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  • 2021.01.28 Thursday
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去りゆく夏を惜しみつつ
8月最後の土曜日はPerfumeのライブに行ってきました。


Perfumeはいつかの野外フェス(ライジングサン)で観ただけで
単独ライブ体験は初。

Perfumeファンとして大先輩の夫と風ちゃん、
そして新参者の私、という
エセ親子な組み合わせで出かけました。


アリーナホールはスタンド席や立ち見席まで満席。
開演前は待ちきれないファン、それも男たちの野太い声が
まるで地鳴りのように轟き渡り
熱狂的なファンが多いのを肌で感じました。





光の中 登場したPerfumeの3人。
バービー人形のように細くてかわいいのは
もちろんだけど
10cm近いハイヒールで踊り続ける姿が
あれほどカッコいいとは。

ダンスで鍛えられた3人の肢体が
流れるように美しくポーズを決めていく様子は
ずーっとずっと眺めていたいほどでした。


わたくし大好物の四つ打ちと電子音、
今をときめくクリエイターたちの技術が
ふんだんに使われた映像や舞台装置。
客席に射し込む緑色のレーザービーム。

身体が動かないわけがありません。
ファンと一体感を作り上げるのが天才的にうまい
3人の楽しいMCのおかげもあって
真駒内のアリーナ会場は徐々にヒートアップし
巨大なDisco状態に!!






風ちゃんと2人で決めた、今回のライブのドレスコードは
キラキラ&ショートパンツ。

楽しかった!
来年もオシャレしてまた行きたいなぁ。






日曜日。
昨夜のライブの間 母の家で留守番をしていた息子を連れて
今日はこの夏さいごのかき氷を食べに行きました。



期間限定でシャトールレーヴにお店を開いていた
東京の雑貨店「手紙舎」が8/31で閉店とのことで(残念)、
日光珈琲の天然氷を使ったかき氷を食べられる記念イベントがあったのです。


天然氷、初めて味わいましたけど
シャクシャクというよりはフンワフンワとして
わた雲のよう。


「うわーふわっふわだねー!うわーおいしーふわふわー」
といちいち興奮し
とちおとめ+練乳のかき氷を口に運ぶ私に

「何回ふわふわって言うのさ。
男は黙って旨いものを喰らう!」と息子。








食べ終えて店を出ると 売り切れの紙が。
ギリギリで食べられたのは嬉しかったのですが
なんだか 楽しかった夏がほんとうに終わってしまうんだなと
感傷に浸る8月最後の一日でした。











姪の風ちゃんのお部屋はドリームランド。
ピンクの鳥のランプにサーカステントみたいな天蓋。
嘘とミシンのガーランドもぶら下がっています。




そして かとうゆりあちゃん作、
一点のみの幻のウサギちゃんミラー
「フレー フレー ミラー」は風ちゃんのお部屋で今日も活躍中。

鏡を覗くたび、キラキラ美人になるようにと
ウサギちゃんたちが応援してくれる鏡なのですよ。






CDの棚には 一枚ずつおこづかいで買い足してきた
きゃりーぱみゅぱみゅとPerfumeがいっぱい。

はじめて買ったCDがPerfumeだなんて
かっこいいなぁ。
私がはじめて買ってもらったレコードは
水谷豊の『やさしさ紙芝居』だよ…。

ちなみにはじめてのCDは立花ハジメのアルバム
『TAIYOSAN』。
(これは今聴いても決して古くないぞ〜
われながら素敵なチョイス)






そんなわけで きゃりーファンの風ちゃんと
今年もきゃりーのライブに行ってきました。

『ピカピカふぁんたじんツアー・雲の上のHEAVEN'S DOOR』へ!

きゃりーのライブはコンサートというより
エンターテイメントショーという感じで
ストーリー仕立てのライブは
セットや衣装がものすごく凝っています。




今回のテーマは天国、死後の世界。

ステージに登場したきゃりーの破壊力というか、
Kawaiiオーラに圧倒されました。

観客に絶対に媚びないし、
自身漲るというよりは いい具合に力が抜けて
飄々としているところが
世界中で人気の秘密なのでしょう。






それにしても きゃりーと一緒に踊る
「きゃりーキッズ」のダンスのすごいこと!

みんなまだ小中学生なのですが、
あんなにバッキバキに踊り続けて膝とか大丈夫なんだろうかと
つい母親目線で心配してしまいます。






ツアーグッズも毎回 凝っていて面白いので大人気。

今年は風ちゃんとお揃いでTシャツを買いました。






全国を巡回中の展覧会「手から手へ展」、
北海道文学館で見ることができて本当に良かった!


手から手へ展では、3.11以降を生きる
福島の子どもたちに寄せられた
110人の絵本作家達からの絵と手紙が展示されています。






ミヒャエル・ゾーヴァ、荒井良二、田島征三、
スズキコージ、酒井駒子…
名だたる絵本作家以外にも
知らなかった若い作家の作品がたくさんありました。

そしてご丁寧にも出展者全員の絵本を紹介したブックリストが
100円で販売されていました。


息子も高学年になり絵本大好き期を過ぎた今も
変わらず私は絵本が好き。

でも現役を離れたゆえ、
続々発売される新しい絵本の情報についていくのが大変。
このブックリストを頼りに
知らなかった絵本と出会えると思うと嬉しいのです。


それにしても どの絵にも手紙にも
平和、未来、原発反対など
子どもたちに向けた熱いメッセージが溢れていて、
胸を打たれました。


絵に魂を込めている作家の作品には
嘘も義理もなくて、
透明な心が伝わってくるのです。


展覧会のチラシの表紙にもなっている絵「夢を叶える」を描いた
藤本将さんから子どもたちに向けたメッセージは
特に印象に残る文章だったのでうろ覚えですが、記載します。


「福島で亡くなったたくさんの子どもたちは
叶えたかった夢があったに違いありません。
君たちは生きているのだから
どうか自分の夢を叶えてください」


広島の土砂災害のニュースに心が痛い毎日ですが、
天災やら二次災害が多い最近の日本において
ほとんどの大人たちが望んでいることは
ただ、安全な大地で健康で平和に暮らしたいということでしょう。

そして 子どもたちが安心して夢を持てる世の中にしなければ
と心から思います。






最近買って うちの人みんなで読んだ漫画
「平和をわれらに!」(小学館)。

大御所たちが語るそれぞれの戦争。

「カンデレ」「硫黄島の白い旗」(水木しげる)など
戦地での実話を描いたもの、
核戦争後の未来を描いた「カンビュセスの籤」(藤子・F・不二雄)など
どれも怖すぎて名作すぎて背筋が凍りました。

時々開いて読まねばならない我が家の大切な本となりました。

平和をわれらに!












7月から札幌のあちらこちらでアートな催し始まった
札幌国際芸術祭。


札幌初の国際的なアートのお祭り。
ディレクターが坂本龍一氏だし
長嶋りかこデザインのポスターもかっこいいし
期待できる〜と思っていたのですが、
市民の盛り上がりはいまひとつ?


宣伝が地味というか 何をやっているのかわかりづらく
とっつきにくい印象があるのかもしれない。






アート以外にも音楽、パフォーマンス、
メディアアートなどが楽しめる芸術祭ですが
芸術の森で鑑賞できるのは現代アート。


入り口で出迎えてくれた
人工的に発生させた霧を楽しむインスタレーション、
中谷芙ニ子『FOGSCAPE』が面白かったです。


少しずつ発生した霧がいつの間にか
美術館全体とそこにいる人を包み
何もかも見えない状態にしたあと
霧は風に消され流れ森に消えていく。






細かい霧に身体中が包まれるのは
早朝の山の中のような気持ち良さがありますが
同時にいろいろな感情が湧いてきます。

私は、足元に仕込まれた蛇口から
シュューという音とともに噴出するものが
「アウシュビッツの毒ガス」だと思って見てしまったから
怖くて一瞬息が出来なくなりました。

さっきまで周りにいた人が消えて見えなくなる恐怖が
文字通り霧が晴れた時に得る安心感までの
感情の移り変わりを楽しめます。





その時々の吹く風の強さによっても霧は違う形を見せるでしょう。
生き物のように見える霧が
そっと消えていく姿は幻想的でした。


館内で見られる作品にも
カールステン・ニコライの映像作品「ユニカラー」や
蜘蛛の巣をモチーフにしたトマス・サセラーノ「ISOHDFS 27/K」など
想像力を刺激される面白いものが
たくさんありました。

広い野外にも 作品は数え切れないほどあったので
野外はまた日を改めて来ようと決めました。





10月からの芸術の森では
藤城清治さんの展覧会が始まるようです。

子どもの頃から大好きな影絵の世界、
90歳の藤城のおじいちゃまがサイン会にもいらっしゃるので
きっともう会えなくなるから(コラ!)
絶対ご本人とお話しするぞ!と今から意気込んでいます。










白玉入り ココナッツとマンゴーのパフェ 。


あれ?こんな冷たいもの、いつ食べたっけ?
お墓参りの帰りに食べたんだった
あの日はギラギラ太陽の下 汗をかきながら歩いていたんだった。

と思うくらい、お盆を境に
北海道の夏はどんどん遠ざかっていっています。


楽しかった子どもたちの夏休みも今日で終わり。

後半は予想どおり宿題や自由研究の監督で
鬼になっていたことが多かったような。








『夜の動物園』

これ行ってみたかったので
先日夕飯を済ませてから行ってみました。


夜の動物園、夏のイベントのひとつですが
「ガールズナイト」と称して浴衣の女性にプレゼントがあったり
暗闇に光るネイルをしてくれるコーナーがあったりと
いろんな工夫がされていて、
昼間かと思うほどお客さんがいっぱい来ていました。





私の好きな夜行性動物はオオカミ。

近くで見るとその存在感と静かな迫力、
そして優しい目に思わず「お〜」と声が出ました。





「爬虫類館」も興味深い。

同じ場所からほとんど動かないけど
時々まぶたがクルッとひっくり返ったりするキュートな方。
指が長く手のラインが美しい。





一番面白かったのは特別展「わくわく蟲ランド」です。

ヘラクレスなど高級なカブトムシの他、
ムカデ、巨大ゴキブリ、サソリ、タランチュラなど
じっくり見る機会がなかなかない気持ち悪い蟲たちが大集合。

ムカデなんて、黒いゴムホース並みの太さの身体に脚が1000本くらい、
まるでピアノの鍵盤のように波打って蠢いているのです。

思わず目を逸らしてしまいそうなところをグッと我慢して観察。
気持ち悪さVS好奇心。好奇心の勝利です!


タランチュラのフサフサの長い毛が生えた脚をずっと見ていると
高級ブランドのロングブーツに見えてくるから不思議。

と、このタランチュラ。
小さなコオロギと一緒に飼育箱に入れられていたので
もしやこれはエサかと思い、
そばにいたマニアックそうな飼育員さんに
いろいろ質問してみました。


タランチュラがエサを食べる時は
口から出した糸でまずエサ(コオロギ)をグルグル巻きにし
さらに毒液を出して相手を溶かしながら
じっくり時間をかけて養分をチューチュー吸うのだとか…。

また タランチュラは1週間に1回くらいしか食事をしないそう。
ということは、コオロギは自分がいつ食べられるか分からぬまま
長いことタランチュラと同じ部屋にいなくちゃならないのです。


死刑囚のごときコオロギの心境を想像し、
また吸い尽くされる様子を想像して
キェェェーッと叫びたくなりました。


他にも面白い蟲の話はたくさん仕入れたのですが、
これくらいにしときます。






昨日は 妹の誕生会を海辺で開催しました。
海でケーキ。やってみたかったことのひとつです。
サーティーワンのアイスケーキを予約してみました。


太陽はもう真夏の陽射しではなくて
風も冷たくなってきたけれど、
海にいると気持ちよくてついヨガのポーズをとってしまいます。






ちゃんとハピ〜バースデ〜の歌も唄って
バーベキューもして。


よい夏休みの締めとなりました。

















映画『STAND BY ME ドラえもん』を観てきました。
子どもの頃ドラえもんの世界は大好きだったけれど
大人になった今でもやっぱり面白い!
ドラえもんの出すひみつ道具の素晴らしさに
夢中になってしまいます。


今回はいつものアニメーションとは違って
3DCGのドラえもんだから
最初はちょっと動きや表情が気持ち悪いなと感じたのですが、
のび太がタケコプターで大空を舞う冒頭のシーンで
一緒に飛んでいるみたいな気持ちになって
一気に引き込まれました。




大人になったのび太たちの住む未来の日本も
自然とテクノロジーが融合した想像以上に素晴らしい世界で、
(アニメーターたちの遊び心もところどころに散りばめてあり)
あんな風になっていたら楽しいだろうなと
子どものようにワクワクしました。


しずかちゃんはアニメ版よりさらに可愛くて
動きのひとつひとつにドキドキしちゃうし、
のび太の華奢な肩や柔らかそうな頭頂部には
小4男児の雰囲気をリアルに感じ、
この年頃の子特有の甘酸っぱい匂いまで立ち上ってきそうな程でした。


ストーリーは「未来の国からはるばると」〜
「のび太の結婚前夜」「さようならドラえもん」
「かえってきたドラえもん」など
泣かせる名作をつないだ分かり易い構成。
さらに映画のキャッチコピーが
「いっしょにドラ泣きしません?」と来たもんだ。


大人達のあざとい策略には絶対負けないぞと
最初は思っていたのですが
その意志も虚しく崩れ落ちました。


ドラえもんが未来にかえってしまう場面で涙腺は崩壊し
流れ込んだ涙で口の中がしょっぱくなるほど
泣かされてしまいました。


これに超名作「おばあちゃんの思い出」が加えられていたら
どうなっていたことやら…






今 六本木ヒルズで66体のドラえもんに会えるようですね。
いいなぁ!

夕暮れ時のちょっと切ない風景。
平凡で平和な家族の思い出。
永遠に時間があるような気がしていた子ども時代。


ドラえもんには懐かしいそれらがみんな詰まっているから
大人になった今でも好きなのでしょう。




CGのドラえもんが「徹子の部屋」のゲストに!
しまった、見逃した。

徹子さんも未来から来た玉ねぎ型ロボットだから
ドラえもんと一緒の空間に違和感がない。






と、ずっとドラえもんのことを考えていたら
青い色の服が着たくなって、
ブルーのベルギーリネンの生地で
ボートネックのプルオーバーを作ってみました。


お墓参りの帰りに一休みしに寄った森彦Plantationにて。

カフスにつけたボタンはドラえもんの鈴と同じ黄色なんですよ。


















札幌市内を一望できる夜景スポット、藻岩山展望台に
リニューアルしてから始めて行ってみました。

山頂までのロープウェイとケーブルカーの料金が
えらい高いと思っていましたが
札幌市民は割引があると知りました。

子連れの夏休みは普段より何かとお金がかかるので
これは助かります。





暮れゆく札幌の街。
高い建物がほとんど無く、空が広くて気持ちいいなー

しかし この日の目的は夜景観光ではないのです。






山の中腹にあるフォレストギャラリーで無料で開催された
『もいわ山怪談ナイト』に参加するため
ここにやって来たのでした。



夏といえば怪談話。
あとで後悔するくせに幽霊やUFOなど怖い話が大好きな
ビビり王の息子と姪(こちらは度胸あり)に
夏休みの思い出のひとつとしてどうかなと
連れてきました。

普段は結婚式や音楽会のために使われているらしき素敵な建物が、
この夜は窓の外の樹木にガイコツの絵が打ちつけられ
ひんやりとした場内ではお経が流れていました。
怖い雰囲気満点です。


語り手は、すすきのの怪談バー
『スリラーナイト』から派遣されてきた
ふたりの若い男性。

それぞれの語り手が15分ほどかけて
二つの怪談話を聞かせてくれました。

さてさて、その内容は…

飛び降り自殺した人とその瞬間に目が合ってしまった男性の話と
肝試しをしに行った廃屋で本当にオバケに遭ってしまった話。

観客にちびっ子も多かったためかちょっと笑える話も挟みつつ、
恐怖度は薄めの内容でありました。

でも生身の人間から怪談話を聞くのは
自分で本を読むのとはまた違って
なかなか面白いものでした。

特に最初の語り手さんは舞台俳優でもあるので
語り口が巧妙で表情も豊か、
彼の語りでもっと怖い話も聞いてみたいと思いました。



始まる前は意気揚々としていたウチのビビり王。
その後どうしたかというと、すっかりおとなしくなり
ひとりでトイレに行けなくなりました。

全く、男子は情けない。










夏まっさかりということで
父母、妹、姪、息子というメンバーで
積丹・美国の海に一泊旅行をしてきました。



美国は子どもの頃によく家族で遊びに来た場所です。
あの頃は「美国の海は北海道で一番きれいに透き通っているんだ」
って思い込んでいたけれど

何十年経とうと 積丹ブルーの色は変わらず
やっぱりきれいでした。





ヒトデは海星と書きますが、
本当に空から降ってきた星のよう。

じっくり観察するとグロテスクなのですが
海の中の生き物はたいていグロテスクで神秘的。

子どもたちと一緒に波と戯れ、波に流され、
泳ぎ着いた岩によじ登り、
飲み込んだ海水のしょっぱさを感じ…

海に浮いている時間は無心になれて
本当に楽しかった!








本日のお宿は
子どもの頃に祖父母と一緒に何度か泊まったことがある
懐かしい「美国観光ハウス」。


この宿のお料理は2012年のミシュランで
二ツ星を獲っているのです。

でも、決して高級旅館ではなかったし
(トイレも風呂も共同)
海から上がって水着のまま帰ってこれるような
気どらない民宿だったので、
どう考えてもミシュランとは結びつかないイメージだったのです。


確かに、昔からお料理は素晴らしく美味しかった記憶はありました。
今回はそれを再確認したくて予約してみたのですが、
夕飯どきに呼ばれた個室には
昔よりはるかに洒落て洗練されたお膳が用意されていたのでした。


海水に浮くウニやアワビを
スプーンですくって食べる豪快さも最高でしたが、
ブリやボタン海老など
積丹で採れる海産物はすべてとろけるような甘さがあり
夏の海をまるごと感じさせてくれるご馳走ばかりでした。






魚介類にちょっと手を加えた酒盗には日本酒がよく合い、
これを味わえるようになったのは大人になった証拠かな。







次の朝はまたびっしりウニが乗ったウニ丼やら
焼き魚や小鉢がズラリと並ぶ
「ザ・朝ごはん」的なお料理をいただき、
そのあとは子どもたちと昼過ぎまで
ずっと海で過ごしていました。



絵を描くのが好きな父は昨日から何度も
スケッチブックを持って
漁船や海岸のスケッチをしに出かけていました。


その様子を見ていた旅館の中居さんが
「お父さま、絵描きさんなんですか?」と聞いてきたので
母も私も思わずプッと吹き出してしまいました。


そのことをあとで父に伝えると
「絵描きって言っとけ!」と嬉しそうに言うので、
なぜに絵描きのフリをしたがるのかその心理がよく分からず
更に笑えました。







夕方、美国からの帰り道に小樽の「なると」に寄って
名物・鶏の唐揚げはもちろん、天ぷらや
酢の物、ラーメンなど
いろんな物を注文してみんなで分け合って食べました。


大広間の座敷で家族連れがタンクトップ姿で夕飯を食べているような、
どこか昭和な光景があちこちで見られ安らぎます。


ふと私たちの斜め向かいに、
クレイジーケンバンドの横山剣さんをもっとゴツくしたような
いわゆるヤーさん風のお父さんがいて、
5歳くらいの女の子を甲斐甲斐しくお世話している姿が目に入ってきました。


「◯◯ちゃん、手羽先はこうやって骨を折るんだよ」
「手がヌルヌルだからお手拭きでふいてあげるね」

ケンさん、厳つい風貌なのに娘にとても気配り上手。
一方お母さんと見られる茶髪の女性は、
タバコをくゆらせ大層くつろいでいます。

お父さん、夏休みだから家族サービスしてるのかな
優しいなぁ、と心温まる思いでチラ見をしていた私。


お腹一杯になりお店を出た時に
「ほほえましい父娘だったねー!」と母に言うと

「あのふたり、親子じゃないよ。

『お家に帰ってお母さんと食べなさい』
って言いながら
あの女の子に手羽先のお土産渡してたよ。」
と母が衝撃発言をするではありませんか。



えー!
じゃあ 何、あのコは茶髪のお母さんの連れ子だったの?
ケンさんは近いうち本当のお父さんになりたくて
今がんばってるとこなのかな。

それとも もっと深〜い事情がある…?

帰りの車中はいらぬ想像が広がる一方でした。





う〜ん がんばれケンさん!!
















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札幌市中央区南1西17 1-18 白樺ビル5階 502号室 011-676-4898 10時open~18時30分最終受付 日・祝 定休

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http://minne.com/usotomishin

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