札幌から持参した佐藤珈琲のドリップパックで
ゆっくりコーヒーを淹れて
スッキリと目覚めた2日目の朝。
宿泊した三田のアパホテルの目の前に
(初アパ。シンプルで快適だった)
六本木行きのバスが来る停留所があったので
飛び乗ったまでは良かったのですが。
違うルートのバスだったことが分かり、途中下車。
毎回細かくスケジュールと移動手段を決めて行動するのに、
肝心な方向や車両をよく間違う私。
そんな時は迷わず地元人らしき方に道を聞く!
そんなわけで、赤ちゃんを抱っこした
親切な若いパパに教わったとおり
違うバスに乗り換えて無事六本木ヒルズに到着。
現代アートの展覧会
「六本木クロッシング 2019展 つないでみる 」を観に
53階の森美術館までエレベーターでギューンと。
六本木クロッシングは3年に一度開催されている
現代アートの展覧会。
いまどんなアーティストが注目されているのか知りたくて、
またかっこよく言うと今の時代の空気を感じに。
欠かさず観に来ています。
難しいことを考えず
感じるままに眺められるのが現代アートのいいところ。
「 人工的な恋人と本当の愛 / 林 千歩」は
配置された無機的なモノから
エロティックな連想を脳内で引き起こさせるという面白い作品でした。
「A LIVE UN LIVE」は
ファッションブランド、アンリアレイジと
東大研究所のコラボ作品で
低沸点液体を素材に入れたドレスが体温や光に反応して
色を変化させながらクルクル回るというもの。
音楽はサカナクションの山口氏が担当していて、
最先端テクノロジーとアート、ファッション、音楽の融合という
最もトーキョーらしい作品を観たという印象を持ちました。
床に貼られた白と黒の市松模様の上を歩く観客は、チェスの駒になる。
「鏡の国のアリス」より
「Although king logs others 王様は他人を記録する / 津田道子 」。
私もアリスのつもりで鏡に映り、作品の一部になってみました。
日本のアーティスト25組による60点の作品をゆっくり観ていたら
時間があっという間に過ぎていてびっくり。
隣でやっていた「ムーミン原画展」も気になったけど
他にも東京は観たい展覧会ばかり、キリがありません。
毎日何かしら開催されているアート展に
都内に住んでいたなら時間を作って足を運べるものですが、
今は厳選するしかありません。
森美術館から徒歩で青山まで20分。
表参道のCallのテラス席にて、
カレーライスとオオヤコーヒーのアイスコーヒーで
早めのお昼ごはんを食べました。
母の日でもあったこの日。夜ごはんはうちの男性2人が
九州料理店でのご飯を予約してくれていて、
早めの飛行機で札幌に帰ることにしていたので
このランチが最後の予定になってしまいました。
気持ちがいいので外での食事が大好きなのですが、
東京にいるとより積極的にテラス席を希望します。
(強烈な紫外線を浴びながら。)
やっぱりどんなにガードしても
うっすら薄黒くなってしまいますね…。
それほどに関東の陽射しは強いです。
【家族や友人へのお土産】
Call のグロッサリーストアで食材やお酒をあれこれ買って
宅配便で送ってもらったら
後日こんなにすてきな梱包で届きました。
ガラスやお菓子が壊れないようにとの気配りの
パッキンひとつずつがかわいすぎます。
スパイラル5階にあるCall は衣食住すべてが揃う
生活雑貨ストアで、
オーナーの意向で雇用年齢制限は100歳というお店。
上はたしか御歳85歳までの女性店員が
生き生きと働いている場なのであります。
人生の大先輩の優しいアドバイスやおススメで
おいしく安全で珍しい調味料や食材が買えるし
心温まる交流がのちの旅の記憶になるので、
ついついまた行きたくなる素敵なお店なんです。