンガンのように繰り広げられる会話にも鋭い人間描写が含まれていて、
ドラマとしておもしろかった!






今 気がついたのですが ケイト・ブランシェットと
若い頃のアンナ・カリーナ。どちらも好きな女優ですが

なんか似てる。





そしてどちらも少しハスキーな低音ボイスです。
(声の低い女優が好きだ)





ああ とっても尊い愛の話で 今も思い出しては
涙が出そうになっています。
トラヴィス・ファイン監督作品『チョコレートドーナツ』。


愛といっても いろいろな形がありますが
この映画で描かれていたのは血の繋がらない親子をつなぐ、
無償の愛。


シンガーを夢見ながらもショーダンサーとして日銭を稼ぐルディと
ゲイであることを隠してきた弁護士のポール。
恋に落ちたふたりは
ネグレクトを受けていたダウン症の男の子マルコを守るため
ともに生活をするようになるのですが、
幸せな暮らしもそう長くは続きませんでした。





1970年代のアメリカにはまだ
ゲイに対する差別と偏見が蔓延っていたからです。


いくら麻薬中毒でブタ箱に入れられているマルコの実の母親に
育児能力がないといっても、
ゲイの2人がマルコを育てる権利を得るのは
簡単なことではありませんでした。







チョコレートドーナツとハッピーエンドの童話が大好きで
友だちはお人形のアシュリーだけ、
学校にも通わせてもらえなかったマルコ。
ルディとポールの深い愛情により
生きる楽しさや幸せを感じるようになります。


この子の動作や言葉がとてもとても可愛くていじらしく
観客の誰もがきっと3人家族のハッピーエンドを望んでいただけに、
悲しい結末にやるせない思いでいっぱいになりました。







マルコやポールを優しい瞳でみつめるルディ役のアラン・カミング、
力強くも最高にチャーミングな女性を演じていて魅了されました。


ドラマに寄り添う音楽も良くて
ルディが魂で歌う『I shall be released』には圧倒されました。

血縁関係以上の精神的つながりが持てるのって素晴らしいです。
ルディには 見返りを求めず
ただ人を愛する崇高さを教えられました。


ゲイに対する偏見や差別以外にも
人が人を蔑む行為や発言は世の中からなかなか無くなりません。
それらは無償の愛とは対極にある
人間の最も卑しい感情だと感じます。

私もまだまだ魂の修行を続けていかなくては!







「一緒にアスパラ刈りしませんかー?」

東京在住のしばらく会っていなかった
会社員時代の美人後輩Sちゃんからお誘いをいただき
日曜日に美唄で初めての「アスパラ刈り体験」をしてきました。


Sちゃんは プロ並みにお料理が上手で
食に関する勉強を重ねている人ですが、
普段はブラウン管からキラキラと輝きを発信するお仕事をしており
一児のママでもあります。

今回は歩き始めた小さな息子さんと
食の専門学校時代のご友人と一緒に来道。






集合は札幌から1時間半ほどの町・美唄の「うちやま農園」さんにて。


東京に住んでいた頃、小さかった私の息子のことを
ずいぶんと面倒をみてくれた彼女に会わせるために
アスパラ刈りには息子も連れて行きました。


約5年ぶりに会う息子の姿にSちゃんの驚きようったら。
あどけなかった幼児が少年になっているのですから
無理もありません。


私も、Sちゃんの腕に抱っこされたベビーがここにいるという事実が不思議で
タイムスリップしたような気持ちになりました。






北海道の特産物アスパラは5月中旬〜6月中旬が露地物の収穫最盛期で、
まさに今が旬の野菜です。


空知川が流れる肥沃な泥炭地に育つ内山農園さんのアスパラは
甘みと苦味のバランスが絶妙で、
道内や東京の有名レストランにも卸している一級品だそうです。


日に焼けた笑顔が眩しい農園主の2代目
内山彰さんのアスパラ談義を聞いていると
その美味しさを想像して期待が高まります。







鎌の扱いは私より 息子の方がうまかった…。


延々と続くアスパラ農地に足を踏み入れ
まだ短いアスパラを傷つけないように慎重に歩きながら
切りどきのアスパラを見つけカットします。
(鎌の柄の付け根より3cmほどの長さのものを収穫する)


「まずはすぐに味わってみてー」と2代目がそばで仰ったので
刈りたてのアスパラを口に運ぶとカリッ コリッといい音が。
食感はタケノコやトウモロコシのよう。
穂先から根元まで全くスジがなく、その柔らかさに驚きました。

栄養満点の土から吸い込んだ甘い水分が口の中でジュワッと広がり
採りたての生アスパラは今まで味わったことがない旨さでした。






夢中で刈っていたらいつの間にかカゴの中は
売りにいけるのではないかという位たくさんのアスパラが。


欲しい分だけ量り売りしてくれるのですが
自分(+息子)でその命を絶ってしまったアスパラなので愛おしく
全部買い取ることにしました。







刈りのあとは 農園の常連であるSちゃんが頼んでくれたお陰で
バーベキューもさせてもらいました。


東京チームが札幌の朝市で買ってきてくれた
ホッケの開きや殻付きのホタテ、
私が切ってきた野菜や山菜も一緒に並べて
おしゃべりをしながらの楽しいアスパラパーティー!


ただ焼いても バターをつけてホイルで蒸しても
それぞれ味わい深いアスパラ。
アスパラを今までの人生で一番食べた日となりました。


「おしっこがアスパラ臭くなってビックリするよ」
若い3代目の裕史さんに言われましたが
確かにその通りでありました。

成分に含まれるアスパラギン酸は
栄養ドリンクの元にもなっている程のパワーがあり
そのためか薬のような特徴的な匂いがあるのですが、
疲労回復 貧血防止 動脈硬化防止に効果がある
たのもしい野菜だと知りました。


うちやま農園さんは 収穫期の毎週土日
入園料1000円だけで
(12歳以下の子どもは無料!)
貴重なアスパラ刈りを体験させてくれます。


2代目のおじいちゃん おばあちゃん
その息子さんと若奥さま。
クルクルよく走る元気なお子さんたちと かわいい犬。

明るくて元気な家族みんなで経営をされていて
こりゃ美味しいアスパラが出来るはずだわ、と納得の
すばらしい農園でした。


「うちやま農園」

北海道美唄市茶志内町3区
uchiyamanouen.com















家から車で15分のばんけいの山。
赤い庇がかわいいロッジと目前に広がる緑の芝生が大好き。


週末にばんけいの山が 今年はLoppisの会場になったので気になって
ピクニック気分で覗いてきました。
Loppisは今回で6回目を迎える雑貨や食べ物の大人気マーケットです。


びっくり!テレビ中継があったからか
ばんけいの山には見たことがないくらい人が来て
ロッジの中は歩くのが困難なほど。







当然お目当ての洞爺村のラムヤートのパンは売り切れていたし
雑貨屋さんは黒山の人だかりで、商品まで辿り着けません。



ロッジを出て芝生でコーヒーを飲んでしばらく寛いでいましたが
山から吹いてくる5月の風は日が陰ると少し肌寒く感じてきて、
マーケット散策も早々に切り上げることにしました。







そのあとは同じ山の中にある 息子が通っていた幼稚園の
ウサギたちを見に行きました。

タンポポの葉や雑草を向けると
ドスドスとみんな集まって来て奪い合い。

美味しそうに規則正しく口を動かして草を食べる様子は
ずっと見ていても退屈せず、
Loppisにいる時間よりウサギと過ごした時間の方が
長いような気がしました。









夜はずっと前から楽しみにして予約していたトークイベント
『関西の人、京都の人 〜恵文社・堀部篤史さんに聞く』
に参加する為 たべるとくらしの研究所へ。


堀部さんは京都の書店 恵文社一乗寺店の店長さん。

恵文社の魅力については語ると長くなるし
このブログにも何度か登場しているので書きませんが、
行けば一日いても足りないほど
素晴らしい本と雑貨のセレクトに毎度胸が熱くなる場所です。

トークショーは堀部さんを中心に
同じく京都の人気シャツ店 モリカゲシャツの森陰真弓さんが
関西人らしいノリツッコミを入れつつ
かもがわカフェの店主・高山さんがそれを見て
静かに笑う、という暖かい雰囲気で進められました。


京都の個人商店の特徴と京都人の気質についてのお話は、
彼らが普段プライベートで贔屓にしている飲食店や
街のスライドを見ながらたっぷり1時間半続きました。



【ガイドブックに出るような観光客向けのお店でなく
置かれた商品の全てに店主の顔が見える個人商店に通うことが
結局は地元の経済を回すことに繋がるという話。】

【そしてそのようなお店には
行けばいつも同じ人がいる安心感があり
地元の人間同士の交流も生まれるという話。】


私も買い物や飲食は 大手やチェーン展開しているような店には
殆ど足が向かない暮らしを選択しているので
すべてに深く共感したのでした。


かもがわカフェの高山さんが京都の街のスライドを見ながら
「あ〜京都に帰りたいなぁ」と呟いたのが
とても印象的で

札幌に来たばっかりなのに そんな風に恋しく思わせてしまうなんて
京都は地元の人に本当に愛されている街なんだなと
羨ましくなりました。







《かもがわカフェの珈琲豆を記念に購入。
トークイベントのお土産の阿闍梨餅も家で美味しくいただきました。》


Loppisもそうですが 古本市や手づくり市など
最近札幌で大流行りのマーケットは
出店者の殆どが札幌や道内で頑張っている個人商店です。


そういうお店を応援するといったら大げさですが
素敵なお店が多いから続いて欲しいと思うし
緑豊かな札幌の街がもっと経済が潤い
更に心も豊かになるような楽しい街になることを願って

これからも私は小さなお店で買い物をするつもりです。












「野のなななのか」。

一見地味なこの映画を観たいと思ったのは
人の生き死にについての物語で、舞台が北海道の芦別ということ。
あと音楽がパスカルズだということ。



監督は今年76歳になられる大林宣彦さん。
お話される姿を見ていると声も表情も穏やかで
ホッとさせられるお人柄と感じます。


なのに なのに〜!
温厚そうなお顔とは裏腹に
「野のなななのか」はとんでもなく激しく濃厚で
良い意味で変態的な映画でした。


冒頭から台詞の数がハンパなく
殆ど間を開けずに音楽のように繋がっていく会話
生きてる人も死んでる人も混在し
過去と現在が突然入れ替わる場面転換。


途中で、「これはゴダールの映画レベルに無茶苦茶な映画かも」
と感じたので、必死にストーリーを追うのではなく
スクリーンに身を委ねるように気持ちを入れ替え過ごした3時間。


年配のお客さんで満員のシアターキノで
補助席に座った私には拷問のようではありましたが
最後は「久しぶりに映画とタイマン張ったぞ」と思える
爽快感すらありました。







「なななのか=四十九日」。
あの世に行くまでの間さまよう魂の話を軸に
命をつないでいく人間たちの死、
恋愛、戦争、地方都市の過疎化、そして原発問題。

語りたい全てのことをギュッと一見乱暴に詰め込んでいるので
途中まではインディーズ映画のような暑苦しさを感じたのですが

まるで死の使者のようなパスカルズによる
「野の音楽隊」が登場する幻想的なシーン
なにより美しい芦別の自然風景がうまくブレンドされていることで、
壮大なファンタジーのような印象で身終えることができました。



常盤貴子、安達祐実の2人が今まで見たことがないくらい輝いていて
監督は女優を美しく撮るのが天才的な人なのだろうなと感じました。









「野のなななのか」は他にシネコンでも上映していますが
シアターキノで見ることにしたのは
北海道を舞台にした映画だから。


キノでは上映前に 代表の中島さんから
一言ご挨拶があるのが素敵なのですが、
今回はジジババで満席の会場で

「上映中はおしゃべりをしないでくださいね。
誰か知り合いが出ていても あら〜○○さんだわ!など
他のお客さまにも迷惑ですので
お話は映画が終わったあとロビーでどうぞ」

とお話され、会場のみなさんがドッと受けるという
実にあったかいムードに。


中島さんの言葉のおかげで 突っ込みが入りそうな場面でも
皆さんおとなしく鑑賞していたので
良かった…と思っていた私。


しかし 物語の後半で 「どりこの饅頭」なる芦別銘菓が登場した時、
耐え切れなかったのか ひとりのおば様が
「あら〜どりこの饅頭だわ〜」と呟いたではありませんか!
するともう一人のおば様が間髪入れず「ロビーで売ってたよ」と。


この2人の会話で映画から現実の世界に急に戻されたわけですが
不思議と腹は立たず逆に可笑しくて
「よくここまでおしゃべり我慢したね」と言ってあげたくなりました。







写真展「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」が
札幌芸術の森で開催中です。

巨匠と呼ばれるような人の作品は 写真集を眺めるだけでも
一瞬で心をひきつける力を持っているものですが、
大きく伸ばされたそれはやはり何十倍もの迫力があり
写真と向かい合い 被写体と語る自分がいました。


篠山紀信といえば 時の人や有名タレントを被写体とした
誰の目にも分かりやすい写真を撮る人という印象がありましたが、
スターの輝きを余すことなくカメラに封じ込めることができる人は
そう多くはないのでしょうね。


上手く撮ることはプロなら当たり前に出来るけど
その人の内面や時代の匂いまで映し出せるプロは
そういないのではないかと…。

会場にはそんな奇跡の一瞬を捉えた写真が
たくさんありました。






キュートなシノラマン。
(写真集 THE PEOPLE byKISHIN /PIE BOOKS
講談社「MAGIC」より)



展覧会の看板にもなっているジョンレノンとオノヨーコの
あの幻の瞬間も 一体どうやって撮ったのだろうと思いますが
巨匠によると「神が宿る瞬間がある」そうな。


「写真は撮った瞬間から過去になる」。

この言葉も印象的でした。だからどの写真にも
置いて行かれた過去の淋しさが感じられたのかもしれません。






雨が降っていたので
いつものようにピクニックシートをひいて休憩できなかったのが残念でしたが

芸術の森も新緑の季節を迎えました。
気持ちがよい札幌です。






雨の休日。
冬が戻ってきたかのような寒い一日でしたが
夕方まで楽しい予定があったのでウキウキしがら
札幌駅のステラプレイスへ。


今日は姪の風ちゃんも一緒に
《かとうゆりあ 人形展〜物語の中へ〜》
を観に行ったのです。

風ちゃんもyuria作品のファンなので
胸に『パンドゥミちゃん』ブローチをつけて。
チェックのワンピースにminaのちょうちょバッグがかわいいね!






高感度なセレクト雑貨がいっぱいの
『CLASKA Gallery&shop “DO”』。

こちらのショップの入り口にyuriaちゃんのお人形たちが
みんなこちらに向かって勢ぞろいしていました。

新登場のお魚さんや密かなファンが多いタコ美ちゃん、
大人っぽいウサギさんなどが天井からぶら下がって
揺れている様子も楽しい!


春らしい 桜色やパープル、ゴールド、シルバー、水玉にストライプ、
ポイント的に使った鮮やかな色、リボンやヴィンテージのレース。


素材の組み合わせが素敵で
いつもながらに個性的なのはもちろんですが、
物言わぬお人形たちから発せられる“夢のような幸せ感”
これは観た人にしか伝わらないもの。


札幌駅周辺にお買い物に行かれる方は
ぜひ観に行ってみてくださいね。



ステラプレイスという大きなファッションモールの店先ですし
楽しみにしている方もいると思ったので
写真は控え目に撮らせてもらいました。


今回 私のガーランドをディスプレイの中に取り入れてくれています。






作品展のロマンチックな雰囲気に合うように
優しい色や柄の布だけで制作したミルキーガーランド。


(お役に立てて嬉しかったな〜 ステラプレイスデビューだよ!)







展覧会のあとは 隣の大丸デパートで開催中の催事
「ナチュラルな神戸の暮らし」に
大好きな手芸店Rolloが出店していたので
チラリと寄り、
いま構想中のバッグに使う材料をいくつか買いました。


出来上がりを想像しながら材料を選ぶのは
本当に楽しいものです。






今日の人形展を観て思い出した絵本を
寝る前に読んでみました。


「くまのコールテンくん」
ドン フリーマン作 まつおか きょうこ 訳/偕成社


デパートのおもちゃ売り場で
なかなか買い手がつかないぬいぐるみのクマのコールテンくんが
閉店後の夜のデパートを探検してまわるお話です。


もしかしたら ゆりあちゃんのお人形たちも持ち場を離れて
人間たちの居なくなったステラプレイスでエスカレーターに乗ったり

本屋さんで立ち読みしたり
帽子屋さんに行ったりと(CA4LAかな)
みんなで遊んでいるのでは!と想像したりして。





物語の最後。

クマのコールテンくんは かわいい黒人の女の子リサの元に
無事もらわれていくのです。


棚に一緒に並んでいたウサギのお人形も
コールテン君の手を握って「よかったネ!」と
喜んでくれています。


読むたび新しい発見があるのが絵本なのですが、
今宵はウサギさんのその表情にグッときたのでした。





心身の健康、家庭と世界の平和のために(←本気)
yogaを続けていますが、
お陰で肩こりや生理不順も全くないし、
いろいろとミラクルなことも起こる毎日は
楽しくて幸せです。


先日『アシュタンガヨガまつり』にて
先生が企画してくださったビンゴ大会があり、
一目みた時からキューンとなった
「インドの神様キーホルダー」をGET!!


チラッと流し目なところと、
口の周りがうっすらとヒゲが生えてるような
ドロボウ顔なのがたまりません。
お尻もプリッとしています。


はるばるインドからやってきた神様は
日本の桜の美しさにウットリとしています。






まつりのあとは円山公園に移動してお花見を。
オーガニック&ヴィーガン料理
『いただき繕』のお弁当はお腹に優しく
美味しかった。


近頃はベーシックなハタヨガだけにとどまらず
激しく熱いアシュタンガヨガ、
陰ヨガに骨盤ヨガ、そして森の中でするヨガなど
いろいろなヨガにチャレンジしています。

さまざまなヨガと出会うのに合わせて
新しい友だちがたくさん出来るのも嬉しいこと。


みなさん OLさんだったりママだったり
職業も年齢もさまざまですが
同じ時間を過ごす仲間としての
無言の絆のようなものを感じています。

それと驚くことに
レッスンを終えたあとの皆さんの顔は
何とも言ない充足感に満ちた神々しい表情をしていて
とてもキレイなのです。

この瞬間をみんなの彼氏に旦那に
または狙いをつけている殿方に見せてあげたい!と思うほど。

ヨガが単なる運動ではなく
心と繋がる神聖なものだと実感します。





また最近、高校時代のクラスメイトと
約20年ぶりにスタジオで再会するという出来事もありました。


柔らかな髪が肩先でふわっと跳ねた
かわいいセーラー服姿だった彼女が、
ショートカットのかっこいい大人の女性に変身していて
おまけにヨガのインストラクターになっていました。



久々の再会を喜び合い、後日
さっそく彼女の受け持つレッスンを受けに行ってきました。


高校はミッション系のスクールだったので礼拝の時間がありまして、
たぶんあの頃は誰に向かって何のために祈っていたのか
全くわかっていなかったけど
(時々昼寝の時間に充てていた)

今は自分の意思でヨガをして、一緒に平和を祈っている。
このことが嬉しく自由で豊かに思えて、
とても素晴らしい時間を過ごしました。

友人に年齢は関係ないけど
同じ青春時代を過ごした同級生って特別だし、
やっぱりいいなぁと思いました。






嘘ミ謹製、ヨガマット用のバッグが生まれました〜!


また別のヨガ友だち、mさんから
マットを入れるバッグの制作のご依頼をいただいたのです。

占い師のようにmさんを想いながら作った
このバッグの裏テーマは『キャンディ☆サーカス』。


赤い小花柄のリバティとピンクのフリルで彼女のキュートさを表し、
いつもの優しい笑顔をイメージしたモーヴパープルを合わせることで
大人の女性でも持てるようにしました。


茶色いストライプはサーカスのテント!
嘘ミらしいワクワク感も欠かせません。
丈夫な布を使い、ほつれないよう強めのミシン糸で縫って
実用性も重視したバッグ。


お渡ししたら 思ったとおりとてもお似合いでした。

バッグをかついでモデルのように
撮影会までしてくれるほど喜んでいただけて
私も嬉しかったです。





味のあるお店が並ぶ行啓通り沿いに
リニューアルオープンしたカフェ『ZILL』。
展覧会まで秒読みで忙しいお人形作家のyuriaちゃんと
息抜きをしに行ってきました。

(あっ わたしは息抜きしてばかりなのですが)


前は確か古い木造一軒家の中にだるまストーブがある
妙に落ち着く山小屋風カフェだったのですが、
新しいお店は真っ白な壁に黒いラインが入った
アールデコ風、
もしくは華麗なるギャツビーのダンスホール風になっていて
そのお洒落な変わりようにびっくり。


私の選んだパスタは
バジルペーストのパスタにお味噌をつけて食べるスタイル。

パンは忍路の美味しいパン屋さん
エグビブのフランスパンなのが また嬉しいおまけでした。





話題はあっちへこっちへ。おしゃべりは尽きません。

お昼ごはんのあとは 『The best mummy』という
白い洋館のカフェへ移動しました。


座り心地のよい長椅子に置かれた
外国のものと思われるテキスタイルのクッションが
どれも素敵でした。







イギリス帰りのオーナーのレシピで作る
アップルパイとカフェラテ、スコーンと紅茶で

「エロい女性のフェロモンについて」や
「年を重ねるごとに女性のパワーは脇の下から出るのではないか」など
どうでもいいことを真剣に談義して楽しかったです。



繊細なお人形からは想像もできないような
面白トークも出来るyuriaちゃん!
今週末からいよいよ個展がはじまります。

かとうゆりあ 人形展 〜物語の中から〜

場所はJR札幌駅直結・ステラプレイスイースト3階
『クラスカ ギャラリー&ショップ ドー札幌店』にて。






どんな物語が展開されるのかな…楽しみだネ!!


2014.5.17(土)〜6.1(日)と開催期間も長いので
札幌の皆さんに夢の世界をぜひぜひ!

体感していただきたいです。






羊蹄山の姿が見えるとホッとします。

子どもの日の恒例になりつつありますが、
ニセコに一泊旅行に行ってきました。


フキノトウがぽこぽこと芽を出しているそのそばを
雪どけ水が滝のように流れる5月のニセコは清々しくて
生まれたての春を感じました。





外でお茶するのが気持ちのよい気候になりました。

ヒラフやアンヌプリからは少し離れた花園地区にある
B.C.C WHITE ROCKのテラスで腹ごしらえ。

ウグイスがホーホケキョ、と鳴く声を聴きながらの食事、
お店の前の誰もいない広い道路を
ブレイブボード(2輪のスケボー)で走り回る息子。


長閑な子どもの日。






ここはニ度目の宿泊になるホテルですが
もちろん温泉もあるし
素敵なライブラリーがあるのが気に入っています。



夜はキノコみたいなランプの下で
アイヌ民族の暮らしについて書かれた本を読んだり
蝶々の図鑑を眺めました。






それからアンデルセンの童話集をパラパラとめくっていると
気になるタイトルの短編が目についたので読んでみました。


「なかよし」という童話なのですが、
ほのぼの話かと思いきやこれが残酷で悲しい物語で。
それはこんなお話でした。


暗く陰気なゴミ箱の中に捨てられていた鞠(ボールのマリ)は
若く美しい女の子。

一緒にいたみすぼらしいコマの男の子
(くるくる回る玩具のコマ)に求婚されるのですが、
プライドの高いマリは
「私は汚いあんたとなんかじゃなく、
あの素敵なツバメさんと結婚するの」と冷たく言い放ち
ポーンと外の世界へ飛び出していきます。


長い長〜い年月が経ったある日、ふたりは再会。
未だ独身のマリが
「あらコマさん。今なら結婚してあげてもよくってよ」
みたいなことを言うのですが、
コマは「えっと…貴女どなたでしたっけ?」と。


年をとってブヨブヨに醜く変わり果てたゴミ捨て場にいるマリのことを、
コマは全く思い出せなかったのです。


反対に、貧乏だったコマは
ピカピカな金色の立派な姿になっていたのだとさ…。



よくある教訓めいた古典的なお話ではありますが、
古めかしく丁寧な日本語に訳された文章で読んだためか
余計に怖さを感じました。






次の日は 沿道の桜並木をずっと視界に感じながら
寿都町へ向かいました。


長いことドライブしたおかげで
目の奥がピンク色に染まったような気がします。






山と海に恵まれた寿都は、海から吹いてくる強い風を利用して
風力発電で電力を供給している町です。

ドイツ製の頑丈そうな風車がそびえる海沿いの景色は
どこか遠い外国の風景のように見えました。






漁港でホタテやカキを食べられる祭りをやっているという情報を
うちのツアコンが仕入れて来たので行ってみました。


小雨の降る中 港に着くと、ちょうど漁師さん達が
海から上がったばかりの帆立を焼いているところでした。


殻付きの生で持ち帰るなら1こ110円。
焼いて醤油を垂らして食べるなら1こ200円。

少し時間はかかりましたが、おじさんたちに焼いてもらった帆立は
ぷっくりと身が厚く甘く海の味そのもの。


他にも生の帆立や朝上がったばかりのホッケ、カレイ、
寿都ガキなど安さにびっくりの特産物をたくさん買い、
うちに帰ってから頑張って全部さばきました。



まな板に乗せた帆立はまだ生きていて
ウロを外そうとすると貝柱が
ムニーッと横に移動したので驚きましたが
「ごめんよ ごめんよ」と謝りながら、刺身になってもらいました。


最近はむき身や切り身になって売られている魚介類に慣れていたので、
内臓を外すグロテスクな作業を省かずに自分の手を使うと
命をいただく重さをずっしり感じるものです。


この日の晩は、海の生き物たちに感謝しながらの
特別に美味しい夕ごはんになりました。












PR

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嘘とミシン商品取扱い店『 me chill 』

札幌市中央区南1西17 1-18 白樺ビル5階 502号室 011-676-4898 10時open~18時30分最終受付 日・祝 定休

『 雑貨店 fève』

札幌市白石区東札幌2条2丁目1-19 011-878-0330

嘘とミシンの作品通販サイト『minne』

http://minne.com/usotomishin

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