またひとつ小学校の大事な行事が終わりました。
それは、卒業を控えた息子のクラスに贈る
お母さんたちによる最後の絵本読み聞かせイベント。
読み聞かせレンジャーショーです。
最後の日には担任の先生にも参加してもらうことにしました。
先生の役は未来から来た宇宙人。
子供たちから知識や想像力を奪い、
地球を征服しようと企む悪いヤツという設定。
そこにレンジャー隊が登場。
宇宙人with 手下のショッカーとの戦いが始まり、
レンジャー隊が勝利して子供たちの未来は無事守られる、
というストーリーです。
こんなふざけた寸劇ですが、
お話を持って行ったとき先生はノリノリでOKしてくれ、
100円ショップで購入してきた宇宙人のマスクも
顔のサイズに合わせて縫い直してきてくれる熱の入れよう。
当日は、最高にも盛り上がるショーとなりました。
というのも先生の熱演ぶりが素晴らしく、
元劇団員でしたか?というくらいのアドリブもあり
子どもたちから爆笑の声が上がったのでした。
「あんなにゲラゲラ笑うの久しぶりに見たね!」
「6年生になってもあんな風に笑うんだねー
かわいいねー」と
廊下でマスクをかぶりスタンバイしていたみんなで胸を熱くしました。
(すぐ母親モードになるレンジャー隊)
もちろん、そのあと登場した私たちレンジャー隊のことも
子どもたちはニヤニヤ笑いながら迎えてくれ、
あたたかい雰囲気のまま無事ショーを終えることができました。
私の思いつきで始まった、学期末ごとのレンジャーショーに
付き合ってくれたステキすぎるお母さんたちです!
40人の子どもたちの前でマスクをかぶって
レンジャーポーズを決めながらセリフを叫ぶなんて…
最初は恥ずかしかっただろうに。
みんなとっても楽しんでくれた上に、
「やって良かったね。いい思い出になったね。
もう怖いものはないわ〜。」
「中学校でもやる?」とまで言ってくれて感無量。
みんなの言葉を聞いて
マスクの下でそっと涙を流すリーダー・レッドなのでした。
もうひとつ、学校関係の仕事で良いことがありました。
私が去年から一年間携わっていたPTAの広報委員で作った広報誌が、
毎日新聞社のコンクールで優秀賞を獲りました。
130校近くの中でのベスト5に入ったなんて嬉しくて、
一緒に取材をしたチームのみんなで大喜びしました。
《やるからには賞を狙う》気持ちで
全員で工夫を凝らして取り組んだ取材活動。
仕事を持つ忙しい人も多いし年代も違う母たちの集団ですが、
活動を通していろいろなことを学ばせてもらいました。
この役員をやらなければ出会わなかった人たちです。
新しい出会いは何歳になっても嬉しいことで
今のタイミングで出会うべくして出会った、
私に必要な人間関係だったのだろうなと思うのです。
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写真のケーキは《広報誌が優秀賞獲ったよ!》のメールを見た夫が
会社帰りにお祝いに買ってきてくれたケーキです。
これで4人分の大きなケーキですが
箱にはこの他に小さいケーキが3つも入っていました。
なんで男の人ってケーキ買うとき人数分より必ず多めに買うんだろ〜
って思ったけど、うれしく頂きました。