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  • 2021.01.28 Thursday
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ギャアギャアギャアギャア〜
暑いところの蝉は生命力が違います。
朝は蝉たちが大合唱している声で目が覚めました。

この日は博多を出発、JRで北九州・門司港へ。





門司港は外国貿易が盛んだった頃の洋風建築を残す
レトロタウン。
あちこちに人力車のお兄さんがいて声をかけられたのですが、
我々は電動アシスト付き自転車を借りて
気ままに好きな場所を回ることにしました。


雲ひとつない快晴。
気温は35度くらいあったのに、
それを感じないほど空気はうまいし気分爽快。
九州の暑さ、私の肌に合うのかも。





ここは北九州と下関をつなぐ関門海峡。
海岸沿いに大きな一軒家があり、
洗濯物が気持ち良さそうに海風に揺れていました。

すぐ向かいに下関の町並みが見え、
海峡をまたぐ船の往来を見ながら暮らせるなんていいな。







人と自転車が通れる関門トンネルを通って
山口県下関市に向かいます。
海の下を歩くのは何だか不思議な気分。






わーい。下関に上陸。

湿気がこもったトンネルの中、
自転車をえっちらおっちら押してきたので
外に出た時の嬉しさはひとしお。






下関の海岸は壇ノ浦の戦いがあった場所なので
いたるところに平家の哀しい歴史が残されていたのですが、
静かな海とスコーンと晴れた青空からは
平和で呑気な雰囲気しか感じられません。






赤間神宮は、平家の血筋を引いていた8歳の安徳天皇が
平家敗北の際に祖母の平時子に抱えられ、
入水したのを祀った神社。


まるで竜宮城のように見える美しい神社でしたが、
安徳天皇の墓とは別の場所に、
ひっそりと平家一門の墓がありました。

墓の近くには耳なし芳一の仏像もあり、
そこだけは空気が周りと全く違ってヒンヤリと暗く
長くはいられない異様な雰囲気。


さすがに神妙な気持ちになりそっと手を合わせた私ですが、
息子はというと、墓前で汗だくになって
三代目J soul Bro.のランニングマンを披露しておりました。


平家の皆さまも芳一さまも、能天気な少年のダンスを見て
「平成の世は実に平安じゃ」と思ったかもしれません。







帰りはまたトンネルを通って門司へ。

自転車は押して歩かなければならないルールがあるのに
我慢できずに乗ってしまった息子が館内放送で注意を受けました。
ちゃんと監視しているのですね。





自転車を返し、さて今度は
門司港から巌流島に向かう船に乗りました。


なにもない無人島、巌流島。
武蔵と小次郎が決闘したという伝説が残るこの島を
意味なく訪ねてみることに。






クラゲがプカプカ浮かぶ海面を船は走り出しました。






あらまぁ もう到着。もっとクルーズしたかったのに
10分足らずで巌流島が見えてきました。






これがまぁ〜本当に何もない島で、
丘の上に武蔵VS小次郎の彫刻があるだけ。





下関の港と門司港の両方が目前に、
貨物船が行き交うのが見えます。

なにもすることがないって最高だ〜。
いつも何かをし過ぎる日常とはさようなら。

寝っ転がって帰りの船が来るまでボーッとしていました。




















学校が夏休みに入ったその日の便で九州に飛び
博多、門司港、そして下関を旅行してきました。


ここは博多・中洲の歓楽街。
川沿いに かの有名な中洲の屋台がずらりと並び
後ろにひしめくビルのネオンが川面に映り
旅情緒を掻き立てます。


これから愉しい宴がはじまるのか
大きな声で笑いはしゃぐ男性グループ、
セカンドバッグを小脇に抱えコロンのよい香りをさせて
足早に通り過ぎるおじさま。






札幌のススキノとはまた違って すれ違う人たちが
ちょっと粋な感じがするのは水辺だからでしょうか。


ついたばかりの福岡の街は
間違いなく熱帯夜だったのですが 川からの風で
暑苦しく感じないのです。


私たち家族は モツ鍋や馬刺しなど
九州名物をさんざん食べた後だったけど、
優しそうなお母さんとお父さんの屋台を選んで
おでんを肴にイモ焼酎を二杯。


屋台といえば 見知らぬ者たちが
その場限りの会話で盛り上がるものですが、
この夜は 男性客2人連れが私たちの横に座っていた若い女の子2人に
「どっから来たの?」と早速話しかけていました。
(あんまり盛り上がらなかったみたいだけど)


まだ息子が生まれていなかった数年前
2人でやっぱり中洲の屋台で飲んだことがあるのですが、
その時は隣に座ったおじさん達と
ラーメン談義をしたっけな。

博多ラーメンがうまいか、
札幌ラーメンがうまいか、ってことで。


札幌出身だと言ったらオヤジさんは
「札幌ラーメンは高くてうまくなかった!
やっぱ博多ラーメンはうまか〜」と
遠慮なく言い放ったのです。


私たち夫婦は、観光客が食べるような
麺が真っ黄っ黄のいわゆる札幌ラーメンは
添加物だらけで確かにうまくないと思っているので
「そうっすよねー」と同調したら


反論してくると思ってたから肩透かしをくらったみたいで
そのあと静かになりました。






屋台に行く前に行ったモツ鍋屋さん。
創業昭和28年の老舗、店内は地元のお客さんばかりでした。


いただいたモツは脂っこくなく
すっきりとした新鮮なモツで量もドーンとたっぷり。
醤油のお汁もよけいな味がせず、優しくて素直な味でした。


女将さんにおかわりのモツを頼んだら
「キャベツ多めに入れときましたよ」って、
行きずりの客にもこういう気遣いをしてくれるのは
嬉しいものです。








中洲の屋台に話は戻りますが この日はちょうど土用の丑の日で
「うなぎ釣り」のお店が出ていました。


一回500円〜1000円(この価格幅が謎)で釣った鰻は
すぐ横で捌いてくれ、七輪で焼いて食べられるというのです。

こんなの見るの初めて、楽しそう!私も釣って食べたい!
と思いながら様子を見ていたら、

餌なしの釣針をうなぎの身体に引っ掛けて
無理やり釣らせたあと
苦しがる鰻を全く切れない包丁でギーコギーコとやり出したので、
すっかり食べる気が失せてしまいました。


茶髪&大股開きの やり手ババァ風(失礼!)の店主だったけど、
食中毒とか、大丈夫なんだろうか…。






















日本中、お暑うございますね〜

巷で大流中の、自分そっくりのお人形が作れるアプリ
「ちゃんりお」@サンリオが面白いので
嘘ミちゃんりお、さっそく作ってみました。

どうやったってサンリオ魔法でかわいくなっちゃうの!








さて 今日は嘘とミシンの活動について書きたいと思っています。

ハンドメイドの作品を通信販売できるサイト、minne。

嘘とミシンの作品に「いいね!」をポチッとして下さった数が
先日1000を超えました!








「ガイアの夜明け」でも取り上げられ
今や大人気サイトのminneですが、
87万点以上の作品の中から私の作品を見つけ
「いいね!」してくれるというのは
本当にすごいことだと思っています。


1000個のいいね!その1000個の思いを胸に刻み
これからも良い作品を作れるように頑張ります。


現在minneでは47都道府県すべての地域から
ご注文をいただいているのですが、ここで
ご注文の多い地域ランキングベスト3を発表したいと思います。


1位 東京都
2位 大阪府
3位 広島県


面白いです。
そして、とても嬉しいです。

お届けする荷物にお客さまの住所を記入している時、
行ったことがある都市ならば旅の記憶を思い出し
まだ見ぬ都市であれば「行ってみたいな どんな所なんだろう」と
思いを馳せています。


届いた感動をメールして下さったり、
投稿欄にレビューを書いて下さったりする方も多く
素敵なお客さまに恵まれて本当に幸せです。







ブログではふらふらと遊んでいる様子を綴ることが多いのですが、
普段の作品づくりは地道に真面目にやっています。
と同時にオーダー作品制作にも真摯に取り組んでおります。


ヨガ仲間の皆さんがオーダーしてくださったことで
いつの間にか沢山のヨガマットバッグが生まれました。
(写真に写っていない作品もまだあります)


お一人ずつご希望を伺って制作するオーダーメイドバッグなので、
こうしてわが子がズラッと並んだ写真を見ていると
一生懸命練習をしている皆さんのお顔が浮かんできて
幸せな気持ちになります。








ドイツの動物シリーズのヴィンテージ生地を使った
お鈴(シンキングボウル)用のクッションも、
オーダーで作らせていただいた可愛いコ。

布と糸で作れるものは無限です。
お客さまのリクエストで
私のものづくりの世界が広がり、とても感謝しています。

これからも 「こんなモノがあったら欲しいな」という
夢が浮かんだ時は、お気軽にお問い合わせくださいね。





委託先としてお世話になっている
円山のサロン、me chill さん。

昨日、新しいピアスやポーチなど12点を納品してきました。


me chill のオーナー・みちるさんは、
東京のタレントさんからも施術依頼の声がかかるほど確かな技術を持つ
敏腕エステティシャンで、夢とガッツのある素敵な女性です。








長いお付き合いをしていただいていますが、
これからも みちるさんはもちろん、
サロンに集まる美意識の高いお客さまたちのお眼鏡に叶う作品づくりを
コツコツと続けていきたいなと思っています。



















冷やしかき揚げうどん チーズポテト すいか 牛乳。

ある日の小学校の給食、一食260円也。

なんだかお腹を冷やしてしまいそうなメニューだし
もう一品くらい肉っ気のあるものがないと
男子はお腹空かないかな?と思ったのが第一印象でしたが
カロリーも栄養も十分なのだそうです。
薄味で出汁が効いていて、美味しいうどんでした。


前にも書きましたが、今年私は広報委員を引き受けまして、
広報誌の記事のひとつとして
「学校給食」をテーマに取り上げることになりました。

そこで先日、保護者向けに開かれる「給食試食会」に参加して
実際に給食を食べてきました。

試食会の前に栄養士さんに
食育や札幌市の給食への取り組みについて
取材を済ませていたのですが、
興味深い話がたくさん聞けて目からウロコでした。

学校給食については全国的にも
時々ニュースに取り上げられることが多いネタ。
メニューの組み合わせがおかしいとか
給食自体が貧相だとか騒がれている地域がありますが、
結論から言うと札幌市、および息子の通う小学校の
給食に対する取り組みは素晴らしい
ということが分かりました。


◎食材は基本的には地産地消にこだわり、
できるだけ有機のもの、添加物の入らないものを使っている。

◎全体的に塩分ひかえめ薄味。
味噌汁やスープ類はその分ダシを効かせる。

◎カレーやハヤシライス、シチューなど
ルー系のメニューも
市販のルーを使わず手作り。

◎ごはんは炊飯器ではなく釜炊き。

◎1700人分の給食を調理師たった9人で調理している。
(野菜は真冬でも3回水で手洗い。1700人分の野菜を!)

◎リザーブ給食といって、2種類のメインディッシュから
好きな方を選ばせるイベント的な給食の日がある。

◎北海道ご当地料理を食べる日や、
世界のエスニック料理を食べる特別な日がある。
(例えば北海道・根室のエスカロップ、
タイのガパオ、韓国のビビンバetc)


などなど 挙げればキリがないのですが
子どもたちに安全で美味しい給食を楽しく食べさせたい
という熱い思いが感じられて
親としては頭の下がる思いでした。

毎日ありがとうございます!

これは面白い記事になりそうな予感。







根室のエスカロップ。

バターライスの上にトンカツを乗せて
デミグラスソースで食べるというローカル洋食ですが、
これを息子が給食ではじめて食べてきた日はえらい感動して
「うまかった、うまかった、家でも作ってくれ」と言うので、
クックパッドを見て作ってみました。



う〜ん 確かにバターライス+トンカツwithデミグラスソースが
口の中で混ざる瞬間は旨すぎてガツンとやられます。
これは子どもが好きな味。

そして、美味しいものは高カロリー。












夏フェスのシーズンがやって来ました〜

今年はライジングサンではなく、
岩見沢のJOIN ALIVEに家族で参加しました。





なぜ今年はJOIN ALIVEにしたの?と問うならば!

それは筋肉少女帯が20年ぶりに
北海道にやって来たからなんですね〜

ステージ前の客層は往年のナゴムギャルから
小さな子どもを連れた夫婦も目立ちました。
活躍歴が長いとファンも年を重ねてるよね…






自分たちのこと「アラフィフ・メタルバンド」なんて言ってたけど、
久々の筋少、およびオーケン(大槻ケンヂ)は
やっぱりかっこよかったのでした。


一時解散したとはいえ、
なぜ20年もの間北海道に来なかったのかというと。
「飛行機に乗るのが怖くて来られなかった」そうで
ミュージシャンらしからぬ繊細な発言をするところも
オーケンらしくて可愛いです。


へぇー20年ぶり、なんてそのMCを笑いながら聞いていたんだけど
「20年前のそのライブに一緒に行ってるよ」
と夫に言われびっくり。


まさに光陰矢の如し。








時の流れの速さをしみじみと感じたことがもうひとつ。

東京に住んでいた頃、私たち家族は
オーケンと住んでいる場所が近く、
中野駅で二回ほど偶然出会ったことがあるのです。

一度目はホームで隣り合わせに、
二度目は混んでいる電車の中で。

そのどちらも私は小さかった息子を抱っこして連れていたのですが、
すらっと背が高くて素はとってもイケメンな彼が
優しい目で息子に笑いかけ、
そっとスペースを開けてくれたのです。


これには感激して胸キュンどころではありませんでした。
筋少の歌はもちろん、
オーケンのエッセイや小説も全部読んできたのよ。
そんな人に 二度も優しくしてもらったことは
私にとっての若き日の中央線メモリー。


あの時無邪気に私の腕の中にいた
ゴロンと重い漬物石みたいだった息子は、
今ではすっかり細くシュッと背が伸びて
脚はまるでバンドマンみたいになりました。

(高校生くらいになったらバンドやったらいいのに!)
←ライブハウスにこっそり観に行きたい。


夏フェスは今年の夏の思い出を作ってくれるものだけど、
同時に懐かしさも思い起こさせるもの、

だから毎年行きたくなるのかもしれないな。


















たった1泊2日ですが息子が修学旅行に出かけたので
夕方になってもおやつの用意はしなくていいし
脱ぎたての臭い靴で玄関先の空気が濁ることもありません。
何だか少し自由な気分の木曜日。







そんなわけでこの日の夜は 夫と待ち合わせて
夕飯を食べに行きました。
私としては久しぶりのススキノへ。

ちょうど夏祭りが始まっていて、
通りは歩行者天国になっていました。

出勤前の和服姿のママがお客さんとビールを飲んでいたり
カラオケ大会が開かれていたりと賑やかムード。
夏の夜の特別感にワクワクしました。






せっかく外食するなら子連れじゃ行けない場所にと
独身時代に一緒によく通っていた美味しい串揚げのお店へ。
私は実に15年ぶりの訪問となりました。


こちらのお店は店主のおじさんが
目の前で全部種類の違う串揚げを次々と揚げてくれるので
お腹いっぱいになりそうな時に「ストップ」をかけるシステムです。


小さなカウンターだけの大人のお店なので
息子を連れて行くにはまだまだ。
行きたいな〜と時々思い出しながら、
結婚生活前半は東京暮らしだったし
子育てしていたりで
気づいたら15年も経っていました。


久しぶりにお会いしたおじさんは変わらずお元気で
私たちの来店に驚き、とても喜んでくれました。


上品で活きの良い串揚げの味も、
清潔で居心地の良い空間も変わっていなかったのだけど、
ただひとつ変わっていたのは、
職人気質で無口だったおじさんが
ものすごく喋る人になっていたことでした。

しょーもない串揚げのネタあてクイズ
(当てたらハワイに行ける)を仕掛けてきたり、
ダジャレやちょい下ネタのおやじギャグを挟んできたり
別人かというくらいのはじけっぷりで
15年の間に彼に何があったんだろう…
と考えずにはいられませんでした。


こないだ「ヨルタモリ」で糸井重里とタモさんが
人間65過ぎたらカッコつける必要がなくなって
色々な欲もなくなる、
と話していたのを思い出しました。

きっとおじさんも年齢を重ねて
「素の自分」が心地いいという境地に達したのでしょう。


「いや〜おじさんの変化には驚いたね!」
笑いながら串揚げ屋さんを後にして、
二軒目にワインでも飲もうとビストロバーに寄りました。


そこでは、一緒にいるのにそれぞれがスマホの画面を見続ける
不思議な女性二人客、
あまり飲めないのに美人の彼女の前でカッコつけてウィスキーを頼む男子、
お店が鰻の寝床のように長く狭いため
酔っ払って壁にぶつかり
なかなかトイレまで辿り着けないオヤジさんなどなど、
昼間には見られない「夜の人間模様」が繰り広げられていました。

そんな人間観察をしていた私は
酔うほどまでに飲むこともなく、
次の日の予定をきちんとこなすために自制心が働くほど
すっかり大人になっていたのでした。

それでもやっぱり夜は面白いと感じる
久しぶりのススキノ探訪でした。












リナ・プライオプライト監督
アリ・セス・コーエン プロデュースのドキュメンタリー映画
「アドバンスト スタイル そのファッションが人生」を
シアターキノで観ました。


NYに住む、60代以上の超絶おしゃれマダムが
わんさか出る映画ということで興味を持っていた
私の母も一緒に。






美やファッションに造詣が深かったお祖母さんの影響で
フォトグラファーになったアリさん。
NYで出会ったおしゃれマダムたちを撮影し
ブログにアップし続けたところ見る間に
ものすごく話題になって
この映画が出来たそうです。






映画では7人のマダムに焦点を当てているのですが
長く生きていらっしゃるだけあって皆さん
人生いろいろ。女もいろいろ〜。(byお千代さん。)


悲しみや苦しみを乗り越え
逞しく生きてきた(もちろん今も)からこそ
個性的でパンチの効いたファッションに説得力があるのです。









エレガント!
ロシア人の両親の元に生まれた
ダンサーのジャッキーさん。

81歳でこのプロポーションを維持し、
2012年ランバンのモデルにも選ばれました。






ジポラさん(62歳)。
この方は他の方に比べるとまだお若いのですが
カラーミックスが絶妙で本当にかっこいい!んです。






私が一番 気が合いそうだなぁと思ったマダムは
NYのアッパーイーストサイドで
40年以上ヴィンテージショップを経営している
「Off Broadway」のオーナー、リンさん(79歳)。


このど迫力のファッションからも分かるように
いつも自信に溢れ
来る客を褒めることはもちろん、
もっとおしゃれに見えるよう辛口のアドバイスも忘れない
元気が泉のように湧き出てるスーパーマダム。


いつかリンさんに会いに
このお店に遊びに行ってダメ出しされてみたい!
(どうか長生きしてね)







お人柄がいちばん好きだったのは
歌が大好き、アーティストのイロナさん(93歳)。

いつも力が抜けていて どこか達観しているところに
懐の深さを感じさせるチャーミングレディ。





長年愛用していたParisのアーティストの
つけまつげが手に入らなくなったので、
なんと、オレンジ色の地毛をまつげとして
自作してしまったという筋金入りのおしゃれさんです。


ケ・セラ・セラ〜な彼女の生き方、
太陽のような笑顔にすっかり魅せられました。
待ち受け画面にしたい程 キュート!


おしゃれは自分自身が楽しむことが一番。
改めてそれを教えてくれた7人のアドバンスト レディたちと、
彼女たちにとって孫のようなアリさんの、
上品で優しい気持ちがいっぱい詰まった
素敵な映画でした。

























緑生い繁るカフェ たべるとくらしの研究所で
大森伃佑子さんがディレクターを務めるファッションブランド
《DOUBLE MAISON》の展示会がありました。

大森伃佑子さんといえば
オリーブ世代に絶大な人気を誇る現役スタイリスト。

私も高校生の時からお慕い申し上げていて、
受けた影響は計り知れず。

いまの自分のファッションスタイル
(や精神面まで)を作ってくれた先生のような人。






ヨーロッパのアンティークレースや
伝統的な織りや柄を取り入れたクラシックだけど
少女の反骨精神を混ぜ込んだ芯の強さを思わせるスタイリングや






高橋マリ子、緒川たまき、市川実日子、蒼井優など
私の大好きなモデルや女優さんに着せる着物のスタイリング。







夢みたいに甘くてファンタジックな世界を
魔法のように生み出してしまう
大森さんの仕事が昔も今も本当に憧れ。







蔦に包まれた夏の たべるとくらしの研究所前に
新作の浴衣が映えて、入り口からして
もう素敵なムード。
のれんが涼しげに揺れていました。


車を停めようとしていた私を
いきなり出迎えてくれたのは大森さんご本人。


ブルーのストライプのロングスカートの裾をフワフワせながら
トレードマークのおかっぱヘアに柔らかい笑顔で。


初めてお会いしたのに、私はもう嬉しくて嬉しくて
「大森さーん」と駆け寄ってしまいました。


そんな不躾な私の振る舞いは全く気にしていないような雰囲気で
私の全身をキラキラした笑顔で見つめ

「わぁーかわいい!おっしゃれねぇー!
このミナのワンピース私も買っておけば良かったわ。
もう買えないものね。理想の着こなしね!」


「この柄はほんとに好きで、装苑でも着物とコーディネートしたのよ。」
(ええ もちろん存じてますとも…)←私の心の声


などと、いきなり憧れの師匠に誉められて
私は天にも昇る心地に。


そのあとも飛び出す言葉の数々に
ファッションが心からお好きなのを感じたし
おしゃれというキーワードでお話をさせてもらえることに
心臓が震えました。




DOUBLE MAISONは着物と洋服、
アクセサリーや靴などの小物まで
トータルでおしゃれを楽しめるよう
大森さんがプロデュースしたブランドで、
店内は東京から持ってきてくれた素敵な物たちでぎっしり、
おしゃれな女性たちのため息でさらに熱気ムンムンでした。







買い物は全く迷わない私。
ひと目見た時に直感で決め試着したこのワンピースを
今日の記念に買いました。


普段ちょっと良いレストランに行く時や
卒業式などのセレモニーに着るために
永久に着続けたいと思います。


シルクの小さな襟とカフス。胸からウエストにかけて
コルセットのようにキュッと細くなったその下は
たっぷりとギャザーが寄った、
足首までのフレアスカート。
まるでイギリスの寄宿学校の制服のようなワンピースです。


年を重ねても永遠の少女性を失わないでいてほしい
という大森さんのメッセージが込められているに違いありません。


事実、大森さんは透明感溢れる所作が少女のようで、
ここまでエイジレスな女性はなかなかいないと思いました。


そして緩やかな物腰ながら、ファッションに関しては
まるでキャッチコピーのように端的で鋭い言葉選びをされるところに、
好きな世界を貫いてきたプロの格好よさをビッシビシと感じました。






ああ、どんなに忙しくても
好きな人には会いに来るべきだわ…良かった。
もう 今日は胸いっぱい。


お庭で、いつものたべるとくらしのスタッフの方
(大森さんのコーディネートでドレスアップしていて
見違えるほど素敵だった)が
入れてくれた酵素ゆずジュースを飲んで
ほっとクールダウンした私です。







うちに着いて 買い物のお礼にと頂いたお土産を開けて
またワッと嬉しくなりました。


ニセコの和菓子店、松風さんの寒水。
小さな羊さんがひとつ組み込まれていたのですが、
羊=ジンギスカン、北海道を連想させる粋なお土産です。


さすが すべてにおいて名スタイリストなのだわ。













手描きのイラストがかわいらしい
キッズコーナーのフィッティングルーム。
ここは売り場面積 世界一、
札幌駅前のユニクロESTA店。

超大型店にしかないからと
息子にアベンジャーズのTシャツを買って欲しいと頼まれて
はじめて行ってみたのですが、さすが世界一。
フロアの端が見えないほど広いのでクラクラしました。


札幌駅に近いので観光の外国人がいっぱい。
セール帰りの日本人の親子連れもいっぱい。
きれいにディスプレーされた店内は清潔で見やすいし、
混んでいても店員さんはレジが速くて更に笑顔。
こういうのを体験するたび
日本人の接客サービスは世界一だなと感じます。







アベンジャーズ以外にもスーパーマンやバットマンなど
アメコミキャラクターのTシャツが揃っていたので
ついでに私もBAT GIRLのTシャツを買っちゃいました。
週末限定価格の790円なり!


強い上に賢くてセクシー。
ブラックウィドーにバットガール、
そして峰不二子に憧れます。

彼女たちみたいにピッチピチのジャンプスーツが似合ったら…
いろんな意味で無敵です。








Tシャツもいいけど、
今年はもっと気軽に浴衣を着て出かけてみたい。


別のコーナーでは涼しげな浴衣が並んでいて
竹久夢二と中原淳一デザインの絵柄をベースにした浴衣を発見。

ちぎり絵のような水玉柄や赤い梅柄などで
大正モダンと昭和レトロな雰囲気を再現していてなかなか素敵。
北海道ではESTA店でしか扱っていないそうです。

《みづたま》《ジュニアそれいゆ》など
浴衣に付けられた名前にもときめきました。

浴衣と帯のセットでお値段、なんと5990円。
生地の薄さには目をつぶってでも
着てみたいって思いました。









昨日、紀伊國屋書店の児童書コーナーで
よい絵本に出会いました。

「月夜とめがね」小川未明 作・高橋和枝 絵
(あすなろ書房)

「日本のアンデルセン」なんて呼ばれている小川未明の童話は
不思議で少し奇妙なお話が多いように思うのですけど、
何より言葉づかいが古風なところが好きなのです。


朗読すれば更に良さが増すので、
買ってからひとりで音読してみました。
ちょうど昨夜は満月でした。







森のはずれにひとりで暮らすお裁縫の好きなおばあさんが
月夜の晩、いつものように針仕事をしています。

ランプの灯りをたよりに
見えづらくなった目を凝らしつつ作業をしている間は
若い時のことや、離れて暮らす親戚や孫娘のことなど
空想の世界を縦横無尽に愉しむおばあさん。


そんなおばあさんの元にふたりの来訪者がやって来ます。






一人目の訪問者はめがね売りの紳士。

二人目は白ばらの香水工場で働く(ばらの香水ですって!)
美しい少女。
指の怪我を手当てして欲しいと頼むのです。

目がよく見えないおばあさんが
さっき買ったメガネをかけて傷口を見てやろうとすると、
少女は白いちょうちょの姿になって
いつの間にか裏庭の花園に消えてしまうのです。


おばあさんは たまげてしまうのだけれど、
すぐに気を取り直し
「みんなお休み。どれ、わたしも寝よう。」と言って
部屋の中に入ります。

月の輝きだけを残して
また森は静寂に包まれていく…。


と、まぁざっとお話するとこんな物語です。


うす青い月の光が水のように世界を照らす様子も
おばあさんと二人の訪問者の
のんびりとしたやりとりの描写も
うっとりとしてしまうほど美しく、
小川未明のゆったりとした古き良き美しい日本語と、
現代の画家による淡く優しいタッチの絵が
見事に溶けあっています。



これから、月のきれいな晩には
何度も読むことになりそうな絵本です。







他にこちらの本は、立ち読みしたのですが
心に残る本でした。

福島原発20キロ圏内の立ち入り禁止区域に指定された牧場
「希望の牧場」がこの絵本の舞台です。

牧場に取り残された被ばく牛や犬や猫たちと共に
自らの意志で牧場に残った、牛飼いのおじさんの実話。


「希望の牧場」森 絵都 作・吉田 尚令 絵
(岩崎書店)

もう売ることができない牛たちだけど
牛飼いの使命として牛たちを見殺しにはできないと
おじさんは世話をし続けます。

自分のやってることが 正しいのか間違っているのか日々悩み
まだ答えは出ないけど
目の前の動物たちが生きているから、ただ世話をする。


牛飼いとしての本能に従って生きるこの人の姿勢、
力強いこの絵本に胸打たれ、店先で涙が出てしまいました。


でも結局なんだか辛くて買えませんでした。
今回は「月夜とめがね」を買ってファンタジーの世界に逃げた私。


こちらの本は売り上げの一部が
希望の牧場の経営資金、
牛たちの餌代にそのまま渡されるそうなので
次の機会にはきっと購入しようと思っています。








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嘘とミシン商品取扱い店『 me chill 』

札幌市中央区南1西17 1-18 白樺ビル5階 502号室 011-676-4898 10時open~18時30分最終受付 日・祝 定休

『 雑貨店 fève』

札幌市白石区東札幌2条2丁目1-19 011-878-0330

嘘とミシンの作品通販サイト『minne』

http://minne.com/usotomishin

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