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  • 2021.01.28 Thursday
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もう何年も前のSapporo Book Fesの出店のために作った
フエルトのブックカバー。

きのこのカップル(イケメンキノコに恋するキノコガール)と
森で朝ごはんを作るクマの母さん。


自分で絵を描いてチクチクしたのに
いま見るとなんか肩の力が抜けてていい感じ、
って思って見てしまいました。
この自由な感覚を忘れずにいたいです。







時々、出来上がった物を見たときに
作っていた時の時間の感覚を思い出せないことがあって
つまりそれは凄く集中していたということなんですが、
そういう物は自分の中でもずっと特別な存在であり続けます。


こちらのウォールポケットもそんな作品のひとつ。
いつもお任せオーダーで注文して下さる方の
小学生のお嬢さんのためのウォールポケットです。


メガネや文房具、女の子ならではの秘密の物などをポケットにしまって
すっきりお片づけしてくれるといいなと思い
楽しく数字をアップリケしました。

でもあまり子どもっぽいと
もっとお姉さんになった時に使いづらいから、
ストライプ×水玉×チェックの組み合わせで
モード感も漂わせたつもりです。


紫ストライプのフリルの屋根の下には
小さなクッキーマンのアップリケが隠れているサプライズつき。





そして居間で使われるウォールポケットも
一緒に制作しました。

こちらは大人用なのでできるだけシンプルにし、
お嬢さんとお揃い感が出るように
水玉&ストライプ、フリルという共通点を持たせました。

グリーン×黒という色合わせはお客さまのご希望だったのですが
落ち着いているのにオシャレな仕上がりになりました。

日常に使うものは丈夫でなければ意味がないので、
そこを念頭に置きながら自由に遊ばせてもらい
作っている間は部屋中に
良いアドレナリンを大放出させていたと思います。


また色々と勉強になるオーダー品でした。
どうもありがとうございました。





高貴な双子の巾着が生まれました!

こちらは いつもお世話になっているヨガの先生からのオーダーで、
シンキングボウルという
丸いボウル型の鐘をしまうための袋なのです。

宝物として先生が見せてくれた2つのボウルは、
形や佇まいが美しいのもさる事ながら
奏でる音色がとにかく素晴らしく、
このボウルたちを包む袋はやはり特別な素材でなければと、
シルクで作ることにしました。







それも シンキングボウルの故郷・インドのものが良いと思い、
澄川にあるFu's roomさんで選んだ
光沢のあるインドシルクを使いました。


巾着をぐるりと囲むテープも同じお店で。
優しいオーナーご夫婦と一緒にあーだこーだ言いながら…
材料選びは心踊るひとときです。


今までケバケバしいイメージしかなかったインドの手芸材料に
こんな可愛らしい色や柄があるなんてとちょっと感動しますよ、
Fu's roomさんは!






まん丸なお尻のような裏側にはリバティーキルトを使い、
内袋の底にさらにフワフワの綿を挟んで
大切なボウルを優しくガード。


これからもずっとたくさんの生徒さんの耳に
美しい音を届けて欲しい、
そんな願いを込めた双子の巾着のご紹介でした。





リチャード リンクレーター監督の
《6才のボクが、大人になるまで。》は
今年観た映画の中でもとっておきの1本になりました。


アメリカのどこにでもある小さな家族の、
12年間の物語。

大きな事故や事件が起こるわけではないし
3時間近くもある長い映画なのに目が離せないのは
12年間かけて4人の家族を
同じ役者が演じているからなのです。


つまり主人公の6歳の少年メイソンは映画の最後には
実際の18歳に成長していくので
わが子の成長を(または親戚の子を)
見つめている気持ちになるのです。

まだミルクの匂いがしそうな可愛い丸顔だった男の子が
たくましい青年となって家を巣立つラストシーン。

映画館の中にいた子育て終了組の年配マダムたちは
みな一斉に泣き出し、
11歳以降の男子の世界は未知である私は、
その旅立ちを甘酸っぱいような気持ちで
ドキドキしながら観ていたのでした。





職の定まらないロクデナシだから
早々に妻とは離縁されてしまうのだけど、
2週間おきに会える子どもたちの心にしっかりと向き合い、
生きる上で大切なことを伝えていくお父さん、
イーサン・ホークがとても良かった!





がむしゃらに子育てをしながら
自身の夢を追い大学教授にまでなる強いおかんを演じた
パトリシア・アークエットは
歳を重ねるごとにその存在も体型も貫禄を増し
かっこ良かった。


12年を通してめまぐるしく変化していく
アメリカの文化や政治、
経済の様子が肌で感じられたのも面白かったし、
なにより子育てに必要なのは
お金などではなく 親の愛情と時間なんだなと
真っ当なことを爽やかに、でもガツンと教えてくれた映画でした。






















私の父、若い頃から仕事人間、 夜遊び&土日のゴルフに全力投球、
加えて日常的に暴飲暴食、ヘビースモーカー。
家庭を顧みるなんてことは殆どない父親でした。

クールでケ・セラ・セラな母親のお陰で
私たち姉妹は思春期にもグレることなく、
父の数々のおもしろ逸話を今では笑って話せるほどに時が流れました。

(父の起こした珍事件のひとつ、
《バカラのグラスに座り尻から流血の巻》
についてはこちらに書いたことがあります。)



そんな父。
今までどこも悪くなく不思議なくらいのタフガイだったのですが、
70を超えてある日ついに来た体調不良!

散歩に出かけて足がふらつき、歩けば右に寄れていき
言葉も滑らかに出てこない、と言うのです。


これは巷でよく聞く例のアレではと思い、
すぐさま近くの脳神経外科に連れていくことにしました。
するとやはり予想通り脳梗塞一歩手前の症状だったのです。
その場で車椅子に乗せられ、即入院。

目の色は腐っていたけど頭はわりとハッキリとしていたし
血管が破裂したわけではないので、
入院しながら点滴で詰まった部分の血を流し
同時に高血圧と糖尿気味の身体を全部メンテナンスとなりました。

というわけで母と妹、そして私は
父の入院〜見舞いでこのところバタバタしていました。


今日で2週間になります。
日に日に元気になってきている父の目に光が戻り、
メタボすぎたお腹が少し引っ込んで来たのに合わせて
数値も良くなってきていることにホッとしています。


今まで父親の健康についてはあまり気にも留めていなかったけれど、
喪中ハガキに親世代の方たちの名前が記されることが増えてきたように
親は確実に年をとってきているんだなぁと思うと寂しくなります。


この世での生の終え方は本当に人それぞれで
きっと一人ひとりに与えられた寿命というものがあるのでしょうが、
両親にはできる限り身体を大事に
穏やかに楽しく過ごしてもらわなくてはと思っています。








さて、そんな話のあとにナンですが
タコ美ちゃんから緊急告知でーす!!

HTB深夜番組「キラキラ」24:45〜24:50に
11/24〜27の4日間、
お人形作家のかとうゆりあさんが出演しています。


様々な分野で活躍しているキラキラ女子を取材し紹介する番組です。
ただいまParisに行って不在のゆりあちゃんに代わってお知らせしました。


残念ながら北海道以外の方には見られない番組ですが
道内の方は起きていたら…ぜひ!





放送の中では、一緒に作ったフリーペーパー
「ひるね通信」のことにも触れてくれるようです。


11月初旬にひるね通信の打ち合わせと称した光景を収録したのですが、
編集メンバーである私も番組の中でチラッと映る予定です。
「キラキラ」では以前エステサロンme chillさん出演の際に
ゲストでお話させていただきましたが
私、今回で2度目のチラ写り。

いつかはメインで出演できるよう頑張らなくては。
(半分冗談 半分本気)


収録は青春カフェ、ZAZIにて。
札幌市民なら懐かしい〜と言う方も多いと思いますが
昔よく食べたミートスパゲッティ、シチュー、パワードリンクは
ちゃんとメニューに残っていましたよ。



















《こちらはオーダーで制作したヨガマットベルト。
愉快な小人さんの生地はルーマニアから来たんですよ。》



作品通販サイトminneでは嘘とミシンの作品に関して
今年は去年よりも更に多くのご注文をいただきました。

お顔の見えないネットでのやり取りですが、
優しいお客さまばかりで幸せです。
全国各地に作品をお届けできることも
本当に嬉しいことです。

来年はオリジナリティーを追求した新しい作品を
もっと定期的にアップできるようアイデアを貯めて
時間の使い方を工夫し頑張りますので!
どうぞよろしくお願い致します。


また今年は個人的なオーダー制作のご依頼も
切れることなく次々といただきました。
心より感謝申し上げます。


オーダー品に関してはお客さまのご希望に添うよう
ひとつひとつの品に真摯に向き合い材料を吟味し
心を込めて制作している結果お待たせしてしまい、
いつも申し訳ないなと思っております。


順番にお作りしていますので、
Hさま、Aさま、(もしここを読んでいらしたら…)
あと少しお待ちくださいませ!






さてさて 先日お知らせした
グループ展覧会のお知らせDMが完成しましたので
ライブハウス風に貼ってみました〜

楽しいグループ展のタイトルは
Tette Style vol.1. 2014 といいます!

手の形をしたお人形の名前はテッテちゃん。
グループ展のPR隊長として誕生しました。
Tetteちゃんは、手仕事・ハンドメイド=手!ということで
お人形作家のかとうゆりあちゃんが作ってくれたキャラクターなのですが
彼女の音頭で素敵な作家さんが集まりましたよ!


Tette Style のクリスマスマーケット

会期: 12/19(金)20(土)21(日)11時〜19時(最終日は18時close)

会場: 《space1-15 》
札幌市中央区南1条西15丁目 1-319
シャトールレェーヴ307号室

参加作家:

Aim(アクセサリー)/ yorozuya keiko(バッグ・パリ蚤の市)/
bunideco(木工)/ yamashina junko(パリ蚤の市)/
P.story(アクセサリー)/ Bloom(クロスステッチ)/
かとうゆりあ(おにんぎょう・小物・パリ蚤の市)/ 嘘とミシン(布小物)


みなさん それぞれ個性的なワールドをお持ちの
ものづくりに真面目な方ばかりで、
私の尊敬するクリエイターたち。

参加するのは少々緊張しますが、
何と言ってもクリスマス直前のイベントですから
私も爆発したいと思っています。






それぞれの作品以外にも、
ただいま渡仏中のメンバー3名が買い付けるパリ土産も並ぶ予定です。

また、シャトールレェーヴ内の他店舗でも
なにやらワクワクのイベントが催されるようですし
美味しいケーキのお店やカフェもあります。
ぜひマンション中のお店をハシゴして
たっぷり楽しんでいただけたらと思っています。


そして大切な方やご自分へのギフト選びに
ぜひTette Styleのクリスマスマーケットをご利用くださいね。

307号室でお待ちしていまーす!





















カレーが嫌いな人っているんでしょうか?
食欲を刺激し、生きる活力をもらえる食べ物、
それがカレー!


スープカレーを中心にカレー屋さんが多い札幌の街ですが
この冬 密かにインドカレーブームが到来しています!
(ヨガ仲間の間でだけかな?否、そんなことはないはず…)


先週のことなのですが、
南北インド料理店 Jhad Pul(ジャド プール)で開かれた
ヨガ仲間7人でのランチ会に参加しました。
名付けて「手でカレーを食べる会」!


こちらでは南インドと北インドのお料理がいただけるのですが
今回食べたのは南インドのカレープレート『ミールス』です。

小さなステンレスの器に入った4種類のカレールーや
お惣菜をインドのごはんにドバッとかけて混ぜて、
右手でまとめて、口に運びます。

何のスパイスが入っているのか分からない複雑なカレールーは
トマトの酸味が効いたの、
大きな野菜が入った味噌汁みたいに優しいの、
豆のざらっとした食感がある滋味豊かなの、
ココナッツミルクが入った辛いのなどなど。
どれも違う味で全く飽きません。

時々、緑色のミントペーストをアクセントとして挟むのですが
これ、瓶があるなら買いたいと思うほど美味しかったです。







《これは口の中をさっぱりさせる、インドのフリスクのようなもの?
フェンネルの種に砂糖がまぶしてあります。
アニス酒や電気ブランにも似た、
ちょっと変わった味で私は気に入りました。》



カレーを手で食べるのは、
最初は指の間からこぼれたりして難しいですが
慣れてくると原始的なこの食べ方が楽しくて!

食べ物が身体に染みていく感覚も、味が脳に伝わる感覚も
箸やスプーンを使うよりずっと強いように思いました。





《お米のデザート、ポンガル。
バニラとバナナの風味がするトロッとした甘いお粥には
レーズンやピスタチオ、
そして石鹸みたいな味の謎の木の実も入っていて
これまた味わい深いデザートでした。》


そしてこの日はヨガ友たちとの会食だったので、
食事の前にヨガの先生のリードにより全員で
サンスクリット語での食前の祈りの言葉(マントラ)を唱えました。

食べ物は神さま。
それを身体に入れさせてもらうことへの感謝の気持ちを込めた言葉、
といったら良いのでしょうか。

自分を生かしてくれるたくさんの食物たちや作ってくれた人に対して
敬虔な気持ちになる不思議なマントラ。


よく外国映画の中で、家族揃って食事の前に
神さまに祈りを捧げるシーンがありますが、
あれに憧れていた私はこのマントラを唱える時間が
とても楽しくて、またやりたいなと思いました。

次回は北インドの《タリー》を食べなくてはならないし。







カレーの匂いをプンプンさせ午後からは
姪の小学校時代の最後の学習発表会へ。

最近写真はiPhoneで済ませてしまうことが多いのですが
今回スターを激写する係を仰せつかった私は
ピンクの一眼レフを首からぶら下げ、
カメラ席を陣取りました。


6年生のお芝居はミュージカル仕立て。
レ・ミゼラブルかアナ雪かというくらいの
感動の独唱シーンもあり、
子どもたちの清らかな声と堂々たる歌いっぷりに
危うく感極まるところでした。


そして わが姪は物語のキーパーソンとも言える役どころで、
クライマックスに登場。
ステージ栄えする長い手足に赤いワンピース、
キラキラ光る黒髪、そしてよく通る声。
正直言って一番かわいかった!!


おばバカ全開(略しておバカ)ですが、
秋元PがSPR48にスカウトに来たらどうしようと
心配になるほど輝いて見えました。


パワー溢れるカレーを食べたあとに
舞台で頑張る元気な子どもたちを見ていたら、
私も来年はまた新しいことに挑戦しよう
という思いが湧いてきました!!


新しいこと。
それは…サンスクリット語で歌うこと です!!












11月ともなると お歳暮のことやクリスマスプレゼントのこと
贈り物は何にしようか 気になり始めます。


新しくて珍しいものは 自分が贈られたら嬉しいけど
果たして相手はどうかとか

でもやっぱり包装までもが特別な、
あの老舗の和菓子屋さんのお菓子にしようかなとか
いろいろ悩むのもまた楽しい。






何かの記念日にプレゼントをもらうのはもちろん嬉しいけれど、
なんでもない日にふいに何かを贈られるのは
本当に嬉しいことです。
急にハッピーが舞い降りたことに小躍りしてしまいますね。


親しくさせてもらっている人たちからの
突然のプレゼント。
その優しい心配りにいつも感激してしまいます。





忘れられないお菓子のギフトといえば
『ホレンディッシェ・カカオシュトゥーべ』(絶対覚えられない)
のバウムクーヘンは今まで食べた中で
一番品の良いバウムクーヘンでした。


箱も当然捨てられず、
今は出荷前のガーランドを入れる箱として活躍中です。





こちらも突然の贈り物。《ごめんね お汁粉!》。
中身は美味しい栗しるこでしたが
大正ロマンなピンクの和紙に包まれているのが
なんとも可愛らしい姿。

夢二のぽち袋は大切な紙モノを入れる
「宝物箱」にしまいました。



ごめんね、といえばドラマ「ごめんね青春!」を
毎週楽しみに観ています。

膨大なセリフの中に大事なものがいっぱい詰め込まれていて
ひと言も聞き漏らしたくない、それがクドカンドラマ。

登場人物みんなが魅力的で引き込まれます。
なんだか原先生(錦戸亮)のことが私も好きになってきました!






12月19日(金)から21日(日)までの3日間、とっても素敵な場所で
グループ展を開催することになりました。

詳しくはDMが完成してからのお知らせになりますが
2014年のしめくくりとして
久しぶりに手の込んだものを作りたいと思っています。


愛用してきた針が古くなったり折れたりしてきたので
先日、メルアド会員10%OFFの日に手芸店カナリヤで
針を新調してみました。


気合いは充分!クリスマスに向けて、
大切な方やご自身へのプレゼントになるようなものを
たくさん並べられたらいいなと思っています。


どうぞお楽しみに。











小学校の朝の読み聞かせ当番が回ってきて
今回は「ローザ」という絵本を読みました。


1950年代 アメリカ・アラバマ州での出来事。
洋服の仕立てを仕事に持つ黒人女性、ローザ ・パークスは
仕事帰りのバスの中で白人男性に席を譲りませんでした。

日頃から、白人たちに差別されていることを疑問に思っていたローザが
静かにNO!と主張したことは大問題となり、
のちの人権運動の大きなきっかけとなりました。

そのことが子どもにも分かりやすく描かれており
一見地味で乾いた雰囲気の絵本なのですが、
私がいま伝えたいことはこれだと思い、
心を込めて読んできました。


私自身が黒人差別問題を知ったのは中学の英語の教科書で
マーティン・ルーサー・キングJr.牧師のお話を読んだ時。


当時下校すると、家の中で母はよく
モダンジャズを流しながらコーヒーを飲んでいました。

マイルス・デイビスやオスカー・ピーターソンなど
超かっこいい演奏をする人たちがみんな黒人だったので
すごいな、黒人さんて!と思っていたのに
こんな才能がある人たちが長い間差別されていたことがショックでした。







朝からこんな絵本は重い?
いいえ。世界にはばたく子どもたちが
人権問題について考えるのは早い方がいいと思うし、
最近YESかNOをはっきり言わない子が多いと感じることもあるので
少しおせっかいおばさんしてきたのです。


Yes or Noをはっきり言わないってどういうことかというと例えば…

おやつを手に「コレとコレどっちがいい?それとも今いらない?」
って聞いたら子どもたち

大抵の子は「わーい これー」とか「両方!」って言ってくれるんだけど、
「どっちでもいい」と無気力に答える子や
ひどいのになると「あ、大丈夫です(お構いなく〜のニュアンスで)」
って言う。


そんな時は
「大丈夫ってなにさ!!」とその子にスリーパーホールドです。
(すみません よそのお子さんに)


小さなことかもしれないけど
子どものうちからYES NOを主張して
自分を大事に、
そして他人の存在も尊重する練習をして欲しいのです!








と興奮したところで、
公開を楽しみにしているドキュメンタリー映画のチラシを壁に貼って
心を落ち着かせてみました。

「聖者たちの食卓」ーHimself He Cooks
フィリップ・ウィチュス&ヴァレリー・ベルト監督
(ベルギー映画)


この映画の舞台となるインドのシク教総本山「黄金寺院」では
毎日10万食ものご飯を 巡礼者や旅行者に
無料で提供しているそうです。


「黄金寺院」は宗教も階級も職業も関係なく、
みんなが公平に満腹になれる「聖なる場所」!


そんなユートピアみたいな寺院があるなんて。
ああ〜インドに旅してみたい。

なにより
映画の中でみんな一緒に食べるお料理が美味しそうで
口の中がヨダレだらけになりそうです。
















半年ぶりの雪景色〜!
やっぱり白い雪はきれいだな。

大雪山連峰・旭岳の麓、
ロッジ風の素敵なホテルに泊まりました。


カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)。
大雪山連邦はアイヌ語でこう呼ばれていて
森は神と動物たちの住処。
霧が立ち込め、夜は怖いほど静かな場所です。






外国から来たお人形やオブジェが飾られ
木をふんだんに使ったホテルはあったかくていい雰囲気。






温泉と、特にお料理が評判なのでそれを楽しみに来たのですが、
思いがけずインテリアが好みで嬉しくなりました。







部屋には温泉に行く時に使うカゴが、人数分用意されていました。
こんなのはじめて。
いつも風呂敷(嘘とミシンメイドの派手なやつ)に
パンツやら化粧品を入れて廊下を歩いていたので感動しました。

身体の大きな夫がこのラブリーなカゴを下げてお風呂から帰ってきた時は
おネェっぽくて笑いましたが。



他にも、コーヒーミルと豆が置いてあって
挽きたてを味わえたり、
脱いだ下着などを持ち帰るビニール袋が小さく折りたたんであったり、
窓際にグリム童話集まであるなど、
部屋には快適に過ごす小さな工夫がいっぱいでした。






夕ごはんは、地のもの、山のもの、海のもの、
それらはなるべく道産品が選ばれ、量は多すぎず、少なすぎず。
すべてが丁寧に作られたのが伝わってくるお料理でした。

家族内でいつものバカ話をしながら
ゆっくり時間をかけていただきました。


お世話をしてくれるホテルの方たちは
みな笑顔で声のトーンが落ち着いていて、
給仕の仕事に誇りを持っている様子。


連休中なのにサービス業はお休みがなくて大変だなと
いつも少し申し訳なく思ってしまうのですが、
この優しさを受け取ってまた別の人に分けてあげたい、
素直にそう思いました。


そんなありがたい気持ちにさせてくれたのは
LA VISTA大雪山。
素晴らしいホテルでした。



遠かったけれど、また4時間かけて
この山荘に戻って来たいと思いました。






12時のチェックアウトを済ませたあとは
大好きな美瑛を通らずには帰れません。


大雪山は雪だったけど 広大な盆地地帯である美瑛は
まだまだ秋の景色を残していてくれました。





作物の刈り入れを終えた畑は荒涼としていて
遮るものが何もない平野に立つと、
身体を持っていかれるのではないかと思うほどの
強風が吹き抜けていきます。


風たちが大声で喧嘩をしているようで
このあたりが「ザワザワ村」と呼ばれているのもなるほどです。







モチモチの木 みたい!

観光シーズンが終わり、ほとんど人がいなかったので
この景色を独占できました。







美瑛から旭川に移りました。
旭川は北海道第二の都市ですが、こういう懐かしい風景が
あちこちに見られるのです。






「三番館」は今や札幌では絶滅した《地域のデパート》。
薬屋さんや日用雑貨店、衣料品店が入っているようで、
家族でお買い物する人たちで駐車場はびっしりでした。






私たちの目的は旭川ラーメンの蜂屋さん。

鯵の出汁が効いた少し枯れた味わいの醤油スープがくせになり、
思い出したらとても食べたくなるラーメンです。


創業昭和22年。
深緑に真っ赤な「蜂屋」の屋号がかっこいい。

元は蜂蜜屋だったという歴史も気になる蜂屋のラーメンは、
旭川市民のソウルフードなのだろうな。






ラーメンの腹ごなしにと、三番館のギャラリーに飾られていた
ほのぼの川柳を見て脱力しました。

だいたいの川柳が、お年を召していることへの自虐の詩、なのですね。
(不整脈、の字が間違ってますけど…)






私が審査員なら右の西野さんに一票!

きっと年がら年中、酒ばっかり飲んでる爺ちゃんなんだろうな〜
もしも私が孫なら願いを汲んで、
死に水に旭川の地酒・男山を取らせてあげますよ。






3連休の初日は「芸森ヨガ」というイベントに参加しました。


芸森ヨガは 二日間を通してヨガ以外にも
各種マッサージやセラピー、美味しく安全なフードや雑貨も楽しめる
ヨガのフェスティバルなんです。

ヨガインストラクターでもあるデザイナー、
玉手みどりさんによるフライヤーが今年も素敵。


私が受けたのは、陰ヨガ+クリスタルボウル演奏のワークショップです。
陰と聞くと何だか暗いイメージが湧くかもしれません。
前にも書きましたが、陰ヨガは
ひとつのポーズのキープ時間を長くとることで
ゆっくりと身体の中をほぐす、
リラックス効果が高く最高に気持ちの良いヨガなんです。


会場に向かう車の中ではデビッド・リンチやシガーロスを聴きながら
気持ちを「陰」にスタンバイ。





会場の芸森スタジオは
芸術の森のさらに奥の静かな森の中にある、
宿泊施設つきのレコーディングスタジオです。



緑に囲まれ空気がおいしいこのスタジオには
坂本龍一さん始め有名ミュージシャンが長期滞在していくそうです。




(芸森スタジオ ホームページより拝借)


スタジオに入ってすぐ目に飛び込んできた
コントロールルームのかっこよさに
思わずテンションUP。

気持ちを陰に持っていったというのに、
普段ここでレコーディングをするんだと思うと
ミーハー心がムクムク。


ボーカルルームの真ん中で気持ちよく歌う私、
コントロールルームで指示する黒いタートルネックの坂本教授…

そんな想像をしていたら、
同じワークショップを受けるいつも面白い友人Kちゃんが
「秋元康が座っていそうだね!」と言ったので
吹き出してしまいました。
想像の世界は自由です。





雑貨コーナーで 陸前高田市の人たちが作った
瓦礫から生まれたガレキーホルダーを買いました。


いろいろなカラーがあって選ぶのが楽しく迷いましたが、
元は津波で流された誰かの生活用品だったと思うとシュンとなります。
でも、被災地のことを忘れないために!



そしてそして、陰ヨガのワークショップでは
最高に甘美な時間を過ごしました。

先生の優しい言葉とクリスタルボウルの神秘的な音色に身を任せていると、
身体がふわふわと空間と同化していき…

でも最後はちゃんと地球に戻ってこれたので大丈夫です。
今回は大地にしっかり根を張った瞬間、私の脳みそに
新しいメッセージが下りてくるオマケまでついてきました。


世の中にはいろいろな種類のヨガがあり、
これからトライしてみたいものもたくさん。
それによって身体の内外が変化するのも面白いですが
今まで知らなかった感覚になったり、
新しい感情が湧いたりするのが本当に不思議で、楽しいのです。











今にも雪が降り出しそうな霜月のはじまり、
円山を少しぶらぶら。


眼光するどい黒猫と
グルーミング中のトラ猫に出会いました。
2匹はずーっとつかず離れず日向ぼっこ。

きっと気が合うんだろうな。
恋人同士というよりは友達同士に見えたネコたち。






カフェ森彦の横になぞの小屋が出来ていました。
倉庫なのでしょうか?


真っ赤な三角形の屋根。

北海道ではよく見られる屋根だけれど
改めてよく見るとかわいらしい屋根です。
本州から来た人には珍しがられます。


ぶらぶらついでに森彦の向かいに建つ「もみの木SO」におじゃまし、
フリーペーパー『ひるね通信』を数部置かせてもらいました。


「ひるね通信」では執筆者8人それぞれが
「土曜日」をテーマにしたコラムを寄せているのですが、
私はネコとの思い出について書いています。


円山散策の際にはぜひ
もみの木SOに寄り道してみてくださいね!






ネコがお似合いといえば レオナール・フジタ。

日仏合作映画「FOUJITA」で
オダギリジョーがフジタ役を!


オタジョーのフランス語も楽しみだし
パリの街やフジタの絵がたくさん見られるのを期待して、
来年の公開を待つことにします。











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嘘とミシン商品取扱い店『 me chill 』

札幌市中央区南1西17 1-18 白樺ビル5階 502号室 011-676-4898 10時open~18時30分最終受付 日・祝 定休

『 雑貨店 fève』

札幌市白石区東札幌2条2丁目1-19 011-878-0330

嘘とミシンの作品通販サイト『minne』

http://minne.com/usotomishin

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