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  • 2021.01.28 Thursday
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金曜日は子どもたちへの読み聞かせ係の順番が回ってきたので
朝から本を抱えて小学校へ。

今回選んだ本はやなせ たかし 作・絵
「やさしいライオン」(フレーベル館)。


小学5年生の子どもたちに
純粋に絵を楽しんでいた幼少時代を思い出してもらいたくて
今回は 対象年齢が少し低いこの絵本を、
あえてビッグサイズ本で選びました。

手に持って読むことができないくらい大きくて重い本です。
(マスキングテープと比較すると大きさの程が伝わるでしょうか)





ご存知の方も多いかと思いますが、
これが温かくも悲しい親子の話でねぇ…
なんど読んでも最後は胸が詰まって
喉のあたりが熱くなるのです。

「この物語がなかったらアンパンマンが生まれることもなかった」と
やなせさんが語ったといわれる、愛と勇気に溢れたお話。


小さな子に向けて描かれた絵本には
大切なことがストレートに伝わってくる
普遍的な良さがあると思います。


きれいな色、大胆な太い線で描かれる
ライオンのブルブルと、犬のムクムク。

やなせさんらしい優しいタッチの絵に、
多くの子が一度は夢中になったであろう
懐かしいアンパンマンの面影を感じたのか、
子どもたちはちょっと照れ臭そうに
でも最後は真剣な眼差しで聞いてくれました。


ほんのわずか10分の「朝の読み聞かせ」ですが
あたたかく平和な絵本の世界を共有できる大切な時間です。
何かと忙しい日々を送る高学年の子どもたちに
ホッと一息、立ち止まる時間になるように。

これからも、お母さんの読み聞かせ活動は続けていきます。





他にもライオンが登場する絵本はいろいろありますが
ロジャー・デュボアザンの描いた「ごきげんなライオン」
は好きな一冊です。

この絵本の主役フランソワは堂々とした風貌に似合わず
花の手入れをするのが好きな優しいライオンなのです。

キャラクターとして絵になるライオン。
かっこいライオンをブローチに仕立ててみたいとずっと思っていたのですが、
去年の年末に いい材料が見つかったので試作してみました。






が しかーし!出来上ったライオンを見て
私は叫びました。「こりゃ何か違うわ!」


金色まじりの茶色いフワフワのたてがみと
まん丸の目が誰かに似てる。


「ラモスだ!」






いったん思ってしまったらもうラモス氏にしか見えません。


残念ながらこのラモスライオンはお蔵入り。

ライオンは好きな動物なので、研究を重ね
世に出してもいいと思えるものが出来たら
改めてお披露目したいと思います。





















ほぼ実物大!美味しそう!

小さな宝石のようなショコラブローチを
今年もチマチマと作っています。

フエルトに綿を詰めたものに
チュールやビーズを縫い留めているので、とても軽いです。

大人の男性が襟元やトートバッグにつけてくれたら
遊び心があって最高なのですが。

旦那さまや彼にいかがでしょう?






定番商品となった《名前ちゃん三角ポーチ》も
おかげさまで次々お嫁に行きますので
新しく制作しました。

水玉柄もキュートになるので大好きですが
リバティキルトを使うと少し優しい雰囲気になります。
それぞれ個性が違うのでみんな違う名前をつけてあります。

マノン、ポーリーヌ、イネス、エマ…
どの女の子がお好みかしら?






今日ご紹介した作品は 札幌の円山にあります
隠れ家エステサロン《maruyama room salon me chill》さんの
雑貨コーナーにて販売しています。


サロンのお客さまに
お手に取ってご覧いただければと思います。





《番外編》

これは姪のリクエストで作った
特別バージョン、《Kitty》です。

名前ちゃん三角ポーチはオーダーでも制作をお受けしています。
お好きな色、ご希望の文字を刺繍してお作りしますので
プレゼントなどにもご利用くださいね。






さてさて 先日 母から聞いた、母の学生時代からのお友だちの話。

その方 「わたし70歳になったから ピアスの穴を開ける!」
と宣言されたのだとか。

今の年配のご婦人方にはおしゃれな人も多いから
ピアスをしている人もたまに見かけますが、
今まで開けてこなかった方が
70を機にそれをしようと思われたことに
ちょっと感動したし
何て可愛らしい決意だろうと思いました。


○○歳になったらこんな新しいオシャレをするぞ!とか
子どもが自立したらその記念に 憧れのあの国に旅行する!とか

目標があると女性の未来は楽しくなってきます。







私自身は50歳になったら
革のライダースジャケットを着たいな〜と考えています。
今まで着てきた大切なワンピースに合わせた
オリジナルな着こなしで!


ハード過ぎずに 気張り過ぎずに
50を過ぎた女性がサラッと着こなしていたら
カッコいいだろうな。

シャルロット・ゲンスブールはまだ若いけれど
さすがフランス女。セクシーです!













スーパーに並ぶ食品や日用雑貨を見ていると
日本語でも英語でも、字体を含めて
パッケージデザインがキマってる商品には
思わず手が伸びます。


外国のチョコレートのパッケージにはカッコいいものが多いから
今年もバレンタイン売り場を覗くのが楽しみ!


それにしても、日本の洗剤とかトイレットペーパーとか
いわゆる日用雑貨品には、
なぜすっきりとして洒落たデザインの物が少ないんだろう。
商品名がデカデカと主張して色づかいが下品だったり。


製品が良いから妥協して毎回買うけど
パッケージは気にくわないっていうものは、
自分の視界に入らないところに隠したり
違う入れ物に入れ替えたりして使っています。


平林 奈緒美さんデザインのトイレ洗浄剤なんかがあったら
そのまま見える棚に飾って使うのにな。





たまに覗くと面白いものが見つかる3coinsで
ギラギラ光る4個セットのタワシを発見。


ドーナツみたいな丸い形も良いけど、
筆記体で書かれた商品タグのデザインも含めて
全体の佇まいが好きで購入しました。


右のCLIPPERのココアは
有機のフェアトレード品でおいしいのはもちろんですが、
このパッケージがとにかく好きで好きで
無くなれば必ず買い足しているものです。

イギリスのCLIPPER社は紅茶がメインの会社ですが
パッケージがどれも全部素敵!


きっと社内の雰囲気もクリーンで良い感じなのだろうなぁ、
フィンランドのマリメッコみたいに。






《よい字体》の話が続きますが。
先日 久しぶりに入ったZUCCAで、
私好みの良い字体がデザインされた
トートバッグと出会いました。


お店では《薬》や《外国のスーパーマーケット》をモチーフにした
アクセサリーや洋服を期間限定で展開していて、
このバッグは薬をイメージしたデザインなのです。


250gとかかれた数字はバッグの重さを表しているそうで、
丁寧に商品説明をしてくれたお店のお姉さんも
とても感じが良かったので買うことにしました。


シンプルなのでバッヂをいっぱいつけて
アレンジするのも楽しそう。


このバッグは 最近重い腰を上げてジム通いを始めた
うちの旦那さん用のバッグとなりました。












ワーイワーイ!フランスパンのフェーブだよ〜

先日、夜ごはんにチーズフォンデュをしたくなって
近所のちょっと高級なパン屋さんでフランスパンを買いました。


そしたらレジのそばに
美味しそうにこんがり焼けたガレット デ ロアが置いてあって
「あっ 今年は食べたいな」と思ってついでに購入。


パン屋さんのケーキだけに 中に詰めるフェーブはパンなのです。
かわいらしい。






夜まで待てず…
息子と2人で4等分に切り分けて
ガレットパーティーをしてしまいました。


しかし2人とも選んだ部分にフェーブは入っておらず、
王様にはなれませんでした。

やっぱりこれは大人数でやらなければ盛り上がらないんだ
ということが分かりました…






冬休み最後の日。
お昼ごはんは姪も一緒だったので、
無印良品の簡単パックでナンを作ってカレーを食べました。

ナンは、粉と水を捏ねて 10分寝かせ
棒で伸ばすのも面倒だから手でのばして
フライパンで焼くだけ。
ちょっと いびつだけど、本当にあっという間にできました!

カレーはグリーンカレーとバターチキンカレーで
ごはんもたくさん炊いて(ナンだけでは足りない息子用)
ちゃぶ台みたいなうちの丸いテーブルを囲んで
3人でのカレーパーティー。

なかなか楽しいお昼ごはんでした。






冬はどうしても カロリーの高いものを食べてしまい
身体が重くなりがち。

そんな時、身体の中から聞こえて来る
「ほろ苦い野菜が食べた〜い」の声。
これが聞こえてくると、身体が毒を出したがっているのだな、
春が来る準備をしているんだなと分かります。

なので さっそく積極的に ゆでた菜花や
生のわさび菜などをバリバリ食べ始めています。




そして体調を整えるには冬もやっぱりヨガ。

円山にある、studio auraに先日伺ったら、
スタッフさんたちの心が伝わる
素敵な飾りつけがされていました。

この日の先生は 高校時代の友人mちゃん。
一緒にレッスンを受けた方たちも
偶然みなさん同じ年ということがわかり、
何とも穏やかな時間を過ごしました。


2015年もいろいろなヨガにチャレンジして
心身ともに健康でいたいと思っていますが、
さらに今年は「歌うヨガ」にトライするのが
ひとつの目標であり 楽しみなのです!


























小学校高学年ともなると
夏休みと冬休み年2回の自由研究も
だんだんネタが尽きてきます。

やる方も大変だけど監督する方はもっと大変。
いっそ私がやってしまった方が楽だけれどそうもいかないし。。


東急ハンズや手芸用品店に行くと
手軽に何かを作れる「自由研究キット」が売っていて
一度利用したこともありましたが、
できることならなるべくお金をかけずにやって欲しく

今年の冬休みは図書館で本を借りてきて
「世界の少数民族・部族」について研究することになりました。


実は私も前からこのテーマが好きで、
写真集を見たりテレビで特集があると観ていました。
(中でも日テレの《世界番付・春日の部族滞在記》なんて
この手の企画の中でも一番面白いです。)



借りてきた本を読んでみたらどれも面白かった。
私の方が熱心に読みふけってしまいました。





少数部族というと有名なところではミャンマーやタイに住む
首が長いカヤン族や、お皿を口にはめている
エチオピアに住むムルシ族なんかがあります。


どちらも女性にしかしない装飾で、
奴隷として連れ去られないようにと
醜くしたのが始まりだったという悲しい歴史はあれど
今では、首は長い程また皿は大きい程良いとされて
美の基準になっているのだそうで。





また、中国雲南省にも多種多様な少数民族が存在していて
特に刺繍などの伝統工芸が施された民族衣装の美しさに
目がくぎづけでした。

首から魂が抜けないようにと
首元にジャラジャラと銀製の太いネックレスや
大きな鍵をつける風習があるミャオ族。


みっしりと刺繍がされた可愛らしい洋服は
母から子どもに贈られる手づくりのお祝いの衣装。
銀細工も刺繍も、その作業にどれだけの時間がかかったのだろうと想像し、
母の愛でしか成し得ない事だなと思いました。





アメリカに目を向けると、
インディアンやアマゾンに住むヤノマミ族などには
シャーマンや精霊などまたまた不思議なキーワードが出てきて惹かれます。







またドイツ系アメリカ人、アーミッシュの人たちの暮らしも
以前から気になっていました。
着る服の色が決まっていて聖書以外の読書が禁じられていたり、
電気や自動車を持たず
俗世から分離された自給自足の生活。


書き出すと止まらないし
私の自由研究みたいになってしまうのでやめておきます。


そういえば、前世はインディアンだったことがあるよね!っていう位、
ターコイズや羽根のアクセサリーや革のシャツが
しっくり肌に馴染んでいる友人がいるのですが、
誰にでも気になる国や聴いていて心地のい民族音楽、
好きなアイテムがあるのではないかと思います。

自分はどこの国にいた何族だったんだろう?
と考えるのも楽しいですね。












本州の小学校は新学期が始まりましたが
北海道の子どもたちの冬休みはまだまだあります!


お正月休みも終わり、
家族連れの観光客が一気に減るこの時期に
思い立って宿を探し、母+妹+子どもたち(息子+姪)
というメンバーでニセコに行きました。






みんな一緒だとふざけ合ってゲラゲラなのに
リフトに二人きりだと沈黙…
そんなお年頃な、いとこ同士。



ニセコ ひらふの山は今がいちばん
雪のコンディションが良いのかもしれません。
アイスバーンなしのふっかふかパウダースノーが最高です。


でも調子に乗ってコースアウトしたり
周囲を気にせず滑っていたりすると命取りになるよ〜と
山の怖さを子どもたちに教えることも忘れません。
そして 穏やかだった山の天気は一瞬で変わり、
人間に牙を剥くことも。







夜の山はマイナス6度。
今回 15年ぶりにスキーウェアを新調してみました。
けどニセコはさすがに寒いだろうと
中に何枚も着込みましたが、
その必要は全くありませんでした。

スキーウェアは確実に進化していたのです!
どんなに吹雪いても 陽が落ちても
身体に寒さを感じさせず、滑り続けていると汗ばむほど。





仙台から越してきた姪は去年はじめてスキーを履いたので
まだまだ初心者コースしか連れて行けませんでしたが
今回は頂上一歩手前の1000m台地まで登りました。

そこは気温が一段と低く空気が一変し
吹雪で目の前は何も見えず、空と大地の境目もありません。
目を凝らすと少し上に
山頂に向かう1人乗りリフトに乗ろうとする
カラフルなウェアを着た猛者たちの列が。

ユラユラと揺れながら真っ白な空に向かって
一台ずつスッと消えてゆくリフトは
死刑台のようにも見えてゾクゾクしました。


でも山頂から山麓まで一気に滑り降りる気持ち良さを
いつか味わって欲しいなと思っています。
(というか久しぶりに私も山頂まで行きたかった…)





宿泊したホテルは
去年家族でゴールデンウィークに泊まったところ。

ワイスホルンに囲まれた静かな山荘風温泉ホテルで
泉質が良くごはんが美味しくて
素敵なライブラリーがあるのです。






おいしいすき焼きの夕飯をいただき 温泉に入ったあとは
このライブラリーで紅茶を飲みながら
絵を描く者、本を読む者、それぞれ好きに過ごしました。


大きな本棚には世界中の絶景を集めた写真集や
旅の雑誌など、寛いで眺めるに良い本がいろいろありました。

何冊か絵本もあり、ふと手にとった「つみきのいえ」という本が
思いがけず心に刺さる絵本でした。






それは 水没してゆく村に住むおじいさんが
亡くなった妻の思い出と自分の人生を振り返る物語で
祖母を亡くしたばかりの私にとって
胸に迫る内容でした。

でも今、私よりも寂しさをじわじわと感じているのは
きっと母の方でしょう。


自然の力は本当に偉大です。
私はきれいな山の空気をいっぱい吸って
すっかり元気になりました。


思いつきで決行したスキー旅行ではありましたが、
ニセコの清々しい山の景色が少しでも
母の心の傷を癒してくれていたらいいな
と思いました。
















札幌芸術の森にやっと
《光と影のファンタジー 藤城清治の世界展》を
観に行くことができました。


ただでさえ市内中心部からは遠い芸術の森。
この日はあまりお天気が良くなくて吹雪いていたし
平日だから美術館はきっと空いているだろうと出かけたのですが、
予想に反して館内は老若男女たくさんの人で賑わっていました。


改めて藤城清治さんの作品は多くの人に愛されていて
見る人を選ばず垣根を作らない作品なのだと知りました。








影絵作品には少女 、小人、お花、動物たち、
森や海や空、虹など幸せのモチーフが
大きな作品の中にギッシリと描かれていて
それはとっても幻想的な理想郷。

世界がこうであれば本当に素晴らしいことなのに…と
一瞬で夢の世界にトリップしてしまいました。


描かれる物たちはどれもご自身が大切にされてきているもので
ロマンチックな作風は若い頃から変わらないのだと思いましたが、
近年の作品には更にたくさんのモチーフが細かく描きこまれ、
宇宙規模に進化していっているのに圧倒されました。

ファンを大切にし、芸術の森にも何度も足を運ばれている
パワフルな藤城さんは今年91歳を迎えられます。
普段着姿の写真が展示されていましたが、
おしゃれなハーフパンツにニューバランスのスニーカー、
靴下はピンク色と軽やかなスタイルながら
センス抜群の都会のおじいさまといった雰囲気が素敵。
可愛がっている猫が傍に寄り添っていたのも
見逃しませんでした。







《ぶどう酒びんのふしぎな旅》。藤城さんが26歳の頃
アンデルセンのお話の中でこの物語を一番気に入り、
挿絵を入れる最初の絵本としてこちらを選んだところ
暮らしの手帖編集長の花森安治さんが
褒めてくれたのがとても嬉しかったのだとか。
だから82歳の時に改めてカラーで作り直したのだそうです。

読んでみると《ぶどう酒びんのふしぎな旅》は
人生の喜びや悲しみをぶどう酒びんの一生に準えて描いたもので
何度もかみしめたい味わい深い作品でした。

宮沢賢治シリーズの絵本も
私の好きな《マボロシの鳥》(太田光 原作)の絵本も欲しかったけれど、
今回はこちらの絵本を展覧会の記念に持ち帰りました。





去年、札幌訪問の際にスケッチをして
影絵作品となった札幌時計台。

こうして見ると札幌のシンボルであるこの建物は
小人たちに囲まれ愛らしく存在していて、
とても嬉しくなりました。






藻岩山の展望台にある 恋人たちの聖地も
藤城清治ワールドに!
札幌の夜景が童話の中の景色のように輝いてみえます。






展示作品の横に添えられた解説文が
すべて藤城さんの口から出た言葉で書かれていたのも
他の展覧会ではなかなかないことで、
心のこもった文章の全てに感銘を受けました。


中でも特に印象的だったのは
「ひとはみなこびとをひとりもっている」という
2003年の作品に添えられた言葉です。


小人は人生のパートナー。
心の中には、色々な相談をしたり
たまに愉快なアドバイスをくれる小人がいる。
小人は誰にでも話しかけてくれ
人生の悲しみや喜びを分かち合ってくれる。
みんなそんな小人くんと仲良しになり
語りあったらどんなに楽しいだろう、
と書かれていました。


私も いい年をして
心の中に小人くんが住んでいるのを信じている人間なのですが、
91歳の藤城さんがそう仰るならばと
自信と安心をもらいました。










このブログをご覧のみなさまへ。

日本のどこかで 世界のどこかで
それぞれの新年を迎えられたことと思います。

いつも 読んでくださっていることに感謝しています。

嘘とミシンの活動を知って頂きたいことから始めた
こちらのブログも5年目を迎えました。


これからも 私の文章や写真が
みなさまの 日々の小さな楽しみになってくれることを願って
きっとこれからも 元気に綴ってゆきますね。

2015年も どうぞよろしくお願い致します。






2014年の終わりに シアターキノで
『天才スピヴェット』という映画を観ました。

アメリカのモンタナに住む 10歳の天才少年スピヴェット君が
科学賞受賞式に出席するため 単身ワシントンをめざす
ロードムービーです。

11歳の息子と観るにはちょうどいいなと思い
誘ったらついて来たのですが、
学生時代から通い続けている大切な映画館キノに
一緒に映画を観に行けるようになったなんて
その成長が嬉しい気持ちになりました。






スピヴェットの家族。それぞれが個性豊かで
家族としては何だかデコボコのバラバラなんだけど
最後はドラマチックでほろりとさせられました。


カウボーイに憧れる無口な父親と、昆虫の研究に明け暮れる母親。
風変わりな両親だけど、誰にどう思われようと
好きな世界を貫いているのがカッコいいんだな。

お母さん役が 私の好きなヘレナ・ボナム ・カーター。
へんてこだけどチャーミングなお母さん、
日本の女優で言うと風吹ジュンあたりがやると似合いそう。



だけど ジャン・ピエール・ジュネ監督、
《アメリ》以降 作品がメジャー寄りになってしまって
ちょっと残念。
はるか昔キノで観た《デリカテッセン》 。
(核戦争後のヨーロッパ、人肉を売る精肉店の話だった)のような
暗くて毒のあるセンスが好きだったので。






ついでに2014年に観た映画で私的No.1映画を上げると ダントツで
アレハンドロ・ホドロスキー監督の
『 リアリテイのダンス』でした。

映画の中の世界が全部芸術品に思え、
細かくシーンや音楽を思い起こすと
胸が苦しくなるし語り尽くせなかったので
ブログにも書かなかった程好きな映画。


今年も よい映画にどれだけ巡り会えるか楽しみです。







元旦はなんとなく暇で 家族でボーリングをしに出かけました。

お正月にボーリングをするなんて今では流行らないのでしょうか。
人のあまりいない寂しいボーリング場で、
私のガーターの音が虚しく響きました。

そう 私はボーリングが苦手。
強引に力でなぎ倒そうとするのがダメなのか、
コントロールが悪すぎて毎度惨めな点数です。

ちょろちょろ曲がったり まっすぐ行かないのが面白いのに
正しいラインを描かなければストライクが取れないなんて
それしか答えがないみたいでつまらない!


ボーリングを3ゲームし悶々としながら
車で帰ろうと戻ったコインパーキングの料金所。

なんと停めた場所のナンバーを間違えて機械に入力し
隣に停めていた車の分の料金を払ってしまいました。
長時間停めている人だったらしく、結構な金額でした。

私たち3人は車中 もったいなかったねと
ブチブチ文句を言い合いながら帰りましたが
その人は正月早々ラッキー!と思ったことでしょうね。

見知らぬ人にお年玉をあげたということにします。












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嘘とミシン商品取扱い店『 me chill 』

札幌市中央区南1西17 1-18 白樺ビル5階 502号室 011-676-4898 10時open~18時30分最終受付 日・祝 定休

『 雑貨店 fève』

札幌市白石区東札幌2条2丁目1-19 011-878-0330

嘘とミシンの作品通販サイト『minne』

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