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  • 2021.01.28 Thursday
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ちょっと前になるのですが
中野量太監督 映画「長いお別れ」を観てきました。

愛に溢れたパワフルなお母さんを宮沢りえが熱演した映画
「湯を沸かすほどの熱い愛」と同じ監督の作品。

さらに今回は認知症のお父さんを
7年かけて見送る家族の話だったから、
泣くのは分かり切っていました。

だけどどうしても観たい気持ちに駆られて
映画館に足が向いたのです。





ゆっくり記憶を無くしてゆくお父さん(山崎努)と
娘たち(長女・竹内結子、次女・蒼井優)。
そしてちょっとおボケさんなかわいいお母さん(松原智恵子)の関係が
とても自然でほんとうの家族のように見えました。

校長先生まで勤めた真面目で勉強熱心だったお父さんが
どんどんボケていく現実は辛かったのだけど、
家族が悩みながらも支え合っていく姿があたたかくて。

ふたりの娘たちが抱えるそれぞれの人生の悩みも描かれていました。

家族でアメリカに暮らし反抗期の息子を抱えながら
介護のためにアメリカと日本を行き来する長女(竹内結子)の姿は
同じような悩みを持っていた私には
大いに共感できるところでした。



また、恋愛も仕事もうまくいかない次女(蒼井優)が
ボケてるはずの父に励まされ助けられる場面もありました。

自分も肝心なときは最後に父が助けてくれたなぁと
(あ、私の父は認知症ではなかったのですが)
昔を思い出して鼻の奥がツーンと。





じつは山崎努さんは
昨年亡くなった私の父の雰囲気に似ています。

この映画を知ったとき、
映画館に行けば動いている父に会えると本気で思いました。

私は父のお葬式で全く泣けませんでした。

感情が無くなったんじゃないかと思っていたのですが
単に心に蓋をしていただけで
月日が経つごとにその蓋が開き、
悲しみが増すようになってきています。

ふと街を歩いている時に父の面影を探していたり
あの時もっとああしてあげれば良かったと
後悔の気持ちが押し寄せて苦しくなったり。

だから今回、映画館で思い切り涙を流せたことで
モヤモヤしていた心が少し浄化されたような気がしています。










ファーは暑いだろうかと思いながら作っていましたが
猫の姿になると何ともかわいくて憎めない奴ら。

ふわふわねこポーチのシリーズが
久しぶりに雑貨店fèveさんに入荷しています。

女性の手のひらよりも一回りくらい大きなサイズで
持ち歩くコスメ類や飴玉などのお菓子類、
携帯の充電器などを入れるのにちょうど良いポーチです。

と言いながらもう残り2匹しかいないのですが
お近くの方は会いに行ってやってください。

こちらのふわふわねこポーチ、
minneの嘘とミシンのギャラリーでは受注生産もやっています。




お世話になっている東札幌の雑貨店fèveさん、
3周年を迎え店内はますますカラフルに。

文房具からおしゃれ雑貨、インテリア小物、
作家作品など見どころいっぱい。
年齢問わず楽しめるお店ですよ。





嘘とミシンのコーナーもいろんな商品が揃っています。
遠くにお住まいの方はfèveショッピングサイトにも
店内と同じものがアップされていますので
お楽しみくださいね。




そしてこちらはfèveさん3周年の記念品第一弾として制作した
スペシャルなキャンディーリースです。




このリースは、夢の宝箱のようなfèveの店内をイメージして作りました。
3周年記念のスタンプが入った限定品です。





リースについているヴィンテージ生地を使った
ひよこちゃんと女の子の人形はブローチになっているので
このように取り外して使えます。

お手持ちのほかのブローチをリースにつけて
アクセサリーを見せて収納するという使い方も。




以前お店のために作ったソラマメつきキャンディーリースと
限定リースがふたつ並ぶと華やか〜!

※おかげさまでこちらの限定リースは早々にSOLD OUTになりました。


嘘とミシンの世界を理解し、好きでいてくださり、
応援してくださる雑貨店fèveの店長なほさんと
たくさんのお客さまにあらためてお礼を申し上げます。
ありがとうございます。

今年は昨年よりもバリバリ作品づくりをしています。

楽しみにしていてくださいね。










6月。
本州は梅雨入りし、でんでん虫の季節を迎えていますが
札幌は暑くも寒くもないちょうどいい塩梅です。

学生たちは夏服に衣替えし、
私も好きな麻の洋服ばかりを着るようになりました。

吹く風に誘われ、坂の上にあるカフェに
迷い迷ってたどり着いた、ある日の一枚。





普段はビール以外の冷たいものはあまり飲みたくならないのだけど
この抹茶オーレは美味しかったなー。






夏が近づくと体が欲する食べ物やスパイスがありますね。

私にとってはそれがレモンやオレンジなどの柑橘類と
ミント、バジル、クミン、パクチーなどの刺激的なハーブ類です。

それらを季節の野菜(いまアスパラ最高)や
肉魚類の調理に加えるのが、毎日の小さな幸せです。

と同時にそれはお弁当にも自動的に適用。

高校生へのお弁当づくりも連日のことで
レパートリーも一巡してしまいました。
そこで新しいレシピ本を追加し、ハーブ類を駆使して
少しエスニックな味付けを始めることにしたのです。

反応は、とくにない。
思春期男子は感情表現が乏しくてつまらない。

ただしクレームも来ないから、
引き続き夏向けのスパイス料理の研究を続行することにします。






自分の分のごはんもお弁当箱に詰めておき、
それをお昼に近所の公園で食べるのもマイブームです。

芝生に裸足で座り
子どもたちのはしゃぐ声をBGMに
誰にも気を遣わずにお弁当を食べて
お茶をするひとときは最高です。

頭の中が整理できたり、
新しいアイデアが湧いてきたりします。

つぎ晴れたら行く公園も、もう決まっています。
(公園deお弁当日記は次回に続く)








フジテレビ(関テレ)のドラマ「パーフェクトワールド」は
交通事故で脊髄を損傷し
半身付随になった樹(松坂桃李)と
つぐみ(山本美月)の2人をめぐる運命の恋の物語。

障がいのある人との恋愛とその先の結婚には
きれいごとでは済まないハードルがいくつもあり、
ハッピーエンドになるのが分かってはいても
切なくてもどかしくて…
どこかしらで毎度泣かされています。

松坂桃李という人は役によってガラリと目の表情を変える
上手い役者だとつくづく感じますが、
今回はとくに憂いと優しさを帯びた
哀しい表情が一級品。





このドラマのために米津玄師が書き下ろした
菅田将暉の歌「まちがいさがし」が
ドラマ終盤で流れるとより一層切なくて。

この曲、歌詞もメロディーも良くて、
車の中で毎日流しては熱唱しています。

菅田将暉は俳優としても好きだし
これからもずっと成長を見つめていたい人。
声そのものも良くて、歌になるとよりそれが際立つんですよね。





そうそう、話を松坂桃李に戻すと
映画「居眠り磐音」も
公開初日に見に行きました!


時代劇なので勧善懲悪モノなんですが
人間関係や時代に翻弄され
愛する人と二度と会えなくなる主人公・磐音を
やはり悲哀たっぷりに演じていた桃李が
す、て、き でした。

佐伯泰英の原作のコアなファンにはどうだったのかな。
(もちろん未読です。)

今回の映画は長い小説の
ほんの冒頭部分しか描いていないようなので
続編があれば観たいですが、
興行成績がイマイチなようなので それも期待薄です。

NHKでドラマ化された時の磐音役、
山本耕史のイメージのほうが強いと言われたりもしてますが、
私の中では桃李の磐音が一番よ。










札幌から持参した佐藤珈琲のドリップパックで
ゆっくりコーヒーを淹れて
スッキリと目覚めた2日目の朝。

宿泊した三田のアパホテルの目の前に
(初アパ。シンプルで快適だった)
六本木行きのバスが来る停留所があったので
飛び乗ったまでは良かったのですが。

違うルートのバスだったことが分かり、途中下車。

毎回細かくスケジュールと移動手段を決めて行動するのに、
肝心な方向や車両をよく間違う私。
そんな時は迷わず地元人らしき方に道を聞く!





そんなわけで、赤ちゃんを抱っこした
親切な若いパパに教わったとおり
違うバスに乗り換えて無事六本木ヒルズに到着。

現代アートの展覧会
「六本木クロッシング 2019展 つないでみる 」を観に
53階の森美術館までエレベーターでギューンと。

六本木クロッシングは3年に一度開催されている
現代アートの展覧会。

いまどんなアーティストが注目されているのか知りたくて、
またかっこよく言うと今の時代の空気を感じに。
欠かさず観に来ています。





難しいことを考えず
感じるままに眺められるのが現代アートのいいところ。

「 人工的な恋人と本当の愛 / 林 千歩」は 配置された無機的なモノから
エロティックな連想を脳内で引き起こさせるという面白い作品でした。






「A LIVE UN LIVE」は
ファッションブランド、アンリアレイジと
東大研究所のコラボ作品で
低沸点液体を素材に入れたドレスが体温や光に反応して
色を変化させながらクルクル回るというもの。

音楽はサカナクションの山口氏が担当していて、
最先端テクノロジーとアート、ファッション、音楽の融合という
最もトーキョーらしい作品を観たという印象を持ちました。





床に貼られた白と黒の市松模様の上を歩く観客は、チェスの駒になる。

「鏡の国のアリス」より
「Although king logs others 王様は他人を記録する / 津田道子 」。
私もアリスのつもりで鏡に映り、作品の一部になってみました。


日本のアーティスト25組による60点の作品をゆっくり観ていたら
時間があっという間に過ぎていてびっくり。

隣でやっていた「ムーミン原画展」も気になったけど
他にも東京は観たい展覧会ばかり、キリがありません。

毎日何かしら開催されているアート展に
都内に住んでいたなら時間を作って足を運べるものですが、
今は厳選するしかありません。





森美術館から徒歩で青山まで20分。
表参道のCallのテラス席にて、
カレーライスとオオヤコーヒーのアイスコーヒーで
早めのお昼ごはんを食べました。


母の日でもあったこの日。夜ごはんはうちの男性2人が
九州料理店でのご飯を予約してくれていて、
早めの飛行機で札幌に帰ることにしていたので
このランチが最後の予定になってしまいました。

気持ちがいいので外での食事が大好きなのですが、
東京にいるとより積極的にテラス席を希望します。
(強烈な紫外線を浴びながら。)

やっぱりどんなにガードしても
うっすら薄黒くなってしまいますね…。
それほどに関東の陽射しは強いです。




【家族や友人へのお土産】

Call のグロッサリーストアで食材やお酒をあれこれ買って
宅配便で送ってもらったら
後日こんなにすてきな梱包で届きました。

ガラスやお菓子が壊れないようにとの気配りの
パッキンひとつずつがかわいすぎます。


スパイラル5階にあるCall は衣食住すべてが揃う
生活雑貨ストアで、
オーナーの意向で雇用年齢制限は100歳というお店。

上はたしか御歳85歳までの女性店員が
生き生きと働いている場なのであります。

人生の大先輩の優しいアドバイスやおススメで
おいしく安全で珍しい調味料や食材が買えるし
心温まる交流がのちの旅の記憶になるので、
ついついまた行きたくなる素敵なお店なんです。









うわ、もう6月。
記憶がおぼろげになる前に書き留めておかなきゃ、東京日記。

思えばひとりで飛行機に乗って旅行するのは約一年ぶりのこと。
昨年は夏から受験や父のことで旅どころじゃなかったから。

空港から直行したかったのは東京ステーションギャラリー。
その前にお昼ごはんを食べなきゃね。
建物の輪郭が濃くなり、夏の気配を漂わせる東京の空。





東京に来るとおいしいお店ばかりで
短い滞在のだいじな一食に迷いますが…
お昼ごはんは串揚げの名店「はん亭」の
丸ビル支店に入りました。

東京駅が一望できるベストポジションに案内してもらい
冷えたビールを一杯。

東京らしい品の良い串揚げをサクサクつまみながら
一泊二日をどう有効に使うか
移動手段も細かく決めての作戦会議をしました。





東京駅丸の内駅舎のドームにはいつもうっとり。

東京ステーションギャラリーは
このドームの中に入り口があります。



「ルート・ブリュック 蝶の軌跡展」。

ルート・ブリュックはフィンランドを代表する女性の陶芸家で、
日本で大規模な展覧会をやるのは初めてだそう。




この色づかいと女3人ティータイムの構図、
これは絵本の1ページですか〜?
(あ、いやこれはお皿なのだ
なんと細部までアートなんだ!)と
と胸が高まりました。

初期の作品には、どれも詩的で童話的な楽しさがありました。





陶芸でこんなことができるのかと驚く表現の豊かさと
色の組み合わせの妙にハッとさせられ、
離れて見た時の全体の美しさに圧倒されました。

ルート・ブリュックは
蝶の研究家だった父を亡くしてからしばらくは
カラフルな蝶の作品ばかりを作っていて、
そのコーナーはものすごく切なかった。


歳を重ねるごとに色が消えて、
晩年の作品は白と黒になっていったところにも
彼女の人生哲学を見たような気がしました。




東京ステーションギャラリーの螺旋階段は
天井のライトまでアール・デコ。
足を止めずにいられません。





さぁ、つぎの街は私にとっての聖地、白金台へ。

かれこれ20年来愛用しているブランド、ミナの
秋冬コレクションの展覧会を見ることも今回の大きな目的でした。

ああ、懐かしきこの入り口の向こうに、
かわいいあの子たちと夢の世界が。

雪降る次の季節が楽しみになるような
デザイナーの変わらぬ情熱とクリエイションを感じる洋服たち。

そして自分たちの作ったものを心を込めて紹介してくれる
変わらないスタッフのみなさんの姿に
やっぱりファッションていいなぁ!と心が震える時間でした。




夜は久しぶりに会った大学時代の友人と
double maisonを覗きつつ神楽坂をブラブラ歩き。

お洒落な女子でいっぱいの
ヌーベル・シノワ的な中華料理店で語り合いました。


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『 雑貨店 fève』

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