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  • 2021.01.28 Thursday
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土曜日は 音楽とカフェ、ものづくりの祭典を
ニセコの森の中で楽しむイベント
「森のカフェフェス in ニセコ」に家族で遊びに行きました。


カラッと晴れたお天気ではなかったので
残念ながら羊蹄山のてっぺんは雲に包まれたままでしたが


たくさんの鳥たちがさえずる山の中は
空気が澄んでいて気持ちがよく
車を置いて会場に着くまで何度も深呼吸しました。






ステージから放射状に
マーケットの緑色のテントがずらりと並んでいました。


そしてどのお店にもカラフルなガーランドが風にはためいていて
その様子にはワクワクしました。






ライブの出演アーティストは
高野寛、原田知世、キセル、おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)、
押尾コータロー、tico moon、成山内(sleepy.ab)。


森の中でゆったりと楽しむライブなので
ライジングサンなどのロックフェスとは
お客さんの発する熱量やファッションが違うのが面白かったです。



マーケットでお買い物を楽しみ
カフェごはんを食べながら音楽を聴く
(というか聴いてない人も多いし)
どこまでもゆるいイベントなのだなぁという印象でした。


私が楽しみにしていたのは高野寛さんと原田知世さん。

どちらも以前から聴いているアーティストで
好きな人たちですが、
森の中の小さなステージで歌うのは
とても気持ちが良さそうでした。

蒸し暑い東京からアーティストたちがこのフェスに来る殆どの目的は
このニセコの自然とともにライブや食事を楽しむことにあるのでしょう。


ステージが終わって普通にお買い物したり
木陰でごはんを食べている坂本美雨ちゃんに2度遭遇したのですが、
びっくりするほど可愛くて森の妖精みたいでした。
(矢野顕子さんの太陽のようなオーラを受け継いでます)






とか何とか言いながらも 食べたかったごはんはしっかり食べました。

たかはしよしこさんの「エジプト塩」と
洞爺村のパン屋さんラムヤートがコラボしたランチプレート。

これほんとに野菜もパンもソーセージも
全て手づくりならではのしみじみする美味さで
なくなるのが悲しい程でした。

魔法の塩、エジプト塩に続いて新発売の
「アルル塩」ももちろん購入。
これから毎日の食事が楽しみでなりません。






3時頃になって小腹が空いたので
「たべるとくらしの研究所」のテントに出向き
おやつプレートをオーダーして息子と半分ずつ食べました。

ちまきみたいな緑の三角の包みには
ほんのり甘い餅米おむすびが入っていて、
小豆あんやきな粉をつけて食べるのです。

楽しかった!





今日の記念に大好きなお花屋さんlosikaのブースで
小さなあじさいのプリザーブドフラワーブローチを買いました。


紅茶色のヴィンテージブラウスの胸元につけて
黒いサスペンダーをつけたカーキ色のワークパンツをはこう。
そんな「森の木こり風」コーディネートが浮かんできました。



お店の人たちは子育て中の人もたくさんいて
お父さんお母さんが働いてるそばで
元気な子どもたちが草むらで遊んでいたり
お客さんも赤ちゃん連れの人がいっぱい。


若いカップルたちが肩を寄せ合って座っていたり
小さな子どもたちが遊んだりする森の中に音楽があるのが
幸せで平和な光景で これが森フェスの醍醐味なのだろうと感じました。






オーダーをいただいて
その方のためだけに作ったものたちを紹介します。


ふっくらと綿の入ったリボン型のブローチ
パピヨンコサージュです。


パープルのオーガンジーをメインとして
ベースの生地には黒いストライプや
動物たちのサーカス柄の布を半分ずつ使用しました。


パピヨンコサージュは使う材料で雰囲気が変わるのが面白く
またオーダー品だとその方に似合うようにと
より気持ちがこもります。

今までいくつも生まれていますが
作っていても全く飽きないんですよ。






こちらはyoga友のための マットバッグ第2弾。


ストライプや水玉がお好きな方で
グリーンや森のイメージで、とのことだったので
こんなん生まれましたー!

真ん中の生地はリバティキルトで見つけた、なんと「森柄」です。





森の教室のテラスにただすむmちゃん。


先日 滝野の「森ヨガ」のクラスにてお渡ししたら
かわいくて元気なmちゃんにとってもお似合いでした。


ヨガのウエアや小物はレッスンの心の支えになってくれる
大切なもの。

これからも ヨガマットバッグはオーダーで
お好きな感じのものを作らせて頂きたいと思っていますので
気になる方は声をかけてくださいね。





さてこちらは 小さなレディのための
真夏のアンクレット。


ママはすでに赤いアンクレットをお持ちなのですが
お誕生日を迎えるお嬢さんのためにと
オーダーしてくださいました。


グリーンのリバティ生地をベースに
ケーキやエッフェル塔などの飾りが
歩くたび優しく揺れます。

学校がお休みの日に
足首にアンクレットをつけてお出かけだなんて
ちょっと大人っぽくて外国の女の子みたいです。


大人用のアンクレットは
ただいま北円山のme chillさんと
ネットショップminneにて販売中です。






最後にプライベートで作ったものをお見せします。

5月の母の日にプレゼントした
私の母へのプルオーバーシャツです。


少し高級な麻で作りましたが
それでも市販のものよりずっと安く出来ちゃった。

スーパーやお習字教室に行く時など
普段にいっぱい着て欲しいシャツです。






インドのリボンを使って
自分用のヘアバンドを作りました。

最近友だちに連れて行ってもらった
インドの手芸材料店、fu's shop。

リボンやサリー用のテープやビーズなど
エスニックすぎない絶妙なテイストのものが
広い店内にいっぱいありました。

オーナーご夫妻が直接インドに買い付けに行かれるそうで
その安さにも大興奮。

燻したゴールドのパーツがどっさりついたリボンで
さっそく自分用のヘアバンドを作ってみました。


グレーの麻生地を鉢巻状に縫ったものに
リボンを縫い付けただけの
簡単ヘアバンドです。
(マハラジャ風のもっと派手なタイプも制作中)








頭と手を使ったあとのお楽しみは おやつの時間。

こちらは また別の友人が教えてくれたケーキ屋さん
シャトー ル レーヴの503号室「CAPSULE MONSTER」の麗しきケーキ。


だいたい月に2回、週末しか開かない秘密めいたケーキ店ですが
とっても お・い・しゅう・ございます!






ウェス・アンダーソン監督の新作
『グランド ブダペスト ホテル』のチラシ。
これ、見た瞬間から公開が楽しみだった映画です。


東欧、旧ズブロスカ共和国の
山あいに建つピンク色のラグジュアリーなリゾートホテル。

伝説のコンシェルジュがある殺人事件に巻き込まれ
ルネサンス時代の絵画と遺産相続を巡って
ヨーロッパ大陸を飛び回るという
冒険ミステリーです。






ウェス・アンダーソンがホテルを舞台にした映画を撮るなら
当然 美術面でもそうとう凝るだろうなと楽しみにしていたのですが
期待以上。

考え抜かれた色彩バランス、あんなの欲しいと思わせる衣装に小物、
ホルンにヨーデルやバラライカを使った音楽まで
楽しい見所がいっぱいでした。







ピンクの箱に赤い文字、水色のリボン。
MENDL'Sというケーキ屋さんのワンシーンなのですが
この色の組み合わせが映画全体のキーカラーになっていました。

ありそうでなかった、忘れられない色使いです。






場面転換の字幕として使われていたのが
オリンピア・ル・タンが手刺繍した布!

ほんの一瞬にこれを使う贅沢。






このシーンも映画の中では
あっさりとワンカット使われていただけですが
グレーと白の雪に映えるベルベットみたいな赤と緑が
呼吸が止まるかと思う位美しかったです。

このポスター、売っているなら欲しい。






映画の主役は
気品とユーモアを兼ね備えたデキる男、
伝説のコンシェルジュ、ムッシュ グスタヴ H。


映画は全体的にポップなコメディタッチですが
世界大戦による東欧の悲しい歴史も描いており
後半の展開はシリアスです。


そこで最後に彼がみせるコンシェルジュ魂という名の男らしさに、
ホロリと切なくなりました。


以下妄想。

もしもグランド ブダペスト ホテルが実在するなら
うんと歳をとったらヨーロッパ中を旅してここに長期滞在。

そして彼のような頼れるコンシェルジュに出会えたら
何でも相談し 旅の手助けをしてもらうのだ。

最高だろうな。


















私の作った小物たちを置いていただいている
モロッコエステのサロン『me chill』さんが
宮の森から北円山にお引っ越しをしたので、
先日新しいサロンにお邪魔してきました。






大きな木が出迎えてくれた宮の森の一軒家サロンだった時も
隠れ家風の落ち着くお店でしたが

新しい北円山のサロンはマンションの一室にあり
より明るくプライベート感があるお部屋になっていました。





一流の腕を持つ
美しきエステティシャン・みちるさんは
札幌のマダムたちにはもちろん、
美意識の高いモデルさんたちにも人気があります。






嘘とミシンのポーチやアクセサリーなどの雑貨を
新しい場所でも変わらず取り扱いしていただいています。


サロンで施術を受けたあとは お茶を飲みながら
ゆっくり雑貨を見てくつろいでいただけたらと思います。



『me chill (ミ・チル)maruyama room』

札幌市中央区北3西23 2-28 シティハイムN3・23 二階
011-676-4898











週末旅日記の最終日の予定は
夕方まで家族と別れ京都ひとり歩き。

今回はどの方面に行こうか少し迷ったのですが
朝一番の叡山電鉄で鞍馬山方面に向かうことにしました。

乗り継いだバスで山沿いを走り着いたのは
霊験あらたかな貴船神社。


貴船神社は古くから『気の生ずる場所』と言われていたり、
『縁結びの神様 ・磐長姫命』が祭られていることで有名です。





すぐそばに鴨川の源流となる川が流れていたり
樹齢400年以上にもなるこのような御神木が天に向かって立っていて、
厳かな雰囲気に背筋がシャキッとなりました。





おみくじを水に浮かべると字が浮かんでくる『水占い』
やってみました。






小吉…。
がっかりしましたが、おみくじは
あまり良い結果を引かない方がいいと聞いたことがあるし

あと西宮神社の境内を走る『福男』。
福男になった人のその後の一年間を取材した番組をテレビで見たことがあって、
福男の大半はろくなことがなかったというのを思い出し
(逆に2位だった人は宝くじに当たったり、
彼女ができたりラッキー続きでした)

幸運は小さいものをいっぱい掴んだ方がいいんだよね
と考え直しておみくじを枝に結んだ私です。





貴船川にたくさんの川床料理店が並んでいました。

20代の頃、祖父と祖母と一緒に京都を旅し
貴船の川床料理を頂いたことがありましたが
その時はご馳走になったので知りませんでした。
川床料理がフランス料理のディナー並みに高いことを。

お昼ご飯に食べよっかな〜と
各店のメニュー表をのぞいてびっくりしました。

しかし 川のせせらぎを感じながらの食事は
実に風情がありますな〜。

また、いつか!





貴船でゆっくりし過ぎて
計画していた新しいお店巡りはあまりできなかったけど
今回の旅のネタ本、SPURの付録を手に
いつもの下京区、祇園五条あたりをウロウロ。

梅雨の晴れ間の京都の町は30度近い暑さ。
観光客をかき分け四条大橋を渡っている時、
人里離れた涼しい山から下界に降りてくる
僧侶や姫君の気持ちはこんなだったかもと
想像しつつ、
時間切れになったため京都駅に向かいました。


旅のおまけ




京都駅地下街ポルタのキャラクター、ポルタん。
MAYA MAX デザインのパンフレット
やっぱりどれもかわいい〜。





鍵善良房の和三盆糖のお菓子、
菊寿糖を自分用のとっておきのおやつに。

これ以上ないシンプルな菊の形は、
美しさの極みだと思います。





岡山〜京都までの新幹線の中で食べた
岡山の『祭り弁当』。

ピンクの桃の弁当箱はプラスチック製だったので
持ちかえって綺麗に洗って小物入れにしました。

ちらし寿司も優しい味でとても美味しかったです。








いつか直島に行けたなら 草間さんのカボチャに会って
それから大竹伸朗さんのお風呂アート
直島銭湯『I ♥︎ 湯 』に入りたかったので
旅の最後にまたひとつ夢が叶って嬉しい1日でした。







港の裏手、静かな住宅街に突如現れる
この建物に大興奮。

色の組み合わせや貼り付けたタイルやオブジェ、
なんでもありのコラージュっぷりが『銭湯』を楽しんでもらいたいという
大竹さんの遊び心の現れでしょう。






入り口正面にちゃんと番台があり
おばさんが勝手の分からない観光客にも
優しく説明してくれました。

入湯料は大人510円、島民ならば310円。
お風呂グッズやTシャツ類などの販売も充実していて、
どれも大竹伸朗+grafのデザイン、全部欲しくなるものばかり。





しかしここは物欲をぐっと抑え
手ぶらで来たので、とりあえずタオルとシャンプー、
ボディーソープが入った銭湯グッズだけを
買いました。


リンスinシャンプーはグリーンアップルの香り、
ボディーソープはローズの香りがして
そのオモチャっぽさがまたイーネ!

懐かしいプールバッグみたいなビニールバッグは
海水浴の時、ビーチサンダルを入れようっと。





脱衣所とお風呂は撮影禁止
(みんな裸だからそりゃそうだ)
観光案内所に貼ってあったポスターの写真で
チラッと様子をご紹介。


お風呂のドアを開けてまず
男湯と女湯の真ん中にそびえ立つ象に驚き!
この象さん、北海道・定山渓の秘宝館にいた象だと知って
こんなところで再会するとは、と感動しました。

そして、お風呂場全体がアートしていて
楽しさ爆発です。

洗い場のシャワーの金具部分に
エロティックなお姉さんの絵の切り抜きや
パールやスパンコールが埋め込まれていて、
ひとつひとつ中身が違うのにまた感動。
(裸で見て廻った)


他にも六角形の鏡(=亀甲模様と考えれば
縁起の良い形としてあしらえたのか)がズラッと並んでいたり
浴槽の底に江戸時代の春画や
インドのムチムチ美女の絵がコラージュされていたり!


そして銭湯の壁画といえば富士山が定番ですが、
ここの壁画は大ダコが裸の女性に巻きついている
三流エロ漫画テイストでした。

「春画やエロティックな内装を見て
島のおじいちゃんたちに
ぜひともムラムラしてもらいたい」と
大竹さんの愛が詰まった銭湯なんです。

そんないかがわしい空間に
おばあちゃんや赤ちゃんまでいるアンバランスさが可笑しくて
ニヤニヤしてしまいました。






きれいさっぱり汗を流してお風呂を出たら
外の水槽で金魚たちが気持ちよさそうに
泳いでいました。


たっぷり遊んで時刻はもう夕方に。

銭湯から歩いてすぐのフェリーターミナルで冷たい缶ビールを買い、
フェリーに乗り込みました。


日焼けした肌に心地よい潮風、甲板で飲む風呂上がりの一杯。
ああ幸せだー。






さようなら 直島。また遊びに来るね。

小さくなっていく島の景色を眺めながら
直島日帰り旅行はこうして終わりを迎えたのです。
 






島の方が住む普通のお家と思われるのですが、
手づくりのパッチワークの暖簾がたまりません。
各お宅それぞれの暖簾が個性的なので
つい足をとめて見てしまいます。






白いガーランドが軒先で揺れるこちらのお宅、
映画のセットかと思うくらい良い雰囲気です。
縁側に蒼井優ちゃんが座っていそうな。





和の暖簾が素敵なお宿。
隣のうどん屋さんでお昼ご飯を食べました。

おばあちゃんが一人で切り盛りするうどん屋さん。
暑い中自転車を漕いできたので、
冷たい生ビールとツルツルの讃岐うどんが
最高に美味しかったです。





瀬戸内海の島々にはなぜか猫が多いとは聞いていたけど
本当にそうでした。

のんびり道路を横断する猫、屋根の上で昼寝する猫。
猫好きなカメラ女子なら
あっという間に一冊のアルバムが出来てしまうでしょう。






普通の家の壁に突然こんな遊びが。
多分どなたかアーティストの作品なのでしょうが
びっくり、楽しい気分にさせてくれます。






建物の屋根がみんなこげ茶色の瓦屋根で
殆どが平屋建てなので統一感があり
美術館も静かに品よく馴染んでいます。





今回は日帰りだったけれど もう一度来れたら
今度はこんなお宿に泊まりたいな。






「ええこと あったよー。」


環境保全に力を入れているこの島の道路には
ゴミひとつ落ちていなくて
空気が本当にきれい。


海から吹いてくる穏やかな風が
丸々と太った甘夏やピンク色のブーゲンビリアを
優しく揺らしていました。


島のおじちゃん達の曇りのない笑顔を見ていたら
せかせか急ぐのが なんだか あほらしくなってしまう。


直島を別名《ゆる島》と呼ぶことにしました。






週末の金曜日。京都に宿を取り、
土曜日は日帰りで瀬戸内海に浮かぶ小さな島、
直島に遊びに行ってきました。


京都を早朝に出発し新幹線で岡山へ、
そこから電車を乗り継いで宇野港に到着。





フェリーで20分、潮風に吹かれ
船から見える景色を少し楽しんだら






宮浦港の先端で 真っ赤なカボチャが出迎えてくれました。



Red Pumpkin ©Yayoi Kusama,2006 Naoshima Miyanoura port square


直島といえば アートの島。
草間彌生さんのカボチャがあることで有名ですが、
こうして本物を目の前にすると感動で
なんだか夢のようでした。


草間さんによるとこのカボチャは
《太陽の赤い光を探しに行ったけど
直島の海で赤カボチャに変身してしまった》のだそう。

だからかな 真っ赤なカボチャは太陽のような元気パワーを放ちながらも
優しい瀬戸内の海の景色にしっかり馴染んでいます。






カボチャは中に入れるようになっていて
水玉の穴から海を見ることができます。





のんびり釣りをするおじさんを水玉の世界からのぞいてみました。






海の駅なおしま。

観光案内所、バスターミナル、
カフェ、乗車券売り場、
レンタサイクル、土産売り場。

こちらに島内の情報がギュッと集まっていますが、
仕切りが全面ガラスなので 一目で何があるのかわかるし
海や島の人々の暮らしも見えてとても風通しが良いのです。


妹島和世+西沢立衛 SANAAによるデザインは待合室の椅子から
案内板のピクトグラムに至るまでおしゃれで
美術館のよう。






島は 宿泊施設がある美術館・ベネッセハウスや
安藤忠雄さんの地中美術館を含めた
ベネッセアートサイトがある美術館エリアと
海水浴場や釣り場がある積浦・琴弾地エリア、
そして家プロジェクトがある本村エリアと、
海の駅なおしま がある宮浦エリアの4つに分かれています。


まずは 一番見てみたかった
本村地区に点在する6軒の《家プロジェクト》を
自転車で廻ってみることにしました。


家プロジェクトとは 古い家屋を改修し、
アーティストが家の空間そのものを作品化したプロジェクトです。




Haisha ©Shinro Otake 2006


大竹伸朗さんの《はいしゃ》。
女医さんが経営していたという歯医者兼住居が
島にあった廃材で大胆にコラージュされ
丸ごと作品になったものです。


一階から二階を突き破り
窓から顔をのぞかせる彫刻のタイトルは
自由の女神ではなく、《女神の自由》。
左手には聖書じゃなくDVDを持った現代の女神です。

外国人観光客が小さく「オーマイガ!」
と呟いていたのがおかしかった。







船の先端や古い商店の看板があちこちに貼り付けられた外観は
もちろんカッコいいのですが
内装は更に狂ったようにコラージュされていてもっと凄いです。


どの家プロジェクトも 中は撮影禁止、
訪れた人だけしか見ることはできません。



Go'o Shrine ©Hiroshi Sugimoto 2002


杉本博司さんの《護王神社》。
島で氏神さまとして大切にされてきた神社がボロボロになったので
なんとか綺麗にして欲しいと島の人々に要請され、
家プロジェクトとして生まれかわった神社です。


本殿中央にそびえる水のように光るガラスの階段は
地下の古墳に見立てた暗い石室にまで繋がって伸びていて、
懐中電灯を持って地下を見に行けるお楽しみもあります。


光学ガラスを使った階段は神様の通り道。
神様を大事にする地元の人たちの気持ちとアートが一体化し、
厳かな霊力を感じさせる作品になっているところに胸が震えました。






瀬戸内海は始めて見ましたが 波がとても穏やかで
柔らかい風がずっと吹いていて
太陽の光も白くまろやかに感じられました。


豊かな自然があって 人々は優しくて
アートと一緒になって それぞれを引き立て合っている、
直島はそんな印象。
あっという間にこの島が大好きになりました。




Pumpkin ©Yayoi Kusama
1994〜2005


と思ったら 桟橋に今度は黄色いカボチャが!!

このカボチャも当然ながら観光客に大人気。
入れ替わり立ち代り写真撮影をする人で行列ができていました。


その様子をビーチで見ながら 私と息子は
透明な海に膝まで入って遊びました。









地下歩行空間で開催中の
『グリュック雑貨マーケット』で
古書店トロニカさんとお喋りして
面白いZINEを買いました。


BOOKSOUNDSの『何者からかの手紙』。


差出人は酔っぱらい、タコに つちのこ。
それぞれの封筒には3〜4枚の便箋が入っていて
手紙形式の短い小説が書かれています。


手紙はどれも 夢の世界にトリップしたような
ちょっと小粋で不思議な内容でした。


他にも火星人からの手紙、退屈からの手紙、
探偵からの手紙などなど
もう45種類くらい発行されているようです。
1通150円也。


こんな風に冊子にとどまらず
自由な形で作れるのがZINEの良いところ。

最近は 紙面に絵だけがさりげない落書き風に描かれた
オシャレすぎるZINEもありますが、やはりちゃんと
読みものとして成立しているZINE がいいなと思っています。


そんなこんな ベラベラとZINEの魅力について喋っているところを
今日はテレビカメラに撮られました。

ZINEについてのミニ特集を作ろうとしている
NHKのディレクターさんがちょうど店先にいらして、
インタビューの依頼をされたのです。


大部分はカットで
ほんの一部分しか使われないだろうけど、
札幌のZINEカルチャーを
どんな風にニュースで取り上げるのか楽しみです。






rei rickettsのお寿司のトートバッグ〜!!
これは間違いなく世界にひとつの特別なバッグ。
ウニなんて本当に美味しそうです。

こんな刺激的なバッグをお持ちのナイスガイK氏と





先日『かとうゆりあ人形展〜物語の中から〜』
を終了させたばかりの yuria氏とで
ある新しいことを発表する計画を立てています。



本や紙ものが好きな方はどうぞ楽しみにしていて下さいね。









左のコは新しく我が家に仲間入りした
ROZAちゃん。

ファーつきヘアバンドがおしゃれな グレーのまつ毛の女の子。
展覧会でひとめ見た時から ロシアから来たコのような気がしていたので
ローザと名付けました。


「私にも友だちができて良かった!」と
tomomi人形が言っています。






北海道大学の学祭に初めて出かけてみました。

留学生たちによる
《世界各国の屋台料理》のブースが面白いと聞いたので、
いろいろつまんでお昼ご飯にしようと思ったのです。


広大なキャンパスのメインストリートには
インターナショナル屋台が、そしてその向こうには
学部ごと、サークルごとの屋台が
先が見えないくらい並んでいました。
その数なんと200軒近く!





ウイグル自治区、インド、パキスタン、
バングラデシュ、マレーシア、
韓国、中国、台湾…

気になる国の屋台料理は、初めて見る珍しさや
留学生たちの積極的な呼び込み合戦もあって
どれにしようか迷います。



バングラデシュチームの掛け声が一番元気で面白かったので
メインとしてチキンカレーを、
デザートにエジプトの揚げ菓子ザラビアを
飲み物は台湾のタピオカ入りミルクティーを選んで、
芝居に座ってさっそくお昼ご飯タイムとなりました。


味は…うーん。
カレーはピリッとした異国のスパイシーさを期待していたのに
なんだかボンヤリしていたし
揚げ菓子は焦げて硬くなっていたのが残念でした。



でも自分がもし学生時代によその国に留学していて
日本のおふくろ料理(たとえば肉じゃがとか)を
作ることになった場合、
そりゃひどい味になっただろうと想像するので、
留学生たちがてんやわんやの様子を思って
何だか微笑ましい気持ちにもなったのでした。








それにしてもこんな素敵な場所で過ごせる
学生たちが羨ましいな。


ウクレレとギターで歌う学生デュオ、
川で遊ぶ親子、のどかな光景です。


北海道以外は梅雨の時期に入りましたが、
ただいまこちらは木々の緑が深まり、
風もカラッと爽やかで最高の6月を迎えました。








夏が近づいてくると浴衣を着て出かけたくなりますが、
大森伃佑子さんのDOUBLE MAISONの浴衣が
どれも良くってときめいてしまいます。

赤いチェック柄に黒猫の浴衣なんて、
見たことがありません!






浴衣は金子國義さんの描いた
ハイヒール柄のものを一枚持っているので、
見るだけだよ…目の保養にね…と思っているのですが
今週、札幌のcoinで展示会が開かれるのです!


この夏も楽しみがいっぱいです。
浴衣で蕎麦屋なんて、いいですよねぇ。


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嘘とミシン商品取扱い店『 me chill 』

札幌市中央区南1西17 1-18 白樺ビル5階 502号室 011-676-4898 10時open~18時30分最終受付 日・祝 定休

『 雑貨店 fève』

札幌市白石区東札幌2条2丁目1-19 011-878-0330

嘘とミシンの作品通販サイト『minne』

http://minne.com/usotomishin

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